SPnet保安-もう一台のSJ13-RMX4その⑦  ガソリンコックのシール類探し


RMX ・ SJ-13A 整備資料




2015.06.22  RMX4 その⑦  ガソリンコックのシール類探し


RMX③ のガソリンコックが燃料漏れを起こしています。

NSRと違ってコックプレートがかしめてないので、ガソリンコックを分解して中のシールやOリングが交換できます。

しかし、RMX純正で用意されているのは「あまり交換の必要がない」外部の二カ所だけ。

肝心な内部の二カ所が準備されていません。

Yahooオークションでは、内部と外部の四点セットで SJ13用(四穴)が 1840円、SJ14用(三穴)が 2050円で出ています。

ということは、スズキの他機種や他メーカーで純正として準備されているはずです。


1.必要なシール類


a.四つのシール

 ・a ガソリンコックをタンクに取り付ける部分のシールです。(以下では上部シール)
  SJ13で部品供給されています。※ 44348-87420   ガスケット,ジョイント   151円。

 ・b ガソリンコック取り付けボルトのガスケットです。
  SJ13で部品供給されています。※ 09168-06026   ガスケット,6.4×11.5×0.8
   どのようなものか知りません。ボルトからにじみ出るのを防ぐものでしょう。

 ・c 燃料の出入口穴のシール(バルブ)です。(以下では俗称のレンコン)
  ここが磨耗するとコックとの間に隙間ができ、コックでの切り替えが効かなくなります。
  SJ13では部品供給されていません。

 ・d オスコックとメスコックの隙間をシールするOリングです。(以下ではコックOリング)
  このリングが磨耗するとガソリンが切り替えコック部分から漏れてきます。
  SJ13では部品供給されていません。


・上部シール(新品部品より採寸)
・タテ:17㎜、ヨコ:50㎜、長方形の内法:22㎜。
・レンコン(使用中の現物より採寸)
・外径:20㎜、穴径:5.6㎜、四つ穴
  厚さ:2.2㎜(磨耗して薄くなっている)
・コックOリング(オスコックとメスコックの構造より推測)
・外径:22.2+α㎜、内径:20-α㎜
・下記 3-a 参照



b.切り替えの仕組み



 ・レンコンは四つ穴ですが、
  一つはレンコンを固定するためのものです。

 ・M と R はガソリンの入口、出は出口です。

 ・Mはメイン入口、Rはリザーブの入口です。

 ・これらの穴とオスコックを密着させるのが
   レンコンの役目です。

 ・レンコンがすり減ると、
   オスコックとの隙間ができるだけでなく、
   メスコックの穴とオスコックが直接擦れ合ってしまいます。

下のオスコックの画像は左右反転させてあります。
ガソリンコックの内側から見ているようになります。

・レバー位置 STOP 。
・入口は二つとも開いていますが、出口が閉じられています。
・レバー位置 ON 。
・メイン入口と出口が開けられ、リザーブ入口が閉じられています。
・ガソリンはメインから入って出口から出て行きます。
・レバー位置 RESERVE 。
・メイン入口が閉じられ、リザーブ入口と出口が開けられています。
・ガソリンはリザーブから入って出口から出て行きます。



2.レンコンを探せ


a.必要なサイズ


・オスコックは二段になっています。
・一段目(上)は 21.8㎜Φ×高さ4.4㎜。
・二段目(下)は 20.0㎜Φ×高さ3.0㎜ 。
・高さの合計は 7.4㎜。
・メスコックも二段になっています。
・一段目(上)は 22.2㎜Φ×深さ7.0㎜。
・二段目(下)は 20.1㎜Φ×深さ3.0㎜。
・ 二段目にレンコンが入ります。
・深さの合計は 10.0㎜。
・オスコックはプレートで押さえつけられ、
  メスコックにネジ留めされます。
・だから、オスコックとメスコックはツライチになります。
・ここから、レンコンに必要な厚さが判ります。

必要なレンコンのサイズは、外径が20.1㎜-α、厚さが 2.6㎜。

外径が20.1㎜より大きいとメスコックの二段目(下)に入りません。

厚さが 2.6㎜より厚いとオスコックが浮き上がってしまいます。
これを無理やりプレートで押さえつけて取り付けると、オスコックがレンコン押しつけられすぎて動きません。

厚さが 2.6㎜より薄くなると、オスコックとレンコンの間に隙間ができます。
ここに隙間ができると、オスコックがガソリンの入口や出口を完全に防ぐことができません。

その結果、
① STOP にしても 出口が塞がっていないのでガソリンが止まらない。
② ON にしても リザーブ入口が塞がっていないので、メイン入口だけでなくリザーブ入口からもガソリンが入ってくる。
③ RESERVE にしても、メイン入口が塞がっていないので、リザーブ入口だけでなくメイン入口からもガソリンが入ってくる。

①はキャブレターがオーバーフローしていなければ通常使用で問題になることはありません。
しかし、オートバイを長期休眠させるときに、詰まり防止のためにキャブレター内を空にし、錆び防止のためにタンク内を満タンにするときは問題になるでしょう。

③はまったく問題がありません。
リザーブに切り換えるときはメインタンクのガソリンがなくなったときだからです。


②は少々困ります。

ツーリングでメインタンクがガス欠。

『やはり長距離では燃費が良くなるなぁ! ではリザーブに切り換えよう。』

しかし、リザーブも空っぽ。

次のガソリンスタンドまでバイクを押していかなければなりません。


b.スズキVan Van のレンコン


Yahooオークションで「スズキVan Van」用の四つ穴が 700円で出品されていました。

もちろん、部品番号は隠されています。

ヤマハとカワサキはパーツリストを公開していますが、スズキは公開していません。

そこで、「スズキ,ガソリンコック,シール,Van Van,部品番号」で画像検索。

部品番号が分かりましたので取り寄せました。

・部品番号 44341-05110  ガスケット,レバー  162円(税込み)
・これが、Yahooオークョンでは 700円。
・一枚売れれば 500円の儲け。
・外径:22㎜、穴径:5.6㎜、厚さ:3.4㎜
・穴径は同じでも、外径と厚さが大きく使えません。
・並べてみれば一目瞭然。
・「同じメーカーで同じ形なら同じ」ということではないのです。



c.三穴を使えないか?


三穴とは四穴の内の隣り合う二つの穴がつながった形のものです。

このつながった二つの穴の一方をレンコンを固定する突起に、もう一方をメイン入口に合わせ、出口とリザーブ入口はレンコンの独立した穴に合わせる。
こうすれば使用可能です。

つまり、

・レバー位置 STOP →コックが出口を完全に塞ぐので、出口からガソリンは出ない。
・レバー位置 ON →コックがリザーブ入口を完全に塞ぐので、リザーブ入口からガソリンは入らない。
・レバー位置 RESERVE →コックはメイン入口を塞ぐが不完全(注)。しかし、リザーブに切り換えるときはメインタンクが空だからメイン入口からガソリンが入ってくることはない。
  ※注:不完全→メイン入口とレンコン固定突起はつながった穴に入っているから、コックがメイン入口を塞いでも隙間ができる。その隙間からガソリンが入ってくる。


以上のように、サイズさえ適合すれば三穴レンコンを四穴レンコンの代用にすることができるでしょう。

しかし、三突起用の三穴レンコンを四突起に使うと偏磨耗やよじれの可能性があり耐久性に問題が出るかもしれません。

ここは意地でも「四突起には四穴レンコン」でいきましょう。


d.マメタン(OR50),ミニクロ(CM50),GT125,TS250(1971) 用の 44341-28070


 上のVanVan用の 44341-05110 より一回り小振りです。
 外径,穴径,厚さの全てに於いて小さくなっています。

 一個 183円です。

 外径が20.6ですが、
 これを削って20.0にすれば適合するかもしれません。

(問題は外径ではなく、穴の配置)

 しかし、四つの穴の配置が異なります。

 画像左は上がSJ13のレンコン、下が 44341-2807 です。

 各穴の配置がずれています。

 画像右はコックにこのレンコンをはめたものです。
 レンコンの四つの穴がコックの穴よりも外側になっています。

 だから、外径を削って20.0にしても
 レンコンの穴とコックの穴が合致しません。

 「このレンコンは使えない」というのが結論です。



e.ハーレー用のレンコン


 外径は上の 44341-05110 より大きくなりますが、
 穴径と厚さはSJ13のものに近くなります。

 一個 270円です。
 ※Neofactoryガスコックシール 4穴用

 問題は四つの穴の配置が適合するかどうか。

 画像左は上がSJ13のレンコン、下が ハーレー用です。
 四つの穴の配置は完全に一致していませんが、
 そのズレは小さいものです。

 画像右は外縁を少し削ってコックにはめたものです。
 レンコン穴が少し外側になっていますが
 何とか合致しています。

 このレンコンは
 SJ13のガソリンコックに充分使えるものです。

 今回はこれを使いました。

上では「外縁を少し削って」と書きましたが、実際には結構面倒です。

レンコンの入る穴は内径20.0㎜Φ、ハーレー用レンコンは外径20.8㎜。
だから、外周に沿って0.4㎜削ればよいことになります。

しかし、外周のどの部分も均等に0.4㎜削ることは容易ではありません。

いびつな円になると四つの穴がずれてしまいます。

サンドペーパーで擦ってはメスコックにはめる。
中心が浮き上がっているうちは外径が20.0㎜より大きいのでまた削る。

外側の高くなっている縁をなくしてしまわないように注意。

慎重に少しずつ。

最後は、中心が少し盛り上がっていても、雄コックを無理やり押しつけてプレートで固定する。

このような作業になります。



f.スズキバーディ80(FB-80・1986)用 13317-09400  


 このレンコンは外径がぐっと小さくなり、
 穴径も小さくなります。

 一個 140円です。

 厚さは2.8で、
 許容厚さ「2.6+α」をクリアーするかもしれません。

 問題は四つの穴の配置です。

 驚いたことに穴の配置がピッタリ重なりました。

 画像左で上が 13317-09400で
 下がSJ13のレンコンです。

 画像右はコックにはめたものです。
 3時方向の穴がコック穴にはまっていませんが、
 ♂コックで押しつければピッタリとはまることでしょう。

 レンコンは12時方向の出っ張りで固定されるので、
 外径が小さくても
 レンコンがずれたり動いたりすることはありません。

 このレンコンも使えそうです。

問題は厚さが2.8㎜あること。

このまま無理に取り付けようとしても、雄コックが浮き上がってプレートをネジ留めすることができません。

レンコンの許容厚さは2.6㎜だから0.2㎜薄くする必要があります。

しかし、この作業はハーレー用レンコンを「外周に沿って均等に0.4㎜削る」ことよりずっと楽です。

削るのは片面だけ、サンドペーパーの上にレンコンを置いてそれを動かせば済みます。

もちろん、削った側を雄コックと接しないようにしなければなりません。

今回はハーレー用のレンコンの外周を削って使いましたが、こちらの方がお勧めです。

ただし、「外径が小さいこと」で何か不具合が生じるかもしれません。

これは使ってみないと分からないことです。


g.スズキハスラー50(TS50・12型)用 44341-19050 

 このレンコンは上の 13317-09400 と同じサイズです。
 異なる点は穴の一つが小さくなっていることだけ。
 一個 205円です。

 四つの穴の配置は同じですから、
 この小さい穴を少し拡げて
 レンコン固定用出っ張りにはめれば使用できます。

 もちろん、片側を0.2㎜削らなければなりません。

 もっとも、上のバーディ用の方が安いので、
 わざわざこのレンコンを使う必要はないでしょう。



h.結論


現在のところ、SJ13のガソリンコックに使えるのはハーレー用のレンコンとスズキバーディ80のレンコン。

どちらも削って外径を小さくしたり厚さを薄くしたりしなければなりません。

Yahooオークションで 「SJ13用ガソリンコックシールセット」が出品されていることから考えると、スズキ純正部品の中にSJ13レンコンと同じものがあるはずです。

「四穴,外径/20.0㎜、厚さ/2.6㎜」のレンコンです。

当HPの閲覧者の方で「これがSJ13の純正レンコンだよ!」という情報をお持ちの方はメールしてください。ここに掲載させていただきます。



i.ガソリンコック取り付けボルトのガスケット


 レンコン各種を取り寄せるついでに
 ガソリンコック取り付けボルトのガスケットを取り寄せました。

 単なるアルミのガスケットでした。

 一枚 64円です。



3.コックOリングを探せ


a.必要なサイズ


もう一度オスコックとメスコックの寸法を見てみましょう。

・Oリングがはまるのは二段目の 20㎜Φ×3㎜の部分。 ・オスコックの二段目はメスコックの二段目にはまります。
・オスコック二段目高さは3㎜、メスコック二段目深さも3㎜。
・しかし、ここにレンコンが入るので、その厚さの分だけ
  オスコック二段目はメスコック一段目にかかります。
・オスコック二段目は20㎜Φ、メスコック一段目は22.2㎜Φ。
  この隙間をOリングが塞ぎます。
・この隙間は(22.2-20)÷2=1.1㎜。
  つまり、Oリングの必要線径は「1.1㎜+α」
・オスコック二段目にはまるので、必要内径は「20㎜-α」
・また、Oリングをはめたオスコック一段目は
  メスコック一段目にかかるので、
  Oリングをはめたオスコック必要外径は「22.2㎜+α」


b.Oリングならモノタロウ


モノタロウでOリング探しです。

見つけたのは、NBR(ニトリロゴム),フッ素,シリコン の P-20 と P-18


イ.P-20


素材はNBR(にトリルゴム),フッ素,シリコーン。

耐ガソリン性は、フッ素(◎)>NBR(〇)>シリコーン(×) →→→Oリングの材料特性

・P-20は内径:19.8㎜Φ,外径:24.6㎜Φ。
・P-20→NBR ,フッ素 ,シリコーン
・必要内径:20㎜-αはクリアー。オスコックに装着できます。 ・しかし、外径がメスコックの22.2㎜を大きくオーバー。
  当然はまりません。



ロ.P-18


・内径:17.8㎜Φ,外径:22.6㎜Φ。
・P-18→NBR ,フッ素 ,シリコーン
・必要外径:22.2㎜+αはなんとかクリアー。
  メスコック一段目にはまります。
・あとは、20㎜Φのオスコックに装着できればOK。
・オスコックにはなんとかはまりました。
・しかし、外径が24㎜Φになってメスコックに入りません。
・「Oリングはその内径より大きいものにはめると、
  その分だけ外径が大きくなる」ことに気づきました。



c.Yahooオークションで見つけたOリング


イ.「ガソリンコック用Oリング各種。一個155円・即決,送料100円」


注文したのは「内径:19.5㎜Φ,線径:1.5㎜Φ,外径:22.5㎜Φ」。

これなら、「必要内径:20㎜-α」・「必要線径:1.1㎜+α」・「必要外径:22.2㎜+α」・「必要装着外径:22.2㎜+α」をクリアーできるかもしれません。

 ・素材もメーカーもまったく不明。
   手書きのサイズがそれっぽい。

 ・オスコックにはめると外径は大きくならず22.5㎜Φ。

 ・しかし、このままメスコックに入れようとすると、
  リングがメスコックからはみ出してしまう。

 ・そこで、Oリングをメスコックにはめてから、
   オスコックを押し込んでみました。


 ・まず嫌がるリングをだましてメスコックにセット、
 ・外径22.5㎜Φのリングは
   22.2㎜Φのメスコックにピッタリとはまりません。
   だから、“だましてセット”。

 ・そして、オスコックにシリコングリスを塗って、
   メスコックに無理やり押し込むと
   「コクン」とはまりました。
 ・たった、0.3㎜㎜オーバーなのにこの固さ。
   Oリングの寸法は緻密で神経質なのです。

 ・コックの動きは固いけど、何とか使えそう。


ロ.これは S-20規格のOリング

あとで、よく調べたらモノタロウにもありました。

P番より細いS番の中のS-20(内径:19.5㎜,外径:22.5㎜,線径:1.5㎜)です。

値段は、32円~99円。
NOK 4DS20フッ素 (固定用)  99円    武蔵 4DS20フッ素(固定用) 87円    NOK S20 NBR(固定用) 50円    マスオカ S20 NBR(固定用) 32円

SJ13のコックOリングにはこのS-20が最も適合しているようです。
「内径:20㎜,線径:1.0㎜」のSS-200 もありますが、これでは寸法的にピッタリすぎて実際には緩いはめあいになるでしょう。→→→Oリングの規格サイズ


用途は「固定用」です。

運動用と固定用の違いは「はめあいのきつさ」の違い。
運動用は運動抵抗を少なくするために、固定用よりはめあいがゆるくなっています。

ガソリンコックは動かすけれど運動抵抗を少なくする必要はありません。
だから、動けばOK。
「固定用」でまったく問題はありません。


お勧めは、耐ガソリン性がよい、「武蔵・フッ素・4D-S20・87円」です。


d.純正のコックOリングはないのか?


パーツリストを公開しているヤマハとカワサキでチェックしました。

ヤマハではXJR400,DT230(ランツァ),ST225(ブロンコ),TT250R(レイド)が、
カワサキではエストレヤ,Dトラッカーが
ジェベル(DF200・125)・ST250・ストリートマジックと同じようなシール形状。

もちろんレンコンは三穴で使えません。
※ヤマハ三穴レンコン → 3AJ-24523-00  バルブ  400円

しかし、コックOリングは適合するかもしれません。

ヤマハの純正部品の 3AJ-24534-00 シールコック、226円(税込み) を取り寄せ。

・現物を見たとたん「これは大きすぎる…。」 ・外径:約26㎜Φ,内径:約23.4㎜Φ,線径:約1.3㎜Φ。
・20㎜Φのオスコックにもはまらないし、
  22.2㎜Φのメスコックにもはまらない。
・「大きすぎる度合い」よく分かるでしょう?
  右がSJから取り外したコックOリングです。


現在のところここでストップしています。

やはり、スズキの他機種から適合Oリングを探した方がよいでしょう。

それには、まず他機種のパーツリストを入手しなければなりません。

新しい情報があれば追記します。


4.上部シールは共通


ヤマハのコックOリングを注文するときに上部シールも注文しました。

 ※ 4X8-24512-00 ガスケット,108円(税込み)
・こちらがSJ13の上部シール
 ※ 44348-87420  151円(税込み)
・まったく同じサイズです。(上がSJ13純正)
・ヤマハ純正を使えば、一個につき43円安くなります。



5.プレート取り付けビスに注意


・左が純正、右が汎用のステンレスビス M3×5(5円/個)。
・純正は先端が細くなり、長さも少し短かくなっています。
・汎用ビスでプレートを留めると、
  プレートが浮き上がってしっかり取り付けられません。
・M3スプリングワッシャ(4円/個)で調整。
・コックレバーとの隙間はゼロ。
  レバーは動きますが、少しこすれます。
・もちろん、このビスは純正で準備されていません。



6.現在の状況


・上部シール→交換(スズキSJ13純正)
・レンコン→ハーレー用レンコン(外縁を少し削る)
・コックOリング→交換(素材・メーカー不明の S-20 Oリング)
・プレート取り付けビス→交換(汎用・ステン・M3×5+ステンワッシャ)
・コック取り付けガスケット→純正を使用

これを RMX③に取り付けましたが今のところ何の問題もありません。


結局、現在の「SJ13ガソリンコック用ガスケット・シール」は、

・上部シール:スズキ 44348-87420 (151円) or ヤマハ 4X8-24512-00 (108円)
・レンコン:ハーレー用 002642 (270円) or スズキ 13317-09400 (140円)
・コックOリング:NOK 4DS20フッ素 (固定用)  99円  or  武蔵 4DS20フッ素(固定用) 87円
・コック取り付けボルトガスケット:スズキ09168-06026-000 (64円)×2

合計 463円~648円 となります。

但し、上部シールと取り付けボルトガスケット以外は純正部品ではありません。
また、レンコンは削らなければなりません。
完全純正部品を望む方は さらに1370円出してYahooオークション出品の 「シールセット 1840円」を買いましょう。


最後はメーカー頼み!

 ・ヤマハはFJ1200のミクニキャブレターOリングにつき、
   単品販売していないものがあります。
 ・しかし、ミクニは自社キャブレターのOリングを単品で
   しかも安価で供給しています。→→→こちら

 ・このマークは 大洋技研工業 です。
   最後の最後はこのメーカーに問い合わせですね。



つづく


★参考★

赤字は適合の可能性あり。※注意:「パーツリストで確認」以外、他サイトの記述や写真を参考にしていますので未確認情報です。

 1.スズキの四つ穴に  44341-28070  という部品がある。マメタン(OR50),ミニクロ(CM50),GT125,TS250(1971) 用らしい。コックOリングはなし。(ストレーナーOリングはあり)→適合せず(上記)
 2.スズキの四つ穴に  44376-31050  という部品がある。 これはカワサキの  92065-055  と互換。→ 外径が30㎜らしい。→②用のOリング(  44346-31050  )とともにSJ13に使えない。
 3.ハーレー用の四つ穴が「外径20㎜くらい」とのことだが厚さが分からない。→→→ Neofactoryガスコックシール 4穴用・270円 → 外縁を少し削れば適合(上記)
 4.TS200 はシールの単品販売なし。
 5.バンバン(125~50)の四穴レンコン (※  4341-05110  )は外径22㎜で使えない(上記)→ハスラーはバンバンと同じもの→SJ13に使えない。
 6.ヤマハXJR400,DT230(ランツァ),ST225(ブロンコ),TT250R(レイド)のコックシール類(レンコン三穴)→コックシールが大きすぎる(上記)→SJ13に使えない。
 7.ジェベル(DF200・125)・ST250・ストリートマジックは三穴。
 8.ジェベル200とヤマハTW225のコックシールル類は互換→TW225は他のヤマハ250(⑧)と同じ→ジェベル200のコックシール類はSJ13に使えない。
 9.ホンダ(ケイヒン製)のVT250R・CRM250R・XLR250R用は四穴(外径:21.8㎜Φ,穴径:3.3㎜Φ,厚さ:3.3㎜)、コックOリングは(外径:23.5㎜Φ,線径:2.0㎜Φ)→ともにSJ13に使えない。
10.スズキGT250(B1,B3,B4),T250のレンコンは外径:20㎜,厚さ:2.8㎜。→厚さが0.2㎜厚いが適合するかもしれない(ネット通販で一個1738円)。もしかして、1のGT125・TS250と同じ?
11.カワサキ 43049-1017 (三穴レンコン),92055-1111 (コックOリング)はSJ14には少し小さい。
12.スズキハスラー50(TS50・12型)に四穴レンコン(※  44341-19050 ),コックOリング?(※  44346-20050  コックOリング品番は44353では?)がある。→穴の配置同じ、外径は小さいが充分使える(上記)
13.ボルティ250(TU250・NJ47A・1994)は内部シールの単品販売なし(パーツリストで確認)。
14.バンディッド(GSF250・GJ74A・1993)は内部シールの単品販売なし(パーツリストで確認)
15.スズキバーディ80(FB-80・1986)は四穴らしいレンコン使用(※  13317-09400  )、コックOリングなし(パーツリストで確認) →穴の配置同じ、外径は小さいが充分使える(上記)
16.スズキGS125カタナ(NF41B・1985)はレンコン不使用(パーツリストで確認)
17.スズキRG125ガンマ(NF11F・1986)は内部シールの単品販売なし(パーツリストで確認)
18.スズキRG50ガンマ(NA11A・1986)はレンコン不使用。コックOリングはあり(※  44353-41370)。(パーツリストで確認)
19.スズキRH250(SJ11B・1984)はレンコン不使用。コックOリングはあり(※  44353-32470)。(パーツリストで確認)
20.ヤマハチャピィーは四穴レンコン使用。※  266-24523-00 , バルブ  659円(パーツリストのイラストでは不明だが他のサイトに四穴の写真あり)




次へ    前へ     目次にもどる    top    万引きGメン実戦教本