RMX-SJ13 整備資料



 2018.02.27 念願の 「 前後 17インチ化 」①/ スポークとホイールの準備





公道RMXの仕上げとして前後17インチにすることにしました。
ホイールとタイヤは一般的な3.0×3.5、110/70×130/70。
他車使用の17インチモタードホイールを入手し、RMXハブ対応の17インチホイール用スポークを使ってホイールを組むことにしました。
このスポークの寸法を測定しておきましたので、ブランクスポークを使う方は参考にしてください。


現在のホイールとタイヤ
ホイールサイズととタイヤサイズの選定
17㏌ホイールを組む場合のスポークの入手方法
標準スポークを短くしてネジを切る
ブランクスポークを曲げる
SJハブ用17㏌ホイール対応スポークの既製品を使う
SJハブ用17㏌ホイール対応スポークの寸法/ブランクスポークを使う場合の長さと曲げ角度
DR 250/SJ 44用のExcel 前後 17インチホイールを入手



1.現在の状況


a.オンロード・SJ13 を完成させよう


寒かったのとFJのフルパワー化でFJにかまっていたことで、SJは放ったらかしになっていました。

というのは建前で、本音は「だんだんとバイクに乗るのが億劫になってきた。」

  SJ を最後に触ったのは、昨年10月1日のセッティング。
  この写真は昨年の9月のものです。

  この SJ で最後に残されている課題が 「 リヤ17インチ化」。
  「 フロント 17 × リヤ 18 」 ではモタードと言えませんからネ。

  毎年、歳をとるだけで SJ には何もしてやれない。
  もう 「 いつお迎えがきても観念しなければならない年齢 」 になっている。
  「 この SJ だけは 次に継げたい。」
  「 リヤを17インチにして、オンロード SJ13 を完成させてやろう。」

  手持ちの時計をYahooオークションで売って資金を作りました。
  なんと、10年前に2万円くらいで新品入手したものが、86500円で落札されました。→→→ こちら 

  この 「 SEIKO 7S25-00D0 ・ 俗称サムライ ・ 初代チタンモデル 」 は製造中止でプレミアが付いています。
  復刻版はステンレスケース ・ 海外製造で人気がありません。
  初代 Made in Japan のサムライなら、程度が悪くても5万円くらいで落札されます。
  機械式時計は10年くらいで寿命がきてオーバーホールが必要になります。
  このサムライを持っている方は 「 時計が動いているうち 」 に是非出品してください。


※Yahooオークションでは売れたときに 8.64%の手数料を徴収されます。
  だから、実際に入金されるのは、86500×0.9136≒79000円で、7500円がYahooの取り分。
  自動車を出品して1000万円で落札された場合は、
  出品手数料 / 3024円+落札手数料 / 3024円=6048円。→→→ こちら
  8.6万円の手数料が7.5千円、1000万円の手数料が6千円。大変な矛盾ではありませんか?
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  金持ちが立法・司法・行政を支配しているのが資本主義、一般大衆は耐えるだけなのです。


     
b.現在の状況


フロントは 「 ポン付け 」 の 17インチホイール。

 2015.05 に入手したものです。→→→ こちら

 エクセルの 2.5インチ×17  に 110/70×17 のタイヤ。

 2.5インチホイールの適合タイヤは、
 90/80~130/80 と 100/70。
 110/70はちょっと幅広。

 このままでも問題なさそうだけれど、できればもう少しホイールをサイズアップしたい。

 ※ホイールとタイヤの適合表 →→→ こちら


リヤは純正18インチホイールに 130 / 70×18 のタイヤ。

 純正ホイールは 2.15インチ×18。

 2.15インチホイールの適合タイヤは、
 110 / 80×18、 120 / 80×18、 130 / 80×18。
 偏平率70%の 130 / 70×18 はオーバーサイズ。

 このタイヤははめるのに苦労しました。
 チューブレスタイヤにチューブを入れたこともあったのだけれど、
 オーバーサイズのタイヤだったので、ビートがなかなか出なかったのでしょう。


    
2.ホイールサイズとタイヤサイズの選定


a.フロント/ホイール 3.0×17・タイヤ 110/70×17


 現在の 110 / 70 でタイヤとフォークガードの隙間は 5㎜。
 120 / 70 にすると、両側に5㎜拡がるから、フォークガードと干渉する。
 フォークガードを取り外せば、タイヤとフォークの隙間は 20㎜。
 これなら、 130 / 70 ( 両側に15㎜拡がる ) でもOK。
 しかし、250モタードの標準が 「 フロント 110 / 70 × リヤ 130 / 70 」 なので、
 110 / 70 が順当でしょう。

 ホイールは 110 / 70 タイヤには 3.0が望ましいが、現在の 2.5インチでも問題はなさそう。
 ここは予算と相談。



b.リヤ/ホイール 3.5×17・タイヤ 130/70×17


 現在の 130 / 70 タイヤで、タイヤとチェーンの隙間は 12㎜~13㎜。

 140 / 70 のタイヤなら、両側に 5㎜ 拡がるから、チェーンとの隙間は 7㎜~8㎜ でなんとかOK。

 150 / 70 のタイヤなら、両側に 10㎜ 拡がるから、チェーンとの隙間は 2㎜~3㎜ でギリギリとなる。

 だから、タイヤサイズは 130 / 70 か 140 / 70。
 偏平率を60%に落とせば、「130では13㎜、140では14㎜ 車高が低くなる」ので足付き性が良くなる。

 ホイールは、
 3.0インチの適合タイヤの最大は 130 / 70、 130 / 60。
 3.5インチの適合タイヤの最大は 140 / 70、 140 / 60。
 4.0インチの適合タイヤの最大は 140 / 70、 150 / 60。

 タイヤが 130 か 140 だから、ホイールは 3.5 か 4.0。
 しかし、ここは標準的な 3.5インチに。

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3.17インチホイールの入手・作成方法


SJ13 用の17インチモタードホイールを入手するには二つの方法があります。

「 RMX用のハブ付きのホイール ( ポン付けホイール ) を入手する方法 」 と 「 ホイールを新しく組む方法 」


(ポン付けホイール)

「 ボン付けホイール 」の方は、そのまま取り付けるだけで何の苦労もありません。

しかし、Yahooオークションに SJ13用のポン付けホイールが出品されるかどうかは運次第。
この先、ずっと出品されるかもしれないし、明日出品されるかもしれない。

しかも、値段が高い。※前後で6~8万円。


(ホイールを新しく組む)

確実で安上がりなのは 「 自分でホイールを組む方法 」、つまり、「17インチホイールを入手して、現在の SJ13 ハブ を取り付ける方法」。

ここで問題になるのが、「SJ13のハブに合う17インチホイール用のスポーク」を入手すること。

これには次の三つの方法があります。

    
a.標準スポークを短くしてネジを切り直す方法


標準スポークは当然SJ13のハブに適合します。
あとは、17インチホイールに適合する長さにすればよいだけ。

そのためには、長さを短くするだけでなく、スポークのネジを切り直す必要があります。

 スポークのネジは 「 転造ネジ 」 と呼ばれるもので、
 ダイスで加工する 「 切削ネジ 」 とは違います。。
 ※転造ネジについて →→→ こちら  こちら

 転造ネジを切る工具としてよく目にするのがホーザンのスポークネジ切り工具 →→→ こちら 

 しかし、これは自転車のスポーク ( ♯13,♯14,♯15 ) 用で、
 オートバイの太いスボーク ( ♯10 ) のネジを切るためには、それ用の替刃が必要。
 ところが、その替刃は製造中止で入手困難とのこと。

 しかも、ネジ切りには技術と経験が必要で、片輪の36本を仕上げるのには相当な労力が必要とのこと。

 それで、この方法は没。


    
b.真っ直ぐなスポーク ( ブランクスポーク ) を曲げる方法


「そのハブにスポークが適合するかどうか」は「スポークの曲げ角度」によります。

だから、真っ直ぐなスポーク ( ブランクスポーク ) の頭を SJ13 のハブに合うように曲げてやれば適合スポークになります。

当然、17インチホイールに合うような長さでなければなりません。
しかし、プランクスポークは太さが各種揃っていて、長さも2㎜単位。転造ネジも切ってあるので、太さと長さが合うものを選べばよいのです。

 こちらが DACHI の スポークベンダー →  DACHI スポークベンダー P1010
 値段は 13943円。

 ブランクスポークも DACHI から出ています。
 ,値段は10本セットで 1352円、片輪で36本必要だから、1352円×4セット=5408円。
 ニップルは10個セットで 655円、片輪で36個必要だから、655円×4セット=2620円
 片輪材料費=5408+2620=8028円。

 ※スポーク : 3.5㎜Φ×172㎜=DC432-5172 ( 下記 d ) → DC432-5172 (or DC432-5170)
 ※ニップル : 3.5㎜Φ対応=DC436-10B3S → DC436-10B3S

 スポークを曲げるという技術が習得でき、スポークベンダーという工具も増えるので、
 「 工具好き 」 としては興味がそそられます。


    
c.SJ13 ハブ用の17インチホイール適合スポークを入手する方法



手っとり早いのば「上の作業がしてあるスポーク」を入手する方法です。

作業の失敗と労力が必要ない方法ですが、工具と技術の増えない方法です。

そんなスポークが Z-Wheelから出ています。→→→ Z-Wheel(ヒロチー商事)  


 フロント用 / W16-35411: リヤ用 / W16-35811、 フロントリヤセット / W16-35011

 フロント用とリヤ用は在庫なし、フロントリヤセットのみ在庫あり。 → W16-35011
 値段はフロントリヤセットで 19221円。

 ※なお、フロント用 や リヤ用 があったり、随分安かったりするところ、
   さらに送料無料のところは 「 怪しい通販サイト 」 です。
   目的はカード情報を盗み取ること。注意、注意!
   うっかり注文して、カードを止めてもらいました。

 材料費は片輪で、19221÷2=9610.5円。

 スポークベンダーとの差は、9610.5-8028=1582.5円
 これが 「 作業料 」。

 「 ブランクスポーク+スポークベンダー 」 はまた次の機会にして、
 とにかく 「 在庫なし 」 になる前にZ-Wheel のスポークセットを入手することにしました。


※他の車種は次の品番で検索してください。(※ご注文の前に、必ず「型番・サイズ・適合」を確認して下さい。) → 株式会社ヒロチー商事
・CRM250,XR230・250.400.650 → W16-31021
・DT200WR →  W16-37011
・DT230LANZA・TT250R/RAID →  W16-37021
・KDX125・200・220・250 →  W16-33011
・KLX250・300・650 → W16-33021

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d.17インチホイール用スポークのサイズ/ブラインドスポークの長さ


将来、標準スポークを短くして転造ネジを切るかも知れません。
また、ブラインドスポークをスポークベンダーで曲げるかも知れません。

どちらも今回入手したスポークと現物合わせをすれば問題はありませんが、せっかく17インチホイール用スポークの完成品を入手したのだから、サイズを測っておくことにしました。


イ.測定値

長い方(外側の二本)が標準、短い方(内側の二本)が Z-Wheel 17インチホイール用スポークです。


(Z-Wheelフロントスポーク/上から二つ目)
・中心線での計測値 : 首下~曲がり / 12㎜、曲がり~先端 / 161㎜、ネジ長 / 14~15㎜、曲がり角度 / 14度 ( 166度 )、線径 / 3.5㎜、標準より55㎜短い。

(Z-Wheelリヤスポーク/下から二つ目)
・中心線での計測値 : 首下~曲がり / 11㎜、曲がり~先端 / 161㎜、ネジ長 / 14~15㎜、曲がり角度 / 30度 ( 150度 )、線径 / 3.5㎜、標準より17.5㎜短い。

※SJ13ハブ用ですから、スポーク頭の曲げ角度は同じです。
  違うのは長さだけ。
  その長さは「首下161㎜」

この計測値によると、

・標準スポークを短くして転造ネジを切る場合は
  ① フロントスポークを 55㎜短くし、リヤを 17.5㎜ 短くして、首下を161㎜にする。
  ②それに「ネジ長16㎜」のネジを作る(ネジ長は標準ニップルを使うので、標準スポークのネジ長と同じ16㎜にする)

・スポークベンダーでブランクスポークを曲げるときは、
  ① フロントを166度、リヤを150度 に曲げる。
  ②スポーク長は?


ロ.プランクスポークの長さ

問題となるのが「どの長さのプランクスポークを選ぶか?」

計測値によれば、「長さ=首下~曲がり~先端」でフロント / 173㎜、リヤ / 172㎜。

しかし、曲がっているから正確とは言えない。

ブランクスポークを売っている DACHIのHPに、曲がったスポークの長さを計算する方法が紹介されていました。→→→ こちら  

※角度 ( B ) は Dachi HPのチャートに実物を載せて測った方が正確です。→→→ こちら

  この方法で Z-Wheel の 17インチスポークを計測すると、
フロント : A / 172、 B / 166、 C / 11~12 → スポーク長=172.7 ~172.8㎜
リヤ : A / 169、 B / 150、 C / 11~12 →スポーク長=171.3 ~ 171.4㎜

計測値でのスポーク長は、フロント / 173㎜、 リヤ / 172㎜ だから、
  計測値も計測誤差の範囲内にあると言えます。

  ブランクスポークは 「 2㎜ 刻み 」 だから、1
・フロント→ 172㎜、
・リヤ→ 172㎜ / 0.7~0.6㎜長い、 170㎜ / 1.3~1.4㎜短い。
・「 スポークは長めがよいのか、短めがよいのか 」 は次に述べますが、
  「 ±1.0㎜ なら大きな問題は生じない 」 ので、リヤも 172㎜ がよいでしょう。

結果としては「ブランクスポークの長さは、フロントもリヤも 172㎜」

  スポークベンダーで曲げるときは
・「 首下 11~12㎜ 」 の部分を 「 フロント / 14度、 リヤ / 30度 」 曲げることになります。
・ただし、これは目安で、
  何度かの失敗によって、 「 適正な 曲げる部分と曲げる角度 」 を会得しなければならないでしょう。

なお、標準スポークをこの方法で測定するとは、
 フロント : A / 226、 B / 166、 C / 11~12 → スポーク長=226.7 ~226.8㎜ → ブランクスポーク / 226㎜
 リヤ : A / 186、 B / 150、 C / 11~12 →スポーク長=188.3 ~ 188.4㎜ → ブランクスポーク / 188㎜

もっとも、標準スポークは純正部品でも社外品でも入手できるので、わざわざブランクスポークを曲げる必要はありません。


ハ.スポークは長めがよいのか、短めがよいのか?


ロでリヤスポークのブランクスポーク長は
 DACHI の測定法による測定値→171.3 ~ 171.4㎜
・適合長→172㎜ / 0.7~0.6㎜長い、 170㎜ / 1.3~1.4㎜短い。

ここで、「172㎜にするのか170㎜にするのか」の問題が生じます。
ポイントは「長めがよいのか、短めがよいのか」


(「長ければ削って短くすればよい。」や「長いとホイール中に突き出してしまう。」は的外れ)

スポークを張る場合、ニップルを回して締めていきますが、ニップルはスポークのネジがなくなったところで止まり、それ以上締めることはできません。

ここが、スポークの最大張力のところ。

スポークが長い場合、先端(ネジ部の先)を削って全長を短くしても、「 スポークのネジがなくなるところ 」 は変わっていないので、そこでニップルが止まり最大張力は変わりません。

「スポークが長ければ削って短くすればよい 」 ということは的外れ。
スポークを短くしてもネジのかみ合い部分が短くなるだけで、スポークの張りを強くできるわけではありません。


次に「 スポークが長いとホイールの中に突き出してしまうのでは?」 という心配。

これも的外れ。

 スポークのネジ長は 15㎜。

 ニップルの全長は 21㎜ 。先端の 6㎜ はネジのない筒で、残り15㎜にネジが切ってあります。

 ニップルを一杯に締めると、ネジが完全にかみ合いこれ以上締めることができません。
 だから、スポーク先端はニップル頭先で止まり、ニップル頭から突き出すことはありません。

 スポークが長くても、先端に切ってあるネジの長さは同じ(ニップルのネジ長と同じ)なので
  スポークがニップルから飛び出すことはありません。


 なお、ニップルの先端をスポークネジの終わるところに合わせた場合、
 ニップルの先 6㎜ は筒状でネジがないので、スポークネジとのかみ合いは 15-6=9㎜ となります。



(スポークが短いとどうなるのか、長いとどうなるのか)

今問題になっているのは「ブランクスポークの長さを 短めの170㎜ にするのか 長めの172㎜ にするのか」。


スポークの張力は「スポーク頭~ニップル頭」の長さできまります。

「スポーク頭~ニップル頭」までの長さが同じで同じ張力の場合、
・スポークが短いと短い分だけネジのかみ合いが短く ( 少なく ) なり、
・スポークが長いと長い分だけネジのかみ合いが長く ( 多く ) なります。


スポークを張る場合、「 ニップルの先端をスポークネジの終わるところに合わせる 」 のを基準にして、ここから締めたり緩めたりして調整します。

上で述べたように、「 ニップルの先端をスポークネジの終わるところに合わせる 」 と、ニップルとスポークのネジのかみ合いは9㎜。

ここから、2~3山 ( 2㎜くらい ) 締めたり緩めたりするので、ネジのかみ合いは 最小かみ合い~最大かみ合い=7~11㎜。
※ ネジ長 15㎜ / ネジ山 22 = 0.68㎜ / 山


スポークが 1㎜ 短いと、ネジのかみ合いは 6 ~10㎜。最小かみ合い~最大かみ合い=「6/15 =40%」~「10/15=67%」。最大かみ合いから締め込める量=15-10=5㎜→7.4山

スポークが 1㎜ 長いと、ネジのかみ合いは 8~12㎜。最小かみ合い~最大かみ合い=「8/15 =53%」~「12/15=80%」、最大かみ合いから締め込める量=15-12=3㎜→4.4山。

結局、170㎜の短めを選ぶか、172㎜の長めを選ぶかは、
「 最小かみ合いが40%あるから問題なし 」 と考えるか、「 まだ、4.4山締め込めるから問題なし 」 と考えるか。

どちらが正しいのかは実際にやってみなければ判りません。

しかし、 1㎜ くらいなら、短くても長くても問題は生じないでしょう。


(結論)

Z-Wheel の スポークを計測して長さを計算すると、

フロント : 172.7~172.8㎜、リヤ : 171.3~171.4㎜。

「 ± 1㎜ 」 なら問題は生じないだろうから、ブランクスポークの長さは フロント : 172㎜ ( 算出値+0.7~0.8㎜ ) 、リヤ : 172㎜ ( 算出値-0.7~0.6㎜ ) という結論になります。
   ★★05     
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4.ホイールの入手


スポークの準備ができたので次はホイールの入手です。

スポークが EXCEL ( 高砂 )、D.I.D ( 大同 ) 用だから、ホイールはEXCEL か D.I.D 。

ホイールサイズはフロント / 3.0×17、 リヤ / 3.5 or 4.0×17。

予算は各 1.5万円以内。※スポーク / 10368円 + ホイール / 15000円 + タイヤ / 10000円 = 35000円 / 片輪

相場は 「 良品 」 で

・DT200WR、DT230 ( ランツァ )、CRM250、セロー225、XLR250、XR250:RMX250 など モタード化が流行している車種のハブを組んだもの ( ポン付けホイール ) が 片輪 20000円~30000円。

・Dトラッカーのハブ付きホイールが 片輪 15000円程度。

・ホイール単体で 15000円~20000円程度。

モタード化が流行している車種のハブを組んだものなら、ホイールを使ったあとの ハブとスポークを高値で転売できます。

しかし、そんなに悠長に待っていることはできません。

適当なホイールが出品されていたので落札しました。


DR 250 ( 旧 ) / SJ 44 らしきもの用のExcel 前後 17インチホイールです。


左側がリヤホイール / 3.5×17、右がフロントホイール / 3.0×17、ミシュラン・パイロットスポーツ・ラジアル 110 70 ×17 未使用付き。

落札価格はリヤホイールが 16600円、フロントホイール+タイヤが 10550円、送料は1800円。

やはり、モタード化が流行っていない機種のポン付けホイールなので競争相手が少なかったようです。

上のフロントデスク / 3.3㎜厚 ( 使用限度 / 2.5㎜ ) は別の出品者さんから入手。落札価格 100円+送料 756円 。

Yahooオークション低迷はシステム手数料の値上げだけでなく配送料の値上がりも関係しているようです。

前後ハブ,デスク,スポークは 「 DR250用 17インチモタード化セット 」 としてYahooオークションに出品する予定です。


つづく




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