RMX250-SJ13 整備資料
2015.06.22. RMX④の燃料コックのシール類探し
RMX④の燃料コックが燃料漏れを起こしています。
RMXの燃料コックは分解できるので中のシールやOリングを交換できます。
ただし、純正部品で用意されているは必要な四個のシールの内の二個だけ。
Yahooオークションではこの四点セットで SJ13用(四穴)が 1840円、SJ14用(三穴)が 2050円で出品されています。
それなら、どこかに安くて適合するものがあるはずです。
一応、なんとか適合するものを見つけました。
・四つのシールとその寸法
★コック切り換えの仕組み
-レンコン-
★SJ13のレンコンのサイズ
・Van Van のレンコンは「大きくて厚い」のでダメ
・三穴用と四穴用の互換性
・マメタン(OR50),ミニクロ(CM50),GT125,TS250(1971)のレンコンは「穴の位置が合わない」のでダメ
・ハーレー用のレンコンは「外周を削れば使える」が外周を削るのは難しい。
★「バーディ80(FB-80・1986)用レンコン / 13317-09400 」の片面を削るのが現在のベスト
・コック取り付けボルトのガスケット
-オスコックのOリング-
・必要とされるサイズ
・P-20、P-18は不適合
★S-20(固定用)が適合。SS-200も試してみる価値あり
-その他-
・上部シールはヤマハとスズキはおなじ。ヤマハの方が安い
・プレート取り付けビスの注意
★結論
1.必要なシール類
a.四つのシールと寸法
・a.ガソリンコックをタンクに取り付ける部分のシール。(以下では上部シール) SJ13で部品供給されています。※ 44348-87420 ガスケット,ジョイント 151円。 ・b.ガソリンコック取り付けボルトのガスケット。 SJ13で部品供給されています。※ 09168-06026 ガスケット,6.4×11.5×0.8 どのようなものか知りません。ボルトからにじみ出るのを防ぐものでしょう。 ・c.燃料の出入口穴のシール(バルブ)。(以下では俗称のレンコン) ここが磨耗するとコックとの間に隙間ができ、コックでの切り替えが効かなくなります。 SJ13では部品供給されていません。 ・d.オスコックとメスコックの隙間をシールするOリング。(以下ではコックOリング) このリングが磨耗するとガソリンが切り替えコック部分から漏れてきます。 SJ13では部品供給されていません。 |
・上部シールの寸法(新品部品より採寸) ・タテ:17㎜、ヨコ:50㎜、長方形の内法:22㎜。 |
・レンコンの寸法(使用中の現物より採寸) ・外径:20㎜、穴径:5.6㎜、四つ穴 厚さ:2.2㎜(磨耗して薄くなっている) |
・コックOリング(オスコックとメスコックの構造より推測) ・外径:22.2+α㎜、内径:20-α㎜ ・下記 3-a 参照 |
・レンコンは四つ穴ですが、 一つはレンコンを固定するための穴です。 ・MとRはガソリンの入口、出は出口。 ・Mはメイン入口、Rはリザーブの入口です。 ・これらの穴とオスコックを密着させるのがレンコンの役目です。 ・レンコンがすり減ると、 オスコックとの隙間ができるだけでなく、 メスコックの穴とオスコックが直接擦れ合ってしまいます。 |
※下のオスコックの画像は左右反転させてあります。ガソリンコックの内側から見ているようになります。
・レバー位置 STOP 。 ・入口(MとR)は二つとも開いていますが、 出口が閉じられているのでガソリンは流れません。 |
・レバー位置 ON。 ・メイン入口と出口が開けられ、リザーブ入口が閉じられています。 ・ガソリンはメインから入って出口から出て行きます。 |
・レバー位置 RESERVE 。 ・メイン入口が閉じられ、 リザーブ入口と出口が開けられています。 ・ガソリンはリザーブから入って出口から出て行きます。 |
2.レンコンを探せ
★★26
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バランス能力が鍛えられるかも。
・オスコックは二段になっています。 ・一段目(上)は 21.8㎜Φ×高さ4.4㎜。 ・二段目(下)は 20.0㎜Φ×高さ3.0㎜ 。 ・高さの合計は 7.4㎜。 |
・メスコックも二段になっています。 ・一段目(上)は 22.2㎜Φ×深さ7.0㎜。 ・二段目(下)は 20.1㎜Φ×深さ3.0㎜。 ・ 二段目にレンコンが入ります。 ・深さの合計は 10.0㎜。 |
・オスコックはプレートで押さえつけられ、 メスコックにネジ留めされます。 ・だから、オスコックとメスコックはツライチになります。 ・ここから、レンコンに必要な厚さを推定します。 |
★必要なレンコンのサイズ : 外径/20.1㎜-α 、 厚さ/ 2.6㎜。
※外径が20.1㎜より大きいとメスコックの二段目(下)に入りません。
※厚さが 2.6㎜より厚いとオスコックが浮き上がってしまいます。
これを無理やりプレートで押さえつけて取り付けると、オスコックがレンコン押しつけられすぎて動きません。
※厚さが 2.6㎜より薄くなると、オスコックとレンコンの間に隙間ができます。
ここに隙間ができると、オスコックがガソリンの入口や出口を完全に防ぐことができません。
その結果、
① STOP にしても 出口が塞がっていないのでガソリンが止まらない。
② ON にしても リザーブ入口が塞がっていないので、メイン入口だけでなくリザーブ入口からもガソリンが入ってくる。
③ RESERVE にしても、メイン入口が塞がっていないので、リザーブ入口だけでなくメイン入口からもガソリンが入ってくる。
①は「コックをONにしたまま」と同じなので、キャブレターがオーバーフローしていないかぎり問題になることはありません。
しかし、オートバイを長期休眠させるときに、詰まり防止のためにキャブレター内を空にするので「STOPにできないこと」は問題となります。
③はまったく問題がありません。
リザーブに切り換えるときはメインタンクのガソリンがなくなったときだからです。
②は少々困ります。
ツーリングでガス欠。『メインが空になったな、それではリザーブに切り換えよう。』
しかし、リザーブも空っぽ。
次のガソリンスタンドまでバイクを押していかなければなりません。
b.スズキVan Van のレンコンは「大きくて厚い」ので使えない
Yahooオークションで「スズキVan Van」用の四つ穴が 700円で出品されていました。
もちろん、部品番号は隠されています。
ヤマハとカワサキはパーツリストを公開していますが、スズキは公開していません。
そこで、「スズキ,ガソリンコック,シール,Van Van,部品番号」で画像検索。
部品番号が分かりましたので取り寄せました。
・部品番号 44341-05110/ガスケット,レバー /162円 ・これが、Yahooオークョンでは 700円。 ・一枚売れれば 500円の儲け。 |
・外径:22㎜、穴径:5.6㎜、厚さ:3.4㎜ ・穴径は同じでも、外径と厚さが大きく使えません。 |
・並べてみれば一目瞭然。 ・「同じメーカーで同じ形なら同じ」ではありません。 |
c.三穴を使えないか?
三穴とは四穴の内の隣り合う二つの穴がつながった形のもの。
このつながった二つの穴の一方をレンコンを固定する突起に、もう一方をメイン入口に合わせ、出口とリザーブ入口はレンコンの独立した穴に合わせる。
こうすれば使用可能です。
つまり、
・レバー位置 STOP →コックが出口を完全に塞ぐので、出口からガソリンは出ない。
・レバー位置 ON →コックがリザーブ入口を完全に塞ぐので、リザーブ入口からガソリンは入らない。
・レバー位置 RESERVE →コックはメイン入口を塞ぐが不完全(注)。しかし、リザーブに切り換えるときはメインタンクが空だからメイン入口からガソリンが入ってくることはない。
※注:不完全→メイン入口とレンコン固定突起はつながった穴に入っているから、コックがメイン入口を塞いでも隙間ができる。その隙間からガソリンが入ってくる。
以上のように、サイズさえ適合すれば三穴レンコンを四穴レンコンの代用にすることができるでしょう。
しかし、三突起用の三穴レンコンを四突起に使うと偏磨耗やよじれの可能性があり耐久性に問題が出るかもしれません。
ここは意地でも「四突起には四穴レンコン」でいきましょう。
d.「 マメタン(OR50),ミニクロ(CM50),GT125,TS250(1971)用 / 44341-28070 」は「穴の位置が合わない」ので使えない
上のVanVan用の 44341-05110 より一回り小振りです。 外径,穴径,厚さの全てに於いて小さくなっています。 一個 183円です。 外径が20.6㎜Φですが、 これを削って20.0㎜Φにすれば適合するかもしれません。 |
(問題は外径ではなく、穴の配置)
しかし、四つの穴の配置が異なります。 画像左は上がSJ13のレンコン、下が 44341-2807 です。 各穴の配置がずれています。 画像右はコックにこのレンコンをはめたものです。 レンコンの四つの穴がコックの穴よりも外側になっています。 だから、外径を削って20.0㎜Φにしても レンコンの穴とコックの穴が合致しません。 ・だから、使えません。 |
外径は上の レンコン/44341-05110 より大きくなりますが、 穴径と厚さはSJ13のものに近くなります。 一個 270円です。 ※Neofactoryガスコックシール 4穴用 |
問題は四つの穴の配置が適合するかどうか。 画像左は上がSJ13のレンコン、下が ハーレー用です。 四つの穴の配置は完全に一致していませんが、 そのズレは小さいものです。 画像右は外縁を少し削ってコックにはめたものです。 レンコン穴が少し外側になっていますが、何とか合致しています。 このレンコンは、SJ13のガソリンコックに充分使えます。 今回はこれを使いました。 |
上では「外縁を少し削って」と書きましたが、実際には結構面倒です。
レンコンの入る穴は内径20.0㎜Φ、ハーレー用レンコンは外径20.8㎜。
だから、外周に沿って0.4㎜削ればよいことになります。
しかし、外周のどの部分も均等に0.4㎜削ることは容易ではありません。
いびつな円になると四つの穴がずれてしまいます。
サンドペーパーで擦ってはメスコックにはめる。
中心が浮き上がっているうちは外径が20.0㎜より大きいのでまた削る。
外側の高くなっている縁をなくしてしまわないように注意。
慎重に少しずつ。
最後は、中心が少し盛り上がっていても、雄コックを無理やり押しつけてプレートで固定する。
このような作業になります。
f.「スズキバーディ80(FB-80・1986)用 / 13317-09400 」は片面を削れば使える
このレンコンは外径がぐっと小さくなり、穴径も小さくなります。 一個 140円です。 厚さは2.8㎜で、 許容厚さ「2.6㎜+α」をクリアーするかもしれません。 問題は四つの穴の配置です。 |
・驚いたことに穴の配置がピッタリ重なりました。 画像左で、上が 13317-09400、下がSJ13のレンコン。 ・画像右はこのレンコンをコックにはめたものです。 3時方向の穴がコック穴にはまっていませんが、 オスコックで押しつければピッタリとはまるでしょう。 ・レンコンは12時方向の出っ張りで固定されるので、 外径が小さくてもレンコンがずれたり動いたりすることはありません。 ・このレンコンも使えそうです。 |
問題は厚さが2.8㎜あること。
このまま無理に取り付けようとしても、オスコックが浮き上がってプレートをネジ留めすることができません。
レンコンの許容厚さは2.6㎜だから0.2㎜薄くする必要があります。
しかし、この作業はハーレー用レンコンを「外周に沿って均等に0.4㎜削る」ことよりずっと楽です。
削るのは片面だけ、サンドペーパーの上にレンコンを置いてそれを動かせば済みます。
もちろん、削った面は穴の出っ張りが削られるので、その反対側をオスコックに接するようにセットしなければなりません。
今回はハーレー用のレンコンの外周を削って使いましたが、こちらの方がお勧めです。
ただし、「外径が小さいこと」で何か不具合が生じるかもしれません。
これは使ってみないと分からないことです。
g.「 スズキハスラー50(TS50・12型)用 / 44341-19050 」は上のバーディ用と同じ
このレンコンは上の 13317-09400 と同じサイズです。 異なる点は穴の一つが小さくなっていることだけ。 一個 205円。 四つの穴の配置は同じですから、 この小さい穴を少し拡げて レンコン固定用出っ張りにはめれば使用できます。 もちろん、片側を0.2㎜削らなければなりません。 もっとも、上のバーディ用の方が安いので、 わざわざこのレンコンを使う必要はないでしょう。 |
h.結論
現在のところ、SJ13のガソリンコックに使えるのはハーレー用のレンコンとスズキバーディ80のレンコン。
どちらも削って外径を小さくしたり厚さを薄くしたりしなければなりません。
Yahooオークションで 「SJ13用ガソリンコックシールセット」が出品されていることから考えると、スズキ純正部品の中にSJ13レンコンと同じものがあるはずです。
「四穴,外径/20.0㎜、厚さ/2.6㎜」のレンコンです。
当HPの閲覧者の方で「これがSJ13の純正レンコンだよ!」という情報をお持ちの方はメールしてください。ここに掲載させていただきます。
レンコン各種を取り寄せるついでに ガソリンコック取り付けボルトのガスケットを取り寄せました。 単なるアルミのガスケットでした。 一枚 64円です。 |
3.コックOリングを探せ
★★27
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250㏄扱いでしょう。※要問合せ
・Oリングがはまるのは二段目の「20㎜Φ×3㎜」の部分。 | ・オスコックの二段目はメスコックの二段目にはまります。 ・オスコック二段目高さは3㎜、メスコック二段目深さも3㎜。 ・しかし、メスコックの二段目にはレンコンが入るので、 その厚さの分だけオスコックが浮き上がります。 この浮き上がった分だけ、 オスコック二段目がメスコック一段目にかかります。 ・オスコック二段目は20㎜Φ、メスコック一段目は22.2㎜Φ。 この隙間をOリングが塞ぎます。 |
・Oリングが塞ぐこの隙間は(22.2-20)÷2=1.1㎜。 つまり、Oリングの必要線径=1.1㎜+αΦ ・そして、Oリングはオスコック二段目にはまるので、 必要内径=20㎜-α。 ・また、Oリングをはめたオスコック一段目は メスコック一段目にかかるので、 Oリングをはめたオスコック必要外径=22.2㎜+α |
結局、オスコックOリングサイズ : 内径/20㎜Φ-α、線径/1.1㎜Φ+α、外径/22.2㎜Φ+α
このサイズのOリングをモノタロウで捜してみました。
b.P-20とP-18 は不適合
まず、見つけたのは、NBR(ニトリロゴム),フッ素,シリコン の P-20 と P-18
イ.P-20は外径が大きい
素材はNBR(にトリルゴム),フッ素,シリコーン。
耐ガソリン性は、フッ素(◎)>NBR(〇)>シリコーン(×) →→→Oリングの材料特性
・P-20は内径:19.8㎜Φ,外径:24.6㎜Φ。 ・P-20→NBR ,フッ素 ,シリコーン |
・必要内径:20㎜-αはクリアー。オスコックに装着できます。 | ・しかし、外径がメスコックの22.2㎜を大きくオーバー。 当然はまりません。 |
ロ.P-18は線径が大きい
・内径:17.8㎜Φ,外径:22.6㎜Φ。 ・P-18→NBR ,フッ素 ,シリコーン |
・必要外径:22.2㎜+αはなんとかクリアー。 メスコック一段目にはまります。 ・あとは、20㎜Φのオスコックに装着できればOK。 |
・オスコックにはなんとかはまりました。 ・しかし、外径が24㎜Φになってメスコックに入りません。 ・「Oリングはその内径より大きいものにはめると、 その分だけ外径が大きくなる」ことに気づきました。 |
・素材もメーカーもまったく不明。 手書きのサイズがそれっぽい。 ・オスコックにはめると外径は大きくならず22.5㎜Φ。 しかし、このままメスコックに入れようとすると、 リングがメスコックからはみ出してしまう。 そこで、Oリングをメスコックにはめてから、 オスコックを押し込んでみました。 |
・まず嫌がるリングをだましてメスコックにセット、 外径22.5㎜Φのリングは 22.2㎜Φのメスコックにピッタリとはまりません。 だから、“だましてセット”。 ・次に、オスコックにシリコングリスを塗って、 メスコックに無理やり押し込むと、コクン」とはまりました。 ・しかし、たった、0.3㎜㎜オーバーなのにこの固さ。 Oリングの寸法は緻密で神経質なのです。 コックの動きは固いけど、何とか使えそう。 |
ロ.これは S-20規格のOリングで一個32円
モノタロウでよく調べたらこれと同じものが規格品でありました。
P番より細いS番の中のS-20(内径:19.5㎜,外径:22.5㎜,線径:1.5㎜)です。
値段は、32円~99円。
※ニトリルゴム → NOK S20, マスオカ S-20,武蔵 1A-S20
※フッ素 → NOK 4DS20,4種Dマスオカ S-20,武蔵 4D-S20,,
SJ13のコックOリングにはこのS-20が最も適合しているようです。
「内径:20㎜,線径:1.0㎜」のSS-200 もありますが、これでは寸法的にピッタリすぎて実際には緩いはめあいになるでしょう。→→→Oリングの規格サイズ
用途種別は「固定用」。
運動用と固定用の違いは「はめあいのきつさ」の違い。
運動用は運動抵抗を少なくするために、固定用よりはめあいがゆるくなっています。
ガソリンコックは動かすけれど運動抵抗を少なくする必要はありません。
だから、動けばOK。「固定用」でまったく問題はありません。
お勧めは、耐ガソリン性がよい、「武蔵・フッ素・4D-S20・87円」です。
d.純正のコックOリングはないのか?
パーツリストを公開しているヤマハとカワサキでチェックしました。
ヤマハではXJR400,DT230(ランツァ),ST225(ブロンコ),TT250R(レイド)が、
カワサキではエストレヤ,Dトラッカーが、
ジェベル(DF200・125)・ST250・ストリートマジックと同じようなシール形状。
もちろんレンコンは三穴で使えません。
※ヤマハ三穴レンコン → 3AJ-24523-00 バルブ 400円
しかし、コックOリングは適合するかもしれません。
ヤマハの純正部品の 3AJ-24534-00 シールコック、226円(税込み) を取り寄せ。
・現物を見たとたん「これは大きすぎる…。」 | ・外径:約26㎜Φ,内径:約23.4㎜Φ,線径:約1.3㎜Φ。 ・20㎜Φのオスコックにもはまらないし、 22.2㎜Φのメスコックにもはまらない。 |
・「大きすぎる度合い」よく分かるでしょう? 右がSJから取り外したコックOリングです。 |
現在のところここでストップしています。
やはり、スズキの他機種から適合Oリングを探した方がよいでしょう。
それには、まず他機種のパーツリストを入手しなければなりません。
新しい情報があれば追記します。
★★28
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特定小型原動機付自転車にも
アシスト自転車にも該当しません。
※ 4X8-24512-00 ガスケット,108円(税込み) |
・こちらがSJ13の上部シール ※ 44348-87420 151円(税込み) |
・まったく同じサイズです。(上がSJ13純正) ・ヤマハ純正を使えば、一個につき43円安くなります。 |
・左が純正、右が汎用のステンレスビス M3×5(5円/個)。 ・純正は先端が細くなり、長さも少し短かくなっています。 |
・汎用ビスでプレートを留めると、 プレートが浮き上がってしっかり取り付けられません。 ・M3スプリングワッシャ(4円/個)で調整。 |
・コックレバーとの隙間はゼロ。 レバーは動きますが、少しこすれます。 ・もちろん、このビスは純正で準備されていません。 |
6.結論
結局、SJ13の燃料コックシールの代替品は
・レンコン : 「スズキバーディ80(FB-80・1986)用 / 13317-09400/ 140円 」の片面を削る。
・オスコックOリング : S-20規格Oリング(固定用)NOK 4DS20フッ素 (固定用) 99円 or 武蔵 4DS20フッ素(固定用) 87円
・プレート取り付けビス : M3×5のビス+ワッシャ
・上部シール : ヤマハ/4X8-24512-00 /ガスケット/ 108円
・コック取り付けガスケット : M6用アルミor銅のワッシャ/純正64円×2=128円
合計で500円程度になりますが、加工したりきつかったりしますので、Yahooオークション出品の 「シールセット 1840円」を入手するのが便利でしょう。
現在の設定は
・レンコン : ハーレー用レンコン(外縁を少し削る)
・オスコックOリング : Yahooオークションで見つけた、素材・メーカー不明の S-20
・プレート取り付けビス : ステンレスM3×5+ステンレスM3ワッシャ
・上部シール→スズキ純正
・コック取り付けガスケット : スズキ純正
今のところ何の問題もありません。
最後はメーカー頼み!
ヤマハはFJ1200のミクニキャブレターOリングにつき、 単品販売していないものがあります。 しかし、ミクニは自社キャブレターのOリングを単品で しかも安価で供給しています。→→→こちら このマークは 大洋技研工業 です。 最後の最後はこのメーカーに問い合わせですね。 |
つづく