SPnet 近況


2011.08.05 RMX公道復帰のために-その⑤  完了


6.本命部品の調達失敗


a.フロント回りの電装部品


最終段階になってくるといろいろ細かい部品が必要になります。
不足しているのはフロント回りの電装部品。

①ウィンカー・ライトのスイッチボックス  ②キルスイッチボックス  ③フロントウィンカー。 
これら電装部品は電気回路の関係で、正しく接続しないと各部が正常に作動しません。

「これを省略したら、ここを外して、こことここをつなげばよい」という知識は持ち合わせていません。
すべての電装部品を純正で組めば楽ですね。

調達先はYahooオークション。
RMXはそろそろビィンテージの仲間入り?
現役を退いたRMXがバラバラにされて、部品として出品されています。

その中で目に留まったのが「メインハーネス+電装部品一式」。
コンデンサー、CDI、レクチファイアー、イグニッションコイル、各スイッチ類、フロントウィンカーを含めたセット。

これがあれば一気にフロント回りを純正で完成させられる!


b.Yahooオークション落札のテクニック


Yahooオークョンでの私の評価は出品で200程度・落札で400程度。
落札したい商品をできるだけ安く落札する方法があります。

それは「入札競争が一段落したあとの4~5秒前の入札」。

オークションでは終了の5分前に誰かが入札すると、終了が5分間延長されます(自動延長)。
終了5分前になると、AサンとBサンが「入札→自動延長→入札→自動延長」と入札合戦をしています。
この争いには参加しません。

AサンとBサンの争いが一段落して、Bサンが追ってこなくなりAサンの勝ちが確実になります。
残り時間1分。
Aサンは「残り時間カウンター」を見ながら、「あと50秒、あと40秒、あと30秒‥」と自分が落札する時を待っています。

ここで、現在価格の20%増しの値段をつけて入札準備に入ります。

終了まで8秒でマウスに手をかけ、5秒から一呼吸おいて入札。
「あなたが現在の最高入札者です」の表示。
しかし、カウンターには「オークション終了」。

画面を更新するとカウンターは自動延長の「残り5分のカウントダウン」。

Aサンは「やれやれ、やっと落札できたか。それにしてもBサンの追い上げは凄かったな‥。チョット一休み」とコーヒーを入れる。
Aサンは「残り時間カウンター画面」を更新していないので、オークョンが終了し自分が落札したと思っているのです。
しかし、実際は自動延長5分のカウントダウン。

Aサンはタバコを一本吸い終わり、確認のために自分の落札ページを開けると「落札したはずの商品」がない。
慌てて終了したオークションのページを開くと、自分が落札したはずの価格より少し高い値段で落札されている。
※入札には入札単位があり、現在価格よりどれだけ高く入札しても「現在価格+入札単位」の入札となります。

このやり方で注意しなければならないのは、入札時期が早いと残り時間カウンターが更新されてしまうこと。
カウンターが更新されれば、Aさんに「他の者が入札して終了が自動延長されたこと」が分かってしまう。
また、入札時期が遅いとオークションが終了してしまう。
通信状況を考えて入札時期を微妙に調整する。
だいたい「残り5秒+一呼吸+α」。
この”+α“が命運を左右する。


c.成功するはずが‥。


AサンとBサンの争いが一段落、残り3分。
現在価格は3201円。
私は「+1300円」で入札スタンバイ。

残り、2分30秒。
そろそろポインターを「この価格で入札する」のボタンに置こうか‥。

あれッ?
ポインターが動かない?

XPが突然のフリーズ。

慌てて再起動。
しかし、再びオークション画面を開いた時には「オークション終了」で入札できず。

最近無線LANを導入し、XPの負担が増えたからでしょうか。
そろそろXPも‥。

結局、本命は落札できず。
「でも、これだからYahooオークションはおもしろい」と負け惜しみ。


d.この出品者サンから手に入れた部品は‥



電装部品入札の前に出品者サンから落札しておいたパーツです。

同じ出品者から落札すると送金手数料と送料が割安になります。

①写真左側「カウル+シート」:2200円

程度のよいシートが買い。リアサイドカウルもRMX純正。
タンクシュラウドもRMXのシール。

②写真右側「純正チャンバー」:121円。

終了30分前で「入札一人・1円」
これではチャンバーが可哀相。
終了間際の入札をせずに1200円で入札。
なんと、121円で落札。
「まあ、ストックパーツにしておきましょう。」

二口で着払い送付。
しかし、送料が格段に安い。
届けてくれた運送屋サンは『多分、取扱店で送料を間違ったのでしょう。』
こんなこともあります。


7.必要最小限の電装パーツ調達


ハーネスセット落札失敗で計画が狂ってしまいました。
すぐに必要最小限のフロント電装パーツの落札に取りかかる。


a.ウィンカー・ヘッドライトスイッチボックス



1000円+送料720円。
解体業者サンの出品で商品はしっかりしていました。
この業者サンからは以前にハーネスセットを調達しています。


b.フロントミラーセット



これがないと整備不良で公道を走れません。

なんと、新品で200円+送料700円。
10㎜・正ネジ。
モンキー・ダックス用とか。
しかし、これはオフ車にピッタリ。

※Yahooオークションで調達される方は→→→こちら


c.フロントウインカーセット



写真右側の2個。
520円で送料無料。

小さくて軽いので、ヘッドライトカウルに直付できます。
古い軽トラゴムマットでラバークッションを作り、ラバーマウント。
これもオフ車にはピッタリ。

※Yahooオークションで調達される方は→→→こちら (送料無料は期間限定ですのであしからず)


写真左側は某ホームセンターで手に入れた端子部品。
一個、3円~4円。12個×4種=180円。

純正ハーネスのフロントウィンカー接続は2極カプラー。
カプラーを取外し、端子に要変更。


・端子バラ部品を小袋に詰めていると‥。

このホームセンターには前前職で私服保安として入店したことがあります。
別の系列店には長い間入店していました。
その店の次長サンがこの店に赴任して次長サンをしています。

どこのホームセンターでもそうですが、ネジ類やばら売り小物は客が小袋に詰めて、単価・個数を用意された紙片に書きレジ清算します。

「ウィンカー接続をカプラーにしようか端子にしようか‥。」
カプラーセットは180円、端子はカプラー一個分で四種必要で15円。
あれあれ‥、180円のカプラーに防犯タグがついているぞ!
原付坊や達が盗りに来るンだな‥。

私が、一個4円の端子を小袋に詰めていると‥。
やって来ました、女性従業員。

まず、かがんでいる私の近くで商品整理のふり。
次に『数と値段を書きます!』と私の傍に。

『えっ?疑われているンだ!』

私は女性従業員に『万引きすると思っているンだろう?』と冗談。

ここで女性従業員が、
『そうなんですよ。最近、悪ガキチャンが盗りに来るンですよ。』と言えばよかった。

しかし彼女は、
『いえいえ、私どもが単価・個数を紙片に書くようになっていますから。』

私はこの言葉に腹が立ってきた。
『だって、ネジ類は客が小袋に詰めて単価・個数を書いてレジ清算するじゃない。
  ここにも「お客様で小袋に詰めて単価・個数を書いてレジにお持ちください」と表示してあるじゃない。』

女性従業員は『お客様が小袋に詰めて、私どもが単価・個数を書くことになっています。』と平然として答える。

店長を呼びつけて文句を言ってやろうかと思ったが、「これから顧客になることもあるだろう」と怒りを静める。

多分、事務所の店長がカメラモニターを見て売り場に連絡してきたのでしょう。
『オートバイ部品の棚で、男が不審な行動をしているぞ!盗られないように牽制してこい!』。

または、近くのサービスカウンターの係員が『オートバイ部品の通路で万引きしようとしている男がいるよ!』と連絡したのでしょう。

私のいた通路が、高額な家電商品のコーナーなら仕方がない。
しかし、一個4円の端子を誰が盗るかい!

私服保安なら「相手が盗るか盗らないか」を一見して判断する。
そして、盗ろうとしている者を「盗らせて」捕まえる。

経費節減でプロの私服保安導入を止め、保安素人の従業員に牽制を任せると店の雰囲気を台無しにしてしまう。
これが店側には分からない。
私はこの店に来る気がしなくなった。

ホームセンターの店長さん!
餅は餅屋に任せましょう。
「従業員全員で店を護ろう」と言っていると客数が段々と減っていきますよ。

このホームセンターは→→→
こちら

残念でした。リンクが張ってありません。
どこのホームセンターか知りたい方は、オートバイコーナーの端子棚の前で屈んでゴソゴソしてください。
従業員がやって来るのがその店です。

   
8.総仕上げ


a.5.5㎜ベアリング・キックアームロック

前回・前々回で紹介したキックアームロックのための5.5㎜ベアリングです。

オークションで「5.5㎜玉」を検索すると、
真珠や石のネックレス。

もう少し検索すると、
ありました!

なんと、ルアーフィッシングの重り。



3.0・3.5・4.0・4.5・5.0・5.5・6.0・7.0㎜Φのサイズがあります。
樹脂製と金属製があります。
お勧めはやはり金属製。10個セットで樹脂製より80円高い。

フィッシング用品店では4.0・5.0・6.0しか揃えていません。

さすがはYahooオークション。
送料もメール便の80円。
フィッシング用品店へのガソリン代より少ない負担。

右側の写真の左のベアリングがこのルアーウェイトです。
二個のベアリングの間にバネが入っています。
キックアームのこの位置に小さい穴が二つあり、キックアームを戻したときにベアリングが出て、ロックするようになっています。

これは“買い”です。
必要な方は「ZAPPU ・ルアーウェイト」で検索してください。

※Yahooオークションで調達される方は→→→こちら

なお、キックアームを下のヘキサ(写真右側下)で取り外せば、ベアリングやバネを無くしてしまうことはありません。
しかし、+ネジとヘキサなら+ドライバーでキックアームを取り外すのが人情。
キックアームの取外しは面倒でもヘキサを使って、元から外しましょう。


b.久々にボルトをねじ切る

前回で取り付けたサイレンサー。
純正でないために正規の場所に取り付けられません。



写真左、サイレンサー取付ボルトの少し右にあるのが正規の取付位置です。

前回ではフレームの外からサイレンサーを取り付けました。
しかし、外側に取り付けるとリアサイドカウルと干渉してサイドカウルが浮き上がってしまう。
やはり、サイレンサーはフレームの内側に取り付けた方が収まりがよい。

最終仕上げとなると細かいところが気になります。
サイレンサーをフレームの内側に取り付けました。

しかし、取り付けボルトの頭が大きいでしょう?

取り付けネジは8㎜Φ。
しかし、サブフレームと共締めするので5㎝長のボルトが必要。
内側から8㎜Φ×5㎝ボルトを入れるがなかなかネジ穴が噛んでくれない。
やっと噛ませて、Tレンチでグイグイ締め込む。
嫌な予感が的中。
久々の「ボルトねじ切り」。

サブフレームを取外し、フレームとサブフレームに8.6㎜Φで下穴をあけて、10㎜Φでタップ立て。
サイレンサーとリアサイドカウルとの干渉はなくなりましたが、今度はリアタイヤとサイレンサーの干渉が少々心配(写真右側)。
ギリギリですね。

この歳で「ジャンプしてフルボトム」はないでしょうから大丈夫でしょう。
様子を見ることに。


c.ヘッドライトカウル塗装



手に入れたヘッドライトカウルは青。
これを黄色に塗装。

本来はプラスチック用スプレーを使わなければならないが、手持ちの木・鉄部ようの黄色スプレーで。
なんとか、それなりに。
写真ではきれいな仕上がりに見えますが、実際は厚化粧。

このヘッドライトカウルに穴をあけてウィンカーを取り付け。

総仕上げ終了。


d.ナンバー取得


陸運局に行き、ナンバー取得。

自賠責・12カ月・9260円+ナンバープレート代600円。
申請書類は二枚。

記入見本がありません。
何とか記入して、申請カウンターへ。
係のオバさんの表情が「また素人か‥」と曇る。
2カ所の押印不足を指摘され、ナンバー取得。

馴れない場所は肩身が狭いものです。

FJは8月中にユーザー車検を受ける予定。
周到に準備する必要あり。


9.RMX公道復帰作戦完了



これで、遠慮なく公道を走れます。



キルスイッチ・ブレーキランプ接続なし。ブレーキをかけてもランプは点灯しません。

ニュートラルスイッチが無いためにニュートラルランプは点灯しません。

オイルタンクが無く、オイル切れランプが点灯するのでインジケーター接続を外してあります。

ヘッドライトのバルブ切れか配線不完全のためヘッドライトは点灯しません。

スピードメーターは付いていません。

しかし、最低限の公道用保安部品は作動します。
といってもウィンカーとホーンだけですが‥。

本日、40分程度の試走。

低速がもたつき、中速から第二ロケット点火のように爆弾加速。
高速はOK、低速のセッティングが必要。
エァスクリューとニードル段数をいろいろ試してみることに。

クラッチワイヤーも要交換。

どうせ混合油仕樣だから、RMのエンジンを載せようかな‥。


林道に持ち込むのはもう少し先ですね。


つづく。


2011.02.26  久しぶりにオートバイのエンジンをかけました。

2011.05.28 RMXその後-1

2011.07.01  RMXこの後-公道復活作戦開始

2011.07.09 RMX公道復帰のために-その①

2011.07.14 RMX公道復帰のために-その②

2011.07.20 RMX公道復帰のために-その③

2011.07.25 RMX公道復帰のために-その④  RMX走る

2011.08.05 RMX公道復帰のために-その⑤  完了

2011.08.12- RMXのダートデビューに向けて

2011.08.17  RMXのダートデビューに向けて-その②

2011.09.18  RMXに一個100円の中古部品を三個取り付ける

2011.12.10  RMX 初めての峠

2011.12.21  RMX 高回転不調対策  ①電子部品の抵抗値測定

2011.12.26  RMX 高回転不調対策  ②メインジェットの変更

2012.01.01  RMX キャブレター調整入門  ①プラグ状態判定法

2012.01.04  RMX キャブレター調整入門  ②プラグ状態判定法追加 ・ エァスクリュー調整

2012.01.18  RMX キャブレター調整入門   再度のスロー調整 と スポーク交換も

2012.02.18  RMX が “ なで肩 ” に - 素人がやるホイールのセンター出し

2012.02.20   “ RMX + IRC-GP 210 ” 峠でウォーミングアップ

2012.03.08   RMX エンジントラブル検証

2013.01.04  エンジン移植用 RMX 入手てんまつ

2013.02.16  RMX この頃 - 新品ピストンを組む

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2013.03.19  分離給油・RMX 発進

2014.05.01  スロージェット取外しにエキストラクターを使ってみたが…

2014.05.25   SJ13 中古エンジン検証 ・ 前編 /スタッドボルトの交換 

2014.05.31  SJ13 中古エンジン検証 ・ 後編 / エンジン始動

SJ13 クランクケースの分解と組み立て(小目次) 



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