FJ1200-4CC 整備資料



 2011.10.03  FJ 1200 の オイルエレメント交換・エァクリーナー点検





日常の軽整備です。当たり前のことしか書いてありません。
オイルエレメントを初めて交換する方は参考になります。
他の方は「オイルドレンボルトのガスケットの取り付け方向」
と「パッドスプリングの取り付け方向」方向を確認しておいてください。


オイルエレメント交換
オイル量とドレンプラグガスケットの方向
エアクリーナー点検
4年たってギヤオイル交換
人並みの赤パッドとパッドシム
パッドスプリングの方向


    
1. オイルエレメント交換


排気量1200㏄はは軽自動車の 1.8倍。オイルエレメントがあるのは当然です。


a. 交換時期

エレメントのメーカー指定交換時期は、

エレメント交換時期 初回交換 2回目交換 3回目交換 以降
1カ月点検or1000㎞ 12000㎞ 24000㎞ 12000㎞毎

なお、

オイル交換時期 初回交換 2回目交換 3回目交換 以降
1カ月点検or1000㎞ 6000㎞ 12000㎞ 6000㎞毎



オイルエレメントはここにあります。

 Aがオイルクリーナーカバー。
  ここにエレメントが入っています。

・Bはユニオンボルト、Cはオイルクリーナードレンボルト。

 b.取外し

・暖気運転後、エンジンオイルを抜く。

・オイルクリーナードレンボルト( C )を外す。
↓※オイルクリーナー内のオイルが抜けるので注意
・ユニオンボルト(B)を外す。

・オイルクリーナーカバー( A )を外す。
  ※エレメント一式が一緒に外れます。Aはカバーというよりケースです。


これが全部品です。

・22000㎞走行ですからエレメントは相当汚れています。

・Oリングはすべて交換します。


右端 オイルエレメント 36Y-13441-00 1092円
左端 Oリング(26H) 93210-16629 89円
中央 Oリング(1KF) 93210-87723 305円





c.取り付け時の留意点

・①オイルクリーナーカバーの凸部とクランクケースの凹部を合わせる

・写真右上にあるのがクランクケースの凹部です。
・クリーナーカバーをはめて「カタカタ」を感じればOK。

・②付近の配線を噛み込ませない。

・注意してください。

③締めつけトルクに注意

・クランクケースもクリーナーカバーもアルミです。
  締め付けトルクが大きいと変形してしまいます。

・ユニオンボルトの締めつけトルクは、たったの 1.5kg・m 。
  わざわざクリーナーカバーに「1.5kg・m」と刻印されています。


 必ずトルクレンチを使ってください。

・ドレンボルトの締めつけトルクはマニュアルに書いてありません。1.0kg・m 以下でしょう。

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選任のための法律知識・








d.オイル注入


ガスケットは新品にしましょう。
今回はドレーンプラグも交換しました。

ドレーンプラグ 3VD-13455-00(※90340-14132) 79円
交換 ドレーンプラグ・ガスケット 214-11198-01 126円


 ガスケットの表と裏は異なります。

・どちらが表でどちらが裏か分かりません。

・「潰れやすい方がクランクケースに当たるのだろう」と考え、
  写真中央の面をクランクケース側にしました。


※2015.11.11.追記.ドレンボルトガスケットの方向が分かりました

・写真の左側が未使用ガスケット、右側が使用済みガスケット。
  山のある側(出っ張っている側)がクランクケースに当たる側です。

・写真の右側が取り外した使用済みのガスケット
  外側の山が完全に潰れて平坦面になっています。

・この純正ガスケットは一個126円。
  汎用の銅製ガスケットと比べて値段が高くないので、こちらを使った方がよいでしょう。

 ドレンボルト締め付けトルクは4.3㎏・mでそれほど強くありません。
 トルクレンチがプリセットでない場合は、合わせ鏡が必要です。


なお、ドレーンプラグは元々の形から変わっていました。

・左が元々のドレーンプラグです。

・プラグに「プラスネジ」がはまっています。これはどんな役割をするのでしょうか?
  外そうとしましたが外れませんので、役割不明です。

・オイル注入量は 3350㏄+α
注入量 通常交換時 3000㏄
エレメント交換時 3350㏄
エンジンオーバーホール時 4200㏄
推奨オイル ヤマハ4サイクルオイルエフェロG、Z

・入れたオイルは、ホームセンターの4リットル・2000円弱のもの。

・SAE10W-30→外気温度 -22℃~+50℃
・SAE20W-40→外気温度 -12℃~+52℃
・SAE10W-50→外気温度 -22℃~+60℃

・酷寒や熱帯地でない限り、一般的なSAE10W-30で良いでしょう。


暖気運転後のオイルレベルは、

 少々高めですが、オイルエレメントにオイルが充分染み込めば適正レベルになるでしょう。

※ドレーンボルト締めつけトルクは 4.3 kg・m。


   

2.エァクリーナー点検


エァクリーナーはここにあります。

・カバーは三個のネジで留められています。
・ネジ位置は、先端、中央上、中央下です。
・このままエレメントを引っ張っても取れません。
・エレメントは左右下側にある二個の留め具(リテーナー)で落ちないようになっています。
・リテーナーは手前に引っ張れば外れます。


エァクリーナーの全部品です。

 

・写真右側下の二個の部品がリテーナーです。
・エレメントは乾式。乾式エレメントはCB93 以来です。

・あまり汚れていません。掃除機で表面を吸い取って清掃終わり。
・後は、組み付ければ終了。組み付け時に回りの配線を噛み込まないように注意。

   ★★15     
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3.2015.11.11.追記.4年たって二回目のギヤオイル交換 


上で第一回のオイル交換をしたのが、2011.10、走行距離は22000㎞。
なんと、4年後の第二回オイル交換です。

しかし、現在の走行距離は26927㎞。第一回オイル交換から5000㎞も走っていません。
6000㎞毎交換指定だから、走行距離では問題なし。

しかし、四回の夏冬を経験していますからオイルは劣化しているでしょう。

最近、FJをアップハンドルにしてから、FJによく乗るようになりました。
よく乗れば、メンテナンスが気になります。

今回はオイル交換とブレーキパッド交換をしました。


a.オイル交換

・やはり、オイルは真っ黒です。
・さすがに3リットルもあると、小さい洗面器ではあふれてしまいます。
・オイルはホームセンターで1200円前後の 10W-30  SL/CF
・SLはAPI規格・ガソリンエンジンで、12ランクの上から三番目だから充分でしょう
  ※CFはディーゼルエンジンで、7ランクの上から二番目です。※オイル規格
・NSRやRMXのギヤオイルにも使いますので、同じ銘柄のオイルにすることにしました。

    

b.人並みに「やっと赤パッド」

・今までは「ブレーキパッドなど安い方が良い」。
  しかし、チョット頑張って走るようになると、ブレーキの効きが気になります。

・特に下りコーナーではリヤブレーキをかけながら曲がる場合があるので、
  世間並に赤バッドにしました。
  効き具合については安物パッドとの違いがはっきりしません。

・値段は Webike で税込み2678円です。
  近くの「新装オープン」のバイク用品店では定価の4000円で売っていました。
  この店を利用する気になれませんネ。

 ※FJ1200・デイトナ赤パッド:F/79810  R/79807
 ※FJ1200・ヤマシダ:F/B-482SX  R/B-429SX
 ※FJ1200・NTB:F/YA236(適合確認必要)  R/A6-008YN



c.キャリパシム

・今回はキャリパシムも注文しました。要するにパッドのカバーです。
  ※ 内側 / 25827、、外側 / 25828。値段はどちらも税込み680円。
 こちらがRMX-SJ13のキャリパシム。(廃盤)
 内側が石綿様、外側が金属の二枚一組。
 パッドを完全にカバーして、キャリパピストンがパッドに直接当たらないようにしています。


・RMXのキャリパシムがパッド全体をカバーするのに対し、
  FJのキャリパシムはパッドの一部しかカバーしていません。

・これだとキャリパピストンの半分しか当たらないことになりますが、問題ないのでしょうか?
  純正部品だから何らかの理由があるのでしょう。

・あなたのFJ、パッドにシムを付けていますか?
  付けていないと……。
  まあ、廃盤になる前に入手して付けておくことをお勧めします。

 


    
d.パッドスプリングの向き

・パッドスプリングとはパッドの上につける部品。
  前後どちらでも付くから迷いますが、取り付ける方向が決まっています。
  取り付け方向を示す矢印が刻印されているものもあります。

・取り付け方向はフロントもリヤも切欠きの深い方が前。※マニュアル P6-14。

 リテーナピンに差し込んである頭の曲がったグリップ(3HE-25925-00) は一本302円です。
  フロントキャリパののピンは頭が曲がっていませんが、こちらは曲がっています。
  汎用クリップの頭を曲げたら使えるかもしれませんネ。

 キャリパ取り付けポルトの締め付けトルクは3.5㎏・m。
  それほど強くありませんので締めすぎに注意。



つづく。




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