RMX250-SJ13 整備資料
2012.02.20 「RMX + IRC-GP210」 峠でウォーミングアップ
1. タイヤ交換+暖かい=GO!
スポーク全交換、センター出しOK、タイヤは IRC の GP 210。
これで、 “ 暖かい日 ” が加われば、『走るな 』というのは無理な相談。
ウォーミングアップに長島・尾鷲の峠を走りました。
ここは紀伊長島・荷坂峠の頂上付近。
荷坂トンネルを出たところにある展望台です。
ここから、下りコーナーが続き、紀伊長島・道の駅マンボウに到着します。
この峠は尾鷲・熊野峠道の最初にあります。
今回の目的はオンロードタイヤの挙動を掴むこと。
尾鷲折り返しとしました。
苦手な熊野の佐田坂は次回のお楽しみ。
2.オフロードバイク+オンロードタイヤ=不思議な感覚
バイクを傾けてもまったく不安なし。
リアタイヤの “ 撫で肩 ” に重心をかければそれでよい。
傾ける側の脚を出してバランスをとる必要がない。
オンロードバイクと同じコーナリング感覚。
当たり前ですね、オンロードタイヤなのですから。
しかし、タイヤ以外はオフロードバイク。
フロントは21インチで軽いハンドリング。
ライディングポジションはタンク寄りで直立姿勢。
とても不思議な感覚です。
もちろん、シートの角に尻をずらせ片脚出しのコーナリングもOK。
そんなことをしなくてもスムーズに曲がるのですが、ついついやってしまっても問題なし。
『 一粒で二度おいしい、グリコ アーモンドキャラメル 』 です。
※このキャッチコピーが分かる方はもう少ないでしょうね。
3.軽いことはいいことだ
以前にも書きましたが、バイクが軽いとコーナーで怖さがありません。
入ったコーナーが思ったより深かった場合、重いバイクなら怖くなってブレーキをかけてしまいます。
しかし、軽いバイクならブレーキをかけずにバイクを押さえ込むことができます。
特に、乗り馴れた片脚出し・リーンアウトではまったく怖さがありません。
150ps や 200ps は峠道で役に立ちません。
軽いことが役に立つのです。
200㎏・300㎏のバイクで、片脚出しのままコーナーを抜けていくことはできません。
RMXの2st・40ps・133㎏に拍手。
もう少し加速が続いたら不滿なし。
FJで走るときには 『 まだコーナーがあるのか‥』
RMXなら 『 もうコーナーは終わりなの?』
『FJより楽しいな!FJ より速いンじゃない?』
今の私にはモタードがベストバイクのようです。
★★13
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