SPnet 選任業務編
・2016.04.02.1号新任教育レジュメと配布資料
ある警備会社から依頼されて「施設警備員12名の新任教育」をしました。
その警備会社は施設警備が未経験で、その施設の警備員も一緒に引き継いだ。
苦労したのは「経験者と未経験者が混在。施設以外の資格者で未経験者もいる」
教育は現在のシフトの合間にやる。
与えられた時間はその警備会社の警備業務が開始される4月1日までの1週間。
そのときに使った教育資料を上げておきます。
なお、教育時間については2019年改正前のものですから注意してください。
書類も古い書式のものが混ざっています。
★1号新任教育で使った教育資料
・必要書類
1.最近使った1号新任教育資料
最近、ある警備会社の警備員面接立ち会い,新任教育,必要書類作製をしました。
委託警備会社の変更で、その警備会社が施設警備業務と今までの警備員をすべて引き継ぎました。
その警備会社はこの規模の警備業務を受託するのは初めて。
・教育をしなければならない警備員は施設2級三名を除いた12名。
・その中に1年以上の経験者と1年未満の新人が混在。
・新人の中には3号の指導教資格持ちも。
・教育は、通常の勤務の間に行う。
・シフトに無理が生じるので実地教育は不可。
・与えられた期間は一週間。
結局、経験者用の10時間教育を四日間行い、その中に新人を三日間参加させました。
教育計画も各項目を「新人3時間・経験者1時間」に変更。
新人が同じ内容を聞かないように教える内容の濃さを調整しました。
なお、3号指導教の新人は一日目は経験者10時間(業務別は5時間)、二日目は経験者10時間の内の業務別2時間、そして実地教育8時間で合計業務別15時間。
今回使った教育資料と書式を上げておきます。参考にしてください。
※2019年の施行規則改正で警備員教育の教育期・教育時間数が次のように変更されました。 → こちら ・ 2019改正の説明・新旧比較
・一般隊員の新任教育 : 「基本教育15時間+業務別教育15時間」 → 「基本教育と業務別教育を合わせて20時間」
・1年以上の経験者 : 「基本教育5時間+業務別教育5時間」 → 「基本教育と業務別教育を合わせて7時間」
・他の警備業務についての指導教育責任者資格保持者 : 「基本教育免除+業務別教育15時間」 → 「基本教育免除+業務別教育10時間」
ここで、説明してある教育時間は改正前のものです。
※また、2019年の警備業法改正で「成年被後見人であること」が欠格事由から削除されました。 → こちら
それに対応して誓約書から「成年被後見人・被補佐人」という文言が削除されました。」
ここに挙げた書式は改正前のものです。改正対応の書式は「警備索引」からダウンロードしてください。
2.教育資料
・レジュメ→→→こちら
・①警備業法抜粋→→→こちら
・②護身用具の制限→→→こちら
・③礼式基本動作→→→こちら
・④憲法・刑法・刑事訴訟法→→→こちら
・⑤警察・消防への連絡,救命措置→→→こちら
・⑥出入り管理方法→→→こちら
・⑦自火報の取り扱い→→→こちら
・⑧巡回の方法→→→こちら
・⑨盗撮と盗撮犯人を受け取った場合の処置→→→こちら
※実技は検定2級実技をベースにしています。
※一番盛り上がった実技は⑨でした。
※敬礼は繰り返し訓練しました。
3.必要書類
・警備員名簿最新版(改正前)→→→こちら
・経験者・新人混在用教育計画書(改正前)→→→こちら
・経験者・新人混在用教育実施確認書(改正前)→→→基本教育、業務別教育、実地教育
・警備員従事証明書→→→ワード版、PDF版
・診断書→→→ワード版、PDF版
・誓約書(改正前)→→→ワード版
・面接調査書→→→こちら
・新任警備員への書類提出願い→→→こちら
・登記されていないことの証明書申請用紙(現在不要)→→→こちら
つづく。
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