●FJ1200 /6回目のユーザー車検



fj1200ユーザー車検

2021.08.31.三重陸運局

FJに乗り出して10年半。今回でユーザー車検は6回目。
2021年の最新情報です。
1回目ユーザー車検2~5回目ユーザー車検

1.大型バイクに乗る理由

fj1200ユーザー車検

大型バイクに乗るのは虚栄心や優越感からではありません。
「乗っていて楽」だからです。

どの回転数からでも有り余るパワーで一気に加速。
大きな車体と重い車重で安定。
4st・4気筒ならこれに滑らかさが加わる。

しかし、「乗っていて楽」がオートバイの良さでしょうか?
「乗っていて楽」なら車の方がずっと上。

30年前に750からオフロードバイクに乗り換えたのは
「飛んだり跳ねたり、自由に操れること」がオートバイの良さだと思ったから。

しかし、最近は130㎏のRMXモタードより「取り回しに苦労する265㎏のFJ」に乗ってしまう。
それはオートバイに「車の快適性」を求めているからではないのだろうか?

そんな疑問を感じつつ「取り敢えずいつものユーザー車検」を受けました。
これを受けないと乗れませんから。

前々回車検が28800㎞
前回の車検が32500㎞
今回の車検が38000㎞
前回は3700㎞/2年、今回は5500㎞/2年。
尾鷲・熊野に持ち出していないのに結構頑張りました。

2.事前整備

車検事前整備の鉄則は「必要最小限」。
問題が起こっていないところは触らない。
「そうだこれも」と気付いたところは車検を受けてからゆっくりと。

a.バルブ交換

前回の交換は10年半前の第1回車検のとき。 → こちら
車検では光量不足に要注意。
新しいバルブに付替えれば安心。

fj1200ユーザー車検

「明るさ感〇〇倍!〇〇〇〇kelvin!」などの宣伝文句に惑わされてはいけません。
合格しやすいのはノーマルのハロゲンです。
選んだのは前回と同じ「PIAAのハロゲン・60/55W」(写真右側)。
※左端青バルブ : 宣伝文句は立派だが、光量不足で不合格になったホームセンターのバルブ
※左から二つ目 : 10年半前のPIAA残りバルブ。もちろん一発合格。

10年半前は3129円、今は2088円。
LEDが主流になったのでハロゲンの需要が少なくなったのでしょうか?

バルブ交換はいつもの通り一苦労。

fj1200ユーザー車検

FJのバルブ交換ではカウリングを外さなければなりません。
カウリングを外せばライト取り付けボルトを緩めるので光軸調整が必要になります。
ライト取り付けボルトを触らずにバルブ交換ができるようにカウリングに穴を開けています。
こちら

fj1200ユーザー車検

それでも、スクリーン,エアダクト,インナーパネル,チョークノブ,
メーターカバー,メーターを外さなければなりません。
チョークノブを取り付ける小さいネジを締めるにはタンクをずらさなければなりません。
とにかく、時間がかかります。

b. 頑丈スライダーはもう不要?

「こけるほど練習しよう」と自作の頑丈スライダーを取り付けてもう3年。 → こちらこちら
このスライダーが役に立ったのは一度もありません。
前回の車検で「こかし」ましたが、
車検を受けるためスライダーを取り外していたので役立ちませんでした。 → こちら
小旋回の練習でステップ前のスライダーを擦るようになりました。
これからどうするかは後で決めるとして、車検を受けるのに外します。
取り付けてあっても車検は通るでしょうが、いろいろ質問されるのが面倒です。

fj1200ユーザー車検

スライダーの自重は 8.2㎏ もありました。
重量バイクは後輪にパワーをかけてバランスを取る。
後輪にパワーをかけていればこけません。
低速ではエンジンを回して「半クラッチ 又は 後輪ブレーキ+半クラッチ」。
それは分かっていてもガードがないと少し心配。

c.ブレーキパッド,タイヤ溝

これは点検整備記録簿に記入欄があるのでやらなければなりません。

●ブレーキパッド

〇2020.06.05点検
・34129 ㎞
・F : 5.3/5.4 ㎜、5.4/5.5 ㎜ (Yanasida)
・R : 4.7/4.7 ㎜ (Yanasida)

〇2021.08.30
・37800㎞
・F : 5.2/5.3 ㎜,5.2/5.2 ㎜ (Yanasida)
・R : 3.1/3.2 ㎜ (Yanasida) → NEW 5.2/5.2 ㎜ (MTB)
※3700㎞弱でこの程度の減り。
※フロントの減りが少ないのはキビキビした走りをしていないから。
※リヤの減りが多いのは小旋回練習でリヤブレーキを引きずるから。

●タイヤ溝

〇2020.09.08
・34885㎞,ダンロップD205 NEW
・溝深さ : F/3.6,R/6.4

〇2021.08.30
・37800㎞
・溝深さ : F/2.8,R/4.7
※2900㎞でF/77%,R/73%
※D205は良いタイヤだが、「5000~6000㎞で交換」となるみたい。次回車検前に交換か?

d.フロントブレーキスイッチ交換

バッテリーを充電し、最後に「ライト切換,ウインカー,ホーン,ブレーキランプのテスト」。
なんと、フロントブレーキのランプが点灯しない。
やはり、チェックしておくべき。当日なら車検不合格でした。

取り敢えずRMXの予備車両から取り外して取り付け。
後で汎用品を入手してRMXに取り付け。

FJのニッシン別体マスターについていたブレーキスイッチは左側の「国産 ALPS」。
右の「DN刻印」はYahooオークションで380円の汎用品。

fj_front_brakeswitch

構造はレバーを握るとバネで押されている突起が出て回路が切れるだけのもの。
国産にこだわる必要はありません。
壊れていた 「国産 ALPS」 はバネが外れてしまったよう。
修理できそうですが汎用品を付けた方が簡単だし、持ちも良いでしょう。

3.検査ラインの最新情報

車検当日はまだまだ酷暑の8月31日。
10時30分~12時の第2ラウンド。
前回失敗したので、今回は1時間前に到着して検査ラインを下見。
今回の車検で気がついたことは次の通り。

a.ブレーキテストでドラムがゆっくりと回る

「ドラムにタイヤを乗せる → ギヤをニュートラルにする → ペダルを左足で押して検査開始
→ ブレーキを離す → ドラムが回転 → タイヤが勢いよく回る → 前後ブレーキをかける」
この手順は同じだけど、変わったのは「ドラムがゆっくりと回る」こと。

今まではドラムが速く回りタイヤが「グルングルン」と回転する。
前輪ブレーキテストではハンドルが振られ、後輪ブレーキテストでは後輪が蛇行する。
これを両手と両足でしっかりと押さえ込んで、「ソレッ」とブレーキをかける。

前輪テストでは同時に後輪ブレーキをかけてフロントが押し返されるのを防ぎ、
後輪テストでは同時に前輪ブレーキをかけてでリヤが押し出されるのを防ぐ。
このタイミングを失すると制動力測定値が低くなって不合格。

しかし、今回のドラムは「ゆ~っくり」と回る。
「ゆ~っくり」から「だんだん速くなる」のではありません。
「ゆ~っくり」回ってそのまま終わってしまう。

テストではタイヤが「ゆ~っくり」回ってブレーキを「クッ」とかけるだけ。
タイヤはまったく振られないし、押し返されることも押し出されることもありません。

だから、指示表示の「ブレーキを離す」から「前後ブレーキをかける」までの時間が短い。
2~3秒だったような気がします。
今までのようにハンドルを押さえて身構えているとブレーキをかけ忘れてしまう。
私は身構えて指示表示をみたら「もう一度テストします」の表示になっていました。

前回タイヤの振れを押さえるのに苦労し、
「前輪ブレーキテストではあらかじめ後輪ブレーキをかけておく」、
「後輪ブレーキテストではあらかじめ前輪ブレーキをかけておく」と対策を考え
何度もイメージトレーニングをしてきたのに拍子抜けしてしまいました。

多分、安全対策 でトルクセンサーを調整し
タイヤをゆっくり回しても測定できるようにしたのでしょう。

ただし、スピードメーターテストでは今までどおりドラムが勢いよく回転します。
特に前輪では一度振られると、横で見ていて怖いほどタイヤが蛇行しハンドルが振られます。
これは「40㎞/h」を測定しなければならないので仕方がないのでしょうが、
事故が起こる前になんらかの対策が望まれます。
いっそのこと「次の受験者がサポートする」ことにしたらどうでしょう。

b.光量テストが厳しくなった?

順番で並ぶ私の前には SRX400(ユーザー),CB750現(ユーザー),ハヤブサ(ショップ)。

SRXは光量不足で一度不合格となり、テスター屋さんで調整したあとの再テスト。
しっかりエンジン回転数を上げていたけど光量不足でまた不合格。
再テストは二回なので「あと一回」。
「ダメかもしれない」と意気消沈。

次の CB750 も光量不足で不合格。
『オートバイ屋さんでバルブ交換をしてもらったのに…。』

今まで光軸で不合格になったのは何度も見ましたが
光量不足での不合格を続けて見たのは始めて。
合格の許容巾が狭まったのかもしれません。

私はなんなく合格。
「バルブを新しくしておいてよかった!」

光軸調整は前回カウリング取外しで調整しただけ。今回は調整なし。
光軸調整はライト(カウリング)を外さない以上一度調整したら調整不要です。
もし光軸で不合格になったら、すぐにテスター屋さんで調整してもらえば済みます。

d.ハンドル巾二回測定と排気ガス測定

どのバイクもハンドル巾は「レバー外端~レバー外端」と「ハンドル外端巾」の二つを測定。
ハンドル巾は結構厳しくなっているみたい。

FJは150アップ2型で防振バランサーを取り付けてもハンドル巾は 745 ㎜。
両側に20 ㎜のカラーを挟んで770 ㎜に。(合格基準 : 780 ㎜±20 ㎜) → こちらこちら
今回は車検場で取り付け・取外し。
見るからに「かさあげ」ですが前回とおなじく何にも言われませんでした。

ハヤブサは全高を測られていましたが私のFJは全高の測定無し。
不格好な「鹿角スクリーン」のおかげです。
なお、全長など測られたことはありません。

CB750 は社外マフラーだったので排気ガスを測定させられていました。
FJは純正マフラー。
検査官は『このマフラーは排気ガスチェックなし。』

とにかく「純正ノーマル風」ならチェックが緩いようです。

e.その他

前回は地上設置型ドラムにタイヤを乗せるのに失敗。
今回は慎重にドラムに乗せる。
ドラムの横に「乗ったことを確認する」鏡などはありませんでした。
皆、慎重に慎重にドラムにタイヤを乗せていました。

その他の今後の留意点は、

メーター前に書類ファイルを挟んでいたため、
スピードメーターテストが始まってメーターが見えず、慌ててファイルをタンクの上にずらす。
メーター前にファイルを挟むのなら横にして挟むこと。

ヘッドライトテストではLOWになっていたので慌ててHI に切り換え。

ユーザー車検は何度やってもヒヤヒヤの連続です。

費用合計 : 15970円。
・自賠責24カ月 : 9270円
・重量税 : 5000円
・検査登録印紙 : 400円
・審査証紙(検査料) : 1300円

法定費用を除いた「車検自体にかかる費用」は1700円。
これで2年間乗れるのです。
大型バイクに乗る乗らないは別にして車検は通しておくべきでしょう。
FJのユーザー車検をこなせなくなったときが「FJを降りるとき」だと覚悟しています。

4.車検が終わったのでエレメント交換を

fj1200ユーザー車検

前回のエレメント交換は10年前。 → こちら
12000㎞毎交換だからそろそろ交換しなければ…。
しかし、車検整備は「必要最小限」。
余計な整備をして問題が生じたら車検を受けることができなくなります。
準備さえしておけば暇なときにいつでもできます。

ルート産業 MORI DRIVE オイル「+Silent 5W-30」 → こちらMori drive その他
・RMX,NSRにも使っています。全合成油。ホームセンターで「下から二番目」の安さ。

〇デイトナオイルフィルター 12183 → こちら

〇ドレンパッキンは外径22 ㎜Φ,内径14 ㎜Φ,
・いつも使っているのはホームセンターで入手の PIAA・DP31 か DP41 → こちらPIAAその他
・純正は №214-11198-01

〇オイル処理BOX → こちら
・ホームセンター入手ですが容量よりずっと多く吸収させます。

すべてホームセンターで入手できます。少し高くても「送料不要」のホームセンターがお勧め。

FJ1200オイルエレメント交換

「10年前に交換しただけ」でも「走行は2万㎞程度」。
といっても「12000㎞ごと交換」だから使いすぎ。この通りしっかり汚れています。
エレメントは700円~800円だし、交換に時間はかからないし。
「オイル交換のたびに交換してもいいんだな…」と反省。

頑丈スライダーはシリンダー前のメインとリヤステップだけにしました。
「こかす」のは多分「立ちゴケ」だけだろうからこれで強度は充分でしょう。
メインにドライブレコーダーかフォグランプでも付けましょうか?

RMX予備車両の一台とこのFJを処分して 中古の690のシングル を」とも考えていますが
どうなることやら。あと2年間は猶予期間です。


2021.09.11

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