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・検定2級資格をとって一段階上がる





警備員になったら、まず検定2級資格を取る事。
検定2級資格は警備会社がのどから手が出るくらいに欲しい資格なので、確実に給料が上がります。
また、他の警備会社からもお誘いがかかります。
ただし、警備員になったばかりの者にはこの資格を取るチャンスは回ってきません。
そのチャンスを掴むためにはちょっとした「裏技」が必要です。
そして、試験が年々難しくなっています。
できるだけ早い機会に「まず検定2級」を取りましょう。


警備員の資格は 17種類
検定資格は会社が喉から手が出るくらいに欲しい資格
検定資格はどのようにして取るか-直接検定と特別講習
特別講習申込のチャンスは待っていても回ってこない。
特別講習申込の裏技
検定2級試験は年々難しくなる
警備員資格は更新無しで一生もの



1.低賃金・重労働は覚悟の上、文句を言うな


警備員になって三カ月、新しいことばかり。
出入り管理も馴れてきました。店の従業員の顔も覚えました。
駐車場で車を流せるようになりました。お客さんに『ありがとう。』と言ってもらいました。

あちらこちらの現場にも行きました。
交通誘導の朝の出発は5時。4時出発もありました。
周りは気取らない人ばかり。
「プラトーン」の新兵みたい。あの人がバーンズで、あの人がエリアスか。

しかし、給料が少ないなぁ…。※2011年の給料基準(最低賃金が750円だったころ)です

時給750円で交通費なし。
8時間の日当が6千円。

週休2日として月額13万2千円。
一週間に1日休めばなんとか頑張れる、これで15万円。

所得税と市民税、手取り13万円程度。
国民年金・国民保険を支払って10万円~11万円。

おっと、交通費がないんだった。
おいおい、手取りが10万円を切ってしまうゾ。

普通に働けば給料は10万円以下です。


もちろん、これは25日間仕事がずっとある場合の話です。

仕事がないときもある。6時間や4時間の仕事もある。
片道2時間・3時間の現場もある。


これは交通誘導の場合です。

施設警備では勤務時間が長いので手取りは15万円くらいになります。
しかし、勤務時間が長い分だけ体はしんどくなります。

「仮眠がある」と喜んではいけません。
仮眠時間には賃金が支払われません。

交通誘導にせよ施設警備にせよ、『これだけ働いて給料はたったこれだけ?』
それが警備員なのです。


ここでぶつくさ文句を言う人がいます。

会社の悪口を言い合って低賃金・重労働の憂さを晴らします。
情けない警備員になると周りの部外者に愚痴を言って、「如何に自分が報われていないか」を知ってもらおうとします。

しかしよく考えてみてください。

あなたは資格もない、実績・経験もない、人より優れた技術もない。
だだ、立っているだけ・あいさつしているだけのオッサンですよ!
その値段が今のあなたの値段なのです。


毎日毎日グタグタ文句を言っているだけでは収入は上がりません。
そこから這い上がる努力をしなければなりません。

入社前に言ったはずです。
「現場にいる限り、身を粉にして働いても警備員の給料は20万円を超えません」
「警備員で人並みに生活できるのは一握りの管理職だけです」と。


2.10年間の計画を立てる


警備会社に入ることは「警備学校に入ること」と同じです。

高校や大学、専門学校に入ったらそこを卒業した後のことを考えるはずです。
あなたは警備学校に入ったのだから、それから先のことを考えて計画を立てなければならないのです。

どんな職業でも一人前になるには10年かかります。
これから10年間の計画を立てましょう。


・まずいろいろな現場を経験し警備の腕を上げる。
・次に検定資格をとる。
・さらに検定持ちとしてより難しい現場をこなし警備の技術をあげる。
・三年経ったら警備員指導教育責任者資格をとって管理職になる。
・管理職として選任業務・隊員教育指導・隊員管理と営業を覚え、自分の名前を売り人脈を造る。

そこから先はより高い管理職になるのもよし、条件のよい他の警備会社に移るもよし、独立するもよし。

このような計画に沿って、毎日の仕事に取り組みましょう。
愚痴を言っている暇はないはずです。

さあ、3カ月たったら初級脱出です。
初級脱出のためには検定二級資格です。
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3.警備員の資格は17種類


ここで警備員の資格についてお話ししましょう。

警備員の資格は「教える資格」と「現場の資格」の二種類があります。

「教える資格」は警備員指導教育責任者資格、「現場の資格」は検定資格です。


警備業務は4種類

施設警備(1号)・交通雑踏警備(2号)・運搬警備(3号)・身辺警備(4号)の4種類です。

指導教育責任者資格は1号~4号までの4種類。
おのおのに警備実績が3年必要です。

検定資格は
1号に施設警備と空港保安警備。
2号に交通誘導警備と雑踏警備。
3号に貴重品運搬と核燃料運搬警備。
この6種類があります。

この6種類に二級と一級がありますから、検定資格は6×2=12種類。

検定一級は検定二級合格後の警備実績が1年必要ですが、二級に警備実績は必要ありません。
検定二級は警備員になったばかりでも受けることができます。


『チョット待って!』

なんですか?

『指導教育責任者が4種類、検定資格が12種類なら、全部で16種類でしょう?「17種類ある」と言わなかったですか?』

そうですよ。17種類ですよ。

『今説明してくれたのは 4+12 で 16 種類ですよ!あと一つの資格は何ですか?』


あと一つの資格は「機械警備業務管理者」です。

施設警備(1号)の中に機械警備という警備業務があります。
SECOM や ALSOK がやっているアレです。

工場や一般家庭にセンサーをつけて、侵入者や火災の発生を基地局で感知します。
基地局で異常を感知すると、機動員(ビート)が現場に駆けつけ異常の真偽を確かめ、異常があれば警察や消防に通報します。
これが機械警備です。

この基地局に一人いなければならないのが機械警備業務管理者です。

機械警備業務管理者資格を取るために警備実績は必要ありません。
しかし、自分の所属する会社が機械警備をやっていないのならこの資格を取っても意味がありません。
もちろん、その内に警備実績が必要になるかもしれないので今のうちに取っておいて損はないでしょう。


つまり、警備員の資格は

・警備員指導教育責任者1号.2号・3号・4号、と機械警備業務管理者。
・施設警備検定二級・一級、空港保安警備検定二級・一級。交通誘導警備検定二級・一級、雑踏警備検定二級・一級。貴重品運搬検定二級・一級、核燃料運搬警備検定二級・一級。
この17種類となります。

まず、あなたが挑戦するのは検定二級資格です。

     
4.検定資格は会社がのどから手が出るほど欲しい資格


法律で「配置基準」が決められています。

例えば、
・高速道路・自動車専用道・国道と都道府県公安委員会(以後、公安委員会)が定めた道路またはこれに隣接する場所で交通誘導警備をするためには、
  交通誘導検定二級または検定一級資格者を配置しなければなりません。
・オープン警備・花火や祭りなどのイベント警備では一区画ごとに雑踏警備検定二級または検定一級資格者を配置しなければなりません。
  二区画以上になれば区画ごとに検定資格者を配置して、しかも複数の区画を統括する雑踏警備検定一級資格者をさらに配置しなければなりません。
・現金輸送・貴重品運搬をする場合、一つの車に貴重品運搬警備検定二級または一級の資格者を配置しなければなりません。
・空港保安・核燃料運搬にも配置基準があります。→→→こちら
・施設警備にも配置基準(駅・病院・学校)が課せられるとの噂です。

国道で交通誘導をやっている警備員の中に必ず一人は交通誘導検定二級資格者が、
花火会場で雑踏警備をやっている警備員の中に必ず一人は雑踏警備検定二級資格者がいるのです。
また、現金輸送車から出てくる二人の警備員のうちどちらかが貴重品運搬警備検定二級資格者なのです。


配置基準に反して 検定資格者を配置しないで警備業務をやれば、法律違反になって営業停止・認定取り消しになってしまいます。
つまり、その警備会社が配置基準のかかっている仕事を取るためには検定資格者が必要なのです。

また、配置基準が課せられていない現場でも顧客が検定資格者の配置を求めてくることがあります。
県や市町村・国の仕事ではほとんどが検定資格者を要求します。

公共事業現場では「人も車も通らないこんな土木現場になぜ交通誘導二級検定者が必要なの?」とビックリします。
施設警備の公共入札では「毎日必ず施設警備二級以上が必要。隊員の中に必ず施設警備一級以上が必要」というものもあります。


このように、検定資格者が多ければ多いほど、会社はたくさんの仕事を取ることができるのです。
検定資格者は会社にとって喉から手が出るほど欲しい資格なのです。
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5.検定資格はどのようにして取るか


検定資格を取る方法には二つあります。

「直接検定」と「特別講習を受けて実技・学科を免除される」方法の二つです。
自動車免許を取るときに、「直接公安委員会の試験を受ける」のと「自動車学校を卒業して取る」方法があるのに似ています。


直接検定は恐ろしく難しく、まず合格しません。
※最近では合格させるようになってきたようですが‥。

ほとんどの者は特別講習を受けて取得します。

特別講習は事前勉強会が二日、本講習が一日半、本講習の二日目の午後に実技試験と学科試験が行われます。
この実技試験と学科試験に合格すれば、特別講習修了証が発行され直接検定の実技試験・学科試験が免除されます。

特別講習修了証と誓約書・診断書・履歴書などを公安委員会に提出して一年以内に資格申請をします。
だいたい1カ月くらいで検定資格者証(正式には合格証明書章)がもらえます。
ここで初めて検定資格者となります。

費用は事前勉強会が二日で6千円、本講習が二日で3万1千5百円、問題集が2千5百円、資格申請が1万円、診断書千5百円~4千5百円、住民票など千円。
合計5万5千円程度です。
四日間の日当・交通費・宿泊費を含めると検定資格一つを取るのに10万円かかります。

ほとんどの会社はこの10万円を負担してくれます。(本講習の3万1千5百円しか負担しない会社もあります。)
ただし、3年以内に会社を辞めるとその時に会社の負担した分を支払わなければならないのが一般です。

小さい警備会社では有給休暇の「ゆ」を言えばクビになります。
会社の紐付きになりたくなければ10万円を自分に投資しなければなりません。

     
6.検定二級を受けるチャンスは待っていてもやって来ない


私は警備会社に10年間いました。
しかし、特別講習を受けるチャンスは回ってきませんでした。

最後の会社を辞める半年前から検定資格を四つ取りましたがすべて「裏技」でとりました。もちろん自費です。

有給休暇など意地でも使いません。
日曜出勤を集めてその代休で講習を受けました。

普通の警備員にとって10年いても検定資格を取るチャンスは回ってきません。
待っていては取れないのが検定資格です。

なぜでしょう?


特別講習を開催できるのは日本中で一団体しかありません。
警備員特別講習事業センターがそれです。
自動車学校があちらこちらにあって、金さえ払えば誰でも入れるのとは違うのです。

この特別講習事業センターは警備業協会が運営しています。

だから、特別講習授業センターの開催する特別講習を受けるためには、自分の所属する警備会社が警備業協会に入っていなければなりません。

警備業協会に入るためには年間20万円の協会費を払わなければなりません。
小さい警備会社ではこの協会費が負担になるので警備業協会に入っていません。

自分の所属する警備会社が警備業協会に入っていなければ特別講習を受けることはできません。
つまり、検定資格を取るためには「絶対合格しない」と言われている直接検定を受けるしかないのです。

『警備業協会の陰謀だ!仕分けが必要だ!』と言っても貧乏人の声は“お上”には届きません。

国家公安委員会に届出をすれば警備員特別講習事業センターのように特別講習を開催できますが、
今のところそれができるのは全国規模の全国警備業協会だけなのです。
私が全国的な警備員学校を造るまで待てますか?


『うちの警備会社は警備業協会に入っていますヨ!』

ラッキーですね。あなたは特別講習を受けることができますね。
しかし、まずあなたにはそのチャンスは回ってこないでしょう。

『えっ』


特別講習は都道府県の警備業協会が開催していますが、一度に50名~100名しか受けられません。
講師が足らないのです。
※2019に警備業法施行規則が改正されてこの定員が廃止されましたが、講師の数が限られているので同じです))

「検定資格は警備会社が喉から手が出るほど欲しい」資格です、一度の特別講習会に受講希望者が殺到します。

そこで警備業協会は会員である各警備会社に受講者の割り振りをします。
だいたい一つの警備会社に一名が割り振られます。

警備会社は割り振られた一名の枠をその従業員の中から選ぶことになります。
「会社への貢献度・実績・技量」などを考慮して一名に白羽の矢が立つのです。

入って1年も経っていないあなたにそのチャンスが回ってくるわけはないのです。

特に管理職にはその枠は絶対に回ってきません。
「管理職は現場に出て仕事をする者ではない」のだから、管理職に受けさせるより現場の隊員に受けさせた方が会社の利益になるからです。
だから、私は10年間警備会社にいましたが管理職だったので「割り振り枠」が回ってこなかったのです。


『だって、4個も検定資格をとったのでしょう? その“裏技”を教えてくださいよ!』

では、お教えしましょう。

     
7.検定資格をとる裏技


特別講習開催が決まると警備業協会は協会員である各警備会社に「一名枠」を割り振り通知します。
しかし、その警備会社に受講希望者がいない場合や仕事が忙しくて受講させられない場合があります。
つまり、「キャンセル」が出るのです。

通常、1割程度のキャンセルが出ます。
そのキャンセル枠を狙うのです。


この「キャンセル枠」をどう埋めるかはその県の警備業協会によって違います。

ある県では「キャンセル枠」をまた協会員である警備会社に割り振ります。

自分の警備会社が協会員であっても、キャンセル枠は最初の割り振り枠よりずっと小さなものになります。
最初の枠が与えられないあなたにはまず回ってこないでしょう。

また、この場合は警備業協会の会員でない限り「キャンセル枠」を取ることはできません。


しかし、ある県ではこのキャンセル枠を警備員すべてに対し平等にチャンスを与えます。
その県の警備業協会に入っていない警備会社の警備員でも申込ができるのです。(ただし、事前講習の費用は高くなります)。

私の受けた県では「〇月〇日の午前9時に電話で受付」というものでした。

9時にその県の警備業協会に電話をかけて、一番が取れればだいたいキャンセル枠が取れます。
二番だと、一番の者が何人申し込むかで取れない場合があります。
9時に1秒でも早いと受け付けてくれません。

私はこの方法で、四回ともキャンセル枠を取りました。

入社したてのあなたでも、会社に見込みの悪いあなたでもこの「キャンセル枠」を狙えば検定持ちになれるのです。
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8.試験は年々難しくなる


『特別講習だから受講すればほとんど合格でしょう?』

甘いですねぇ。相当頑張らないと合格しません。

合格率は6割~7割。100人定員で30人~40人が不合格になります。
実技は6科目・学科は20問。それぞれ90点以上が必要です。
検定資格は指導教育責任者資格より難しいと言われています。

実技は事前講習(勉強会)でやり方を覚え、本講習までに練習すればまずOK。
よほどの不器用な者でない限り合格します。

しかし、定められた文言を間違えたり、定められた動作を抜かしたり順番を間違えたりすると危なくなります。
それでも、元気と大きな声とキビキビとした動作でカバーできます。
何よりも「合格しようとする真剣な態度」を見せれば試験官も下駄を履かせてくれます。

まじめにやれば実技で落ちることはないでしょう。


問題は学科です。

これは「どれだけ合格しようとする真剣な態度」を見せても下駄の履かせようがありません。
20問で100点満点ですから1問5点です。
90点以上取らないと不合格ですので、2問しか間違えられません。

問題は「5択」、間違っているもの・正しいものを選ぶのです。
しかし、この問題の中に「とてつもなく意地悪で間違いやすい」問題が1~2問混ざります。

例えば、
①「警備業とは他人の需要に応じて自己又は他人のために業として警備を行うことである」
②「雑踏警備に従事する警備員は警戒棒を持つことはできない」
どちらが間違いか分かりますか?

①については教科書に「警備業とは他人の需要に応じて他人のために業として警備を行うことである」とあります。
「自己のために」という部分が間違いです。

②は警備員は集団で警備を行う時には警戒杖・警戒棒を携帯することはできません。
しかし、集団で警備を行う場合でもを競輪場などの公営競技場では警戒棒を持つことができます。
雑踏警備は集団で行いますので、公営競技場では警戒棒をを持つことができます。
この点から言えば②は間違いです。

考えれば考えるほど分からなくなります。


また、教科書には出ていない事項が問題に混ざることがあります。


このように、20問の中に、「解けない問題」が1~2問あるのです。
2問しか間違えられないのに、「解けない問題」が1~2問あるのなら、間違えられるのは1問か0問。
うっかり間違えることあるので、「全問正解の実力」がないと90点取れないということになります。

以前は、教科書に出てくる単語をざっと覚えておけば、問題集などやる必要はありませんでした。
しかし、最近では問題集を完璧にやって、さらに教科書を隅から隅まで覚えないと合格できません。

講師の「ここがよく出るよ」という「天の声」は当てになりません。
「天の声」だけでは80点しか取れません。
教科書を隅から隅まで暗記しなければ90点は取れません。


・事前講習までに教科書を一読し、問題集を一通りやります。
・事前講習で「天の声」を確認し80点を確保します。
・それから本講習までの一週間、教科書を隅から隅まで読んで「+10点」の力をつけます。
・本講習の一日目は学科。ここで教科書をもう一度確認します。
・本講習の一日目が終わったら、徹夜覚悟でもう一度問題集をやり、教科書をもう一度読みます。
  間違っても酒など飲めません。

このくらい頑張らないと合格できません。


しかし、合格率が6割~7割で、合格する人の方が多いのですから「普通に頑張れば合格する試験」だとも言えます。
合格するかしないかは「頑張れるかどうか」にかかっているのです。
20歳代の人なら簡単に頑張れますが、記憶力と集中力の欠けている中年や初老では「地獄の一週間」となります。

    
9.警備員資格は更新無しで一生もの


運転免許と違って警備員資格に更新はありません。

・一度合格すれば一生有効です。
・しかも全国どこへ行っても通用します。
・どの警備会社でも資格手当がつきます。
  資格手当は月に5千円~3万円。
  その警備会社がその検定資格をどれだけ必要とするかによります。
  資格手当の他に時給をアップしてくれる警備会社もあります。

検定二級を持っていると、別の警備会社に移った場合、20時間の新任教育が免除となります。(現任教育も一部免除されます。)
※2019年より新任教育が20時間になりました。
検定二級を持っているあなたを雇った警備会社は、その日からあなたに仕事をしてもらうことができます。

また、検定二級持ちの警備料金は一般の警備員より3割~5割アップです。
警備会社はそれだけ儲かるのです。

検定資格を取ったら、給料アップをあなたの会社に交渉しましょう。
給料を上げてくれなければさっさと別の警備会社に移りましょう。

そのためには会社に恩を着せられないことです。
検定資格は、会社に割り振られた「枠」をもらわず、「キャンセル枠」を取って自費で取るのがベストです。


つづく




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