SPnet 近況

2011.05.30 NSRその後-2-①

1.RCバルブ コントロール ケーブルの調整

三カ月の自主的長期休暇で中間管理職の疲れも取れたようです。
そろそろ動き出すので、やり残したことを済ませておきましょう。

NSRの診察・治療を少しずつやることにしました。

まずは、新品のバッテリーをつないで始動。
『えっ?アイドリングは落ち着いているじゃない!』
回転不調の原因はバッテリーだったの?

しかし、勉強になるから一応の診察をしてみましょう。

RCバルブを動かしているケーブルの点検です。


なになに…、「スロットル センサ カプラーを外し、メインスイッチをONにする」
サービスマニュアルを読みながらやっています。

スロットル センサ カプラーを捜すのに一苦労。
写真の緑色のカプラーの下に付いていました。

これを取り外すのにまた一苦労。
だいたい、手が入りません。
『作業性が悪いなぁ…』とブツブツ言いながら、エアクリーナーボックスを外し、スロットル センサ カプラーの付いているホルダーごと外してしまう。
「一つの部品を取り外すのに、他のいくつかの部品を取り外さなければならない」。
仕方がないですね。これが現代テクノロジーの固まりなのですから。

カプラーは爪があるので要注意。
カプラー接続の構造を見なければ上手く外れない。
無理やり外すと断線してしまう。
ハイハイ、簡単に外れますね。

次に「メインスイッチをONにして、モータープーリーの突起部がHIマーク付近になったことを確認」か…。
メインスイッチON。
「ビィ~ッ」
オフロードバイクだけしか触ってこなかった私は少し感動。



『じゃぁ、いつHIからLOに戻るのかな?』
外したカプラーをはめて、メインスイッチをONにしたら、また「ビィ~ッ」とLOの位置へ。
余計なことをして時間を無駄にしています。
しかし、メンテはこんなところがおもしろいのです。

再度、カプラーを外してメインスイッチON、「ビィ~ッ」。
モーター『ア・ソ・ブ・ナッ!』

突起部をHIになったので、メインスイッチOFF。

なんだ、これで点検は終わりか。つまらないなぁ…。

いやいや、終わりではありません。
次のページをめくると、別の点検個所が出てきました。
『そうか!突起部をHIにした状態で他の部分を点検するのか!』
ページの終わりに「次に進む」と書いておいてくださいよ。

なになに「プーリーの突起部を…」
どこのプーリーのこと?
名前が書いてないじゃない。
しかし、この部品はどこかで見かけたぞ。

ありました。


これで調整するンだな。
もう少し拡大してみましょう。

突起部を合わせマークに合わせるのか…。

「合わせマークの外側に突起部の先端を合わせて引き側アジャスターを留める」

そんなメチャクチャな!
その理由は…。
さらに拡大図です。


これは、合わせマークと突起部の付近をきれいにして、突起部を黒マジックで色付けした写真です。
突起部の先がチョンチョンに尖っていないし、見る角度によって位置がずれて見えるし…。
センタースタンドがないので真っ直ぐに見ることもできない。
そもそも、老眼でよく見えない。
虫眼鏡を持ち出して目を凝らす。

まあ、こんなものでしょう。

「次に、押し側アジャスターで突起部の先端が合わせマークの中央になるように調整」
げッ!
また、虫眼鏡を持ち出す。

「最後に、プーリーを手で動かしてみて、プーリーのガタが0.2㎜~1.0㎜内に収める。
ガタが0.2㎜以下・1.0㎜以上の場合は再度調整。」

そんなの知るかいッ!
要するに遊びが少しあればいいンでしょッ。
無理やりプーリーを動かしてOK。

これで終わりですね。
一応マニュアルで確認しておきましょう。

「メインスイッチをOFFにする。」?
えっ!「メインスイッチをONにしたまま調整する」の?

また、初めからやり直しました。

それでも機械いじりはおもしろいですね。

次は、オイルポンプ コントロールレバーの合わせマークを点検し、エンジンをかけてRCバルブの作動点検をします。
ついでに、二個のキャブを同調させましょう。

まだまだ、楽しめます。


PS.それから、あの手作りエァフィルターですが、不調原因となってはいけないので取り替えました。


しかし、手作りのエァフィルターもけっこういい線いっていましたよ。

つづく。


2011.02.26  久しぶりにオートバイのエンジンをかけました

2011.04.19 NSRその後

2011.05.30 NSRその後-2-① RCバルブ コントロール ケーブルの調整

2011.06.04 NSRその後-2-②  キャブレター清掃

2011.06.06 NSRその後-2-③ パイピングはマニュアル通りにやりましょう。

2013.12.11 パワージェット吸い込みパイプの修復


目次にもどる    top    万引きGメン実戦教本