●ハンドルの「引き」改善 と 転倒対策
●初期設定 と スペアーキー,日本語リペアマニュアル
1.ハンドルの「引き」対策
a.巾が広く、低くて引きの浅いハンドル
KTMの車体は「手足が長くガッシリした欧米体格」を基準としている。
足付き性もそうだがハンドルも日本人のM体型には合わない。
巾が広く、高さが低く、引きが浅い。
純正ハンドルの寸法は「おおよそ」、巾78㎝,高さ5㎝,引き8㎝
手持ちのレンサル(22㎜φ)が、巾80㎝,高さ8㎝,引き10㎝
高さと引きとも「+2~3㎝」必要。
巾は両端を短くすればよいが、高さと引きはそうはいかない。
ハンドルバー交換となる。
「28.6㎜φ→22㎜φ」変換ハンドルポストを使えば22㎜φのバーが使える。
しかし、12.5㎜φのウエイトバランス挿入のためハンドル内径は13㎜φ以上必要。
22㎜φのバーはスチールもアルミもこの条件を満たさない。
結局、取り付け部の太い28.6㎜φ(ファットバー)となる。
問題は、ネット通販の商品頁には「ハンドルの巾,高さ,引き」が記載されていないこと。
購入者はどのようにして商品を選んでいるのだろう?
(名の通ったメーカーのハンドルならそのメーカーの頁で調べられるが…。)
バー交換の前にオフセットのハンドルポストを試してみることにした。
なお、KTM は車種によって「ハンドルポスト自体の取り付けを前後させられるもの」があるとか。
少し期待したが残念ながらハンドルポスト取り付け穴はひとつだけ。
b.オフセットハンドルポスト
Kaedear のオフセットポスト / 28.6㎜φ用を使った。→ こちら
KTMカラーに近い「レッド」を選んだが「ブラック」の方が似合った。
高さ / +3.6㎝,引き / +2㎝。
「アップ量がチョット大きい」と懸念したが、それほどでもない。
ZETAの28.6㎜φ用(高さ / +2.6㎝,引き / +2㎝)を検討していが、
こちらには「ハンドルポストにはまる出っ張り」がない(22㎜φにはある)ので Kaedear にした。
この出っ張りがないと固定力が弱くなる。
出っ張りは必須だろう。
※Kaedear その他のハンドルポスト → こちら
なお、取り付けボルト巾は40㎜、M8 / 1.25p。
特に取り付けボルト巾は要注意。
ワイヤリングは問題がなかった。
ハンドルが高くなったのでフロントのショック調整ダイヤルの操作が楽になった。
2.転倒対策
「ライディングは転けて上達する」。
新車のモトクロッサーもコースで1日走れば「ガリガリ」になる。
元気なことを言っている後期高齢者。
エンジンガードは付いているから、レバーガードとマフラーガードを取り付ければ「転けられる」。
a.ハンドガード ①
入手したのは、ジータの28.6mmφバー用ハンドガード「ZE72-0106」→こちら
テーパーハンドルなので
・クランプ部: 28.5㎜φ
・曲がり部:26~24㎜φ
・ストレート部:22㎜φ
※ハンドル穴径は14㎜φ(通常のもの)
クランプはガードをハンドルに取り付ける位置によって
「22㎜φ」のものにするか「28.5㎜φ」のものにするかを判断しなければならない。
クランプ取り付け場所がハンドルのストレート部以外になるのなら「28.5㎜φ用」が必要。
写真のハンドル取り付けクランプは 「ZE72-0106」 の 「28.5㎜φ用」。
ハンドルの「曲がり部」に取り付け。
しかし、クランプは取り付けられたがハンドガード自体が取り付けられない。
結局、ガード自体はRMXの古いものを使った。
「取り付けられない理由」は「クランプとワイヤー類との干渉」。
左側はよいが、
右側が厳しい。
「ハンドルクランプが取り付けられているのだからハンドガードも取り付けられるはず。」
しかし、ガード本体の長さや角度によってクランプの傾斜を変えなければならずワイヤー類と干渉してしまう。
オプションでワイヤーを迂回するクランプ( こちら )もあるが
これも実際に取り付けてみなければ「ワイヤーを迂回できるかどうか」分からない。
取りあえず古いハンドガードを使うことにした。
結局、「ZE72-0106」で使用したのはクランプとハンドルインサートだけ。
※その他のハンドガードは → こちら
これで「転けてもレバーは折れない」。
b.ハンドガード ②
KTM のファットバーには両側にウエイトバランスが取り付けられている。
ハンドルの振動を打ち消すためだ。
上のレバーガード取り付けではこのウエイトバランスを取り外した。
乗ってみるとハンドルの振動が気になる。
そこで、レバーガードの穴を13㎜φに拡張し、
インナーバランスの12.5㎜φシャフトを通し、アウターバランスで留めた。。
なお、ワイヤーとの干渉は「オフセットハンドルポストでのかさ上げ」で余裕ができた。
また、レバーガードは「下水のグレーチング」に差し込んで「必要な分だけ」曲げた。
曲げては取り付け、「ここをこう曲げた方が」とまた曲げる。
「ワイヤー干渉を避ける」クランプを入手するより、ガード自体を曲げた方が安上がり。
c.マフラーガード
コケればマフラーは曲がってしまう。
Rには「2PSアップ」の高価なマフラーが付いている。
マフラー取り付けボルトのところにガードを取り付けた。
ネットにあふれるマフラーガードは「M8・M10両用」。
取り付け穴はM10用。
M8ボルトでも取り付けられるから「両用」。
もちろん、M10穴にM8ボルトではセンターが出ないので強度が弱い。
そして、取り付けが「ずれる」ので見た目が悪い。
「M8・M10両用」ではなく「M8専用(M8ボルト穴)」を検索していたらこの商品に。
商品タイトルには「M8ボルト付属・M8用」。→ こちら
届いた商品は、単なる「M8・M10両用」でM10ボルト穴。
「M8用」としているだけで「M8専用」とは言っていないから「ウソ」ではない。
しかし、M6でも使えるから「M6ボルト付属・M6用」と書いてもよいことになる。
ネット通販に日本の商慣習は通用しない。
マフラーガードの殆どが 「M8・M10両用」だから、安いもので充分。 → こちら
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まずは、プレスとスクワット。
ホームジムならこれで孫の代まで。
●ハンドルの「引き」改善 と 転倒対策
●初期設定 と スペアーキー,日本語サービスマニュアル
3.初期設定
a.走行モード
SPORT,STREET,RAIN の 3モードがある。
このモードはトラクションコントロールとABSに関係しているらしい。
車についている「sportsモード と ecoモード」のように出力を選ぶものではないのだろう。
SPORT,STREET を試してみたが、
「3速 / 100㎞/h」程度では SPORT より STREET の方が乗りやすい。
b.サスペンション設定
まずは「標準」で。
●フロントの圧側
時計回りに「止まるまで」締め込んで、
・コンフォート:17クリック戻し
・スタンダード:12クリック戻し
・スポーツ:7クリック戻し
・最大積載時:7クリック戻し
なぜか、一杯に締め込んであった。
「スタンダード / 12クリック戻し」にする。
●フロントの伸び側
時計回りに「止まるまで」締め込んで、
・コンフォート:17クリック戻し
・スタンダード:12クリック戻し
・スポーツ:7クリック戻し
・最大積載時:7クリック戻し
12クリック戻しになっていた。。
「スタンダード / 12クリック戻し」にする。
●リヤ圧側
・サスペンションが素早く縮む場合(高速)の設定 → 外側のナット(17M)
・サスペンションがゆっくりと縮む場合(低速)の設定→内側のネジ
〇高速設定
・時計回りに一杯締め込む(11時位置)
・コンフォート:2回転戻し
・スタンダード:1.5回転戻し
・スポーツ:1回転戻し
・最大積載時:1回転戻し
↓
・1.5回戻し(5時位置)になっていた。
↓
・1.5回戻し(5時位置)に設定
〇低速設定
・時計回りに締め込む。(最後のクリックまで)
・コンフォート:20クリック戻し
・スタンダード:15クリック戻し
・スポーツ:10クリック戻し
・最大積載時:10クリック戻し
↓
・「15クリック戻し」になっていた
↓
・「15クリック戻し」に設定
●リヤ伸び側
・時計回りに締め込む。(最後のクリックまで)
・コンフォート:20クリック戻し
・スタンダード:15クリック戻し
・スポーツ:10クリック戻し
・最大積載時:10クリック戻し
↓
・「15クリック戻し」になっていた
↓
・「15クリック戻し」に設定
●初期荷重(プリロード)
シャフトにグリスを塗って、乗車して移動量を測定。
13㎜くらいあった。
「両足を浮かさなければならない」と考えてシートの上でバランスを取ったため沈み込んだかもしれない。
「どこから測る」のかがよく分からない。
体重は72㎏。
「これで良し」とする。
4.スペアーキーと日本語リペアマニュアル(サービスマニュアル)
a.スペアーキー
左端が「車体についてきたキー」。
右の二つが作成したキー。
新車のKTM車両には「スペアーキーとキーコードカード」付属する。
キーコードカードのコードで「KTMでスペアーキー」を作ってくれる。
しかし、中古車両には「キーが1本」が当たり前。
キーコードカードはもちろん、スペアーキーも付いてこない。
ホームセンターに持ち込んでも「断られる」。
『外国車のキーは扱っていません』
多分、ストックしてあるブランクキーの「溝の位置と形が合うかどうか」が判らないからだろう。
だから、まずブランクキーを入手する必要がある。
ブランクキーは純正部品扱い。
近くのKTM代理店で注文したら車検証が必要だった。
・部品番号:76011067100
・部品名:BLANK KEY 690
・値段:3487円 / 個
1週間くらいで到着。
このブランクキーがあればあとは「ギザギザ」を付けるだけ。
ホームセンターで簡単にやってくれる。
1000円くらい。
b.日本語リペアマニュアル(サービスマニュアル)
「取扱説明書(オーナーズマニュアル)」は無料でダウンロードできる。→ こちら
これは「整備用のサービスマニュアル」ではない。
「クラッチレバーはここにあります」、「ブレーキレバーはここにあります」という初歩的なもの。
整備の役には立たない。
この整備用のサービスマニュアル(リペアーマニュアルと呼ぶ)は KTM代理店では取り寄せてくれない。
「素人整備で壊されるとKTMの信頼が損なわれる」からだろう。
そのため、個人で注文しなければならない。
この注文が面倒くさい。
次の手順でやればOK。
①注文サイト → こちら
独語だから右下の米国アイコンで英語に変える。
日本語には変えられない。
また、Googleの翻訳は使えない。
②モデルを入れる(690デュークR・2016年・5型)
・Brand / KTM
・Model Year / 2016
・Displacement(排気量) / 690
・Sigment / Naked Bike
・Model / 690Duke R
↓
・DISPLAY を 押す
③左側欄
・内容を確認
・Language の「JA 日本語」を選ぶ
④該当マニュアルが表示される
・「REPAIR MANUAL 690Duke R 2016 日本語 」を選ぶ→ DETAIRS をクリック
⑤「印刷,デジタル,印刷+デジタル」を選ぶ(チェックを入れる)
・UNITS(数量)→ 1
・PLACE OF DELIVERY (送付先)→ Japan
※今回は「印刷版とデジタル版」の両方を注文した。
⑥「BUY(購入)」をクリック
⑦商品代金が表示される(€)
・ 「Place of delivery(送付場所)」の確認(Japanになっているか)。
・NEXT
⑧アカウントでログイン
・アカウント作成は「メールアドレスとパスワード」で。
・アカウント作成確認のメールは来ない
・アカウント新規作成 → Register
・アカウントを作成してある場合
↓
・Log in with Customer account → REGISTER →メールアドレスとPW
→ REGISTER → メールでコードが送られて、それを記入しなければならない場合あり。
⑨住所を記入する
・COUNTRY → Japan を選ぶ
・CITY →〇〇-shi,〇〇-ken
・ZIP CODE → 郵便番号 → 〇〇〇-〇〇
・STREET → 番地
⑩近くの販売店を選ぶ
・デフォルトでは住所地から60㎞になっている。
・60㎞を増やすと出てくる(300㎞にしたらKTM名古屋やKTM東京ベイが出てきた)。
・どこか選ばないと次に進まない。→ SELECTをクリック → NEXT
⑨Invoice address (請求書送付先)
・確認 → NEXT
⑩Select the delivery type
・Send to invoice address(請求書と同じ住所に送る)→ チェック(赤丸になる)
・Alternate deriverry address(別の住所に送る)
↓
・NEXT
⑩Overview(確認)
・購入する商品,送付先,代金が表示される。
・I agree to the terms and conditions and cancellation policyにチェック。
↓
〇BUY NOW(購入)
・I request access to the digital instructions on the date of purchase and acknowledge that
・I understand that with the early commencement of contract fulfillment, my right to withdraw from the contract is forfeited.
にチェック。
〇Chat GPT で翻訳すると
・購入日にデジタル取扱説明書へのアクセスを希望することを申請し、その旨を了承します。
・契約の履行を早期に開始することにより、契約を撤回する権利を失うことを理解しています。
※2文目は「デジタル商品の提供を購入日から開始することに同意すると、一定の条件の下で契約撤回権(Widerrufsrecht)が失われる」という趣旨。
⑪支払画面
・支払はPayPal か クレジットカード
・クレジットカードで支払おうと必要事項を入れたら「支払えなかった」。
・PayPal決済(上記カードで登録)のボタンを押したら、すぐに決済画面がでてきて「支払う」で完了。
・この時に支払額が円で表示される。
・3分くらい処理をして「支払OK」となる。
⑫「支払完了しました」らしきメールが来る
独語だから内容は分からないが、「それらしきもの」。
なんとか購入できたようだ。
支払は「印刷版とデジタル版」+送料で16000円程度。
次が注文サイトの「最後のページ」。
●注意
・途中で独語に切り替わった場合、米国マークを押して英語にしようとすると「振り出しに戻る」。
・これを何度も繰り返していると「カートの中にたくさん入っている」。
・ログイン確認(2重暗証)でで暗証コードをメールしてくるが「遅い」。
・練習して「最初からスムーズにやる」ことが必要。
・もちろん「購入ボタン」を押しても、支払い決済をするまでは「買っていない」ので「焦らずに」。
⑬発送通知が来る(8/29注文、9/9発送通知)
Dear Customer,
your KTM order has been shipped.
You can track your shipment using the following link:
Alternatively, you can visit the website of your local postal service provider and enter the following tracking number:LO96431※※※※※※
Please note that the tracking information may only become available from tomorrow.
We wish you a pleasant day.
Best regards,
○Chat GPT で翻訳すると
このメールは、KTMの注文品が発送されたという通知です。
追跡番号:LO96431※※※※※※
発送元:オーストリア郵便(Austrian Post)
現在:輸送中
メールにある「明日から追跡情報が表示される場合がある」という注意書きに対し、
現在は追跡情報が確認できています。
日本到着後は、日本郵便側で引き継がれて追跡できる可能性があります。
⑭到着(8/29注文、9/9発送通知,9/18到着)
●印刷版
A4版 464頁。
エンジンを開けるにはこれが絶対必要。
ただし、「全て網羅」ではない。
例えば「ブレーキシステムのエア抜き」(P194)
「診断ツールを差し込んで、診断ツールに表示される指示に従います」とだけ。
診断ツールが必要となる。
また、配線図はあるがパイピングチャートはない。
●デジタル版
「CD盤が同梱されている」と思っていたので、CDやシリアル番号記載のカードを探す。
しかし、印刷板マニュアル以外何も入っていない。
『入れるのを忘れたのか!』と少々焦る。
こちらは「サイトからダウンロード」となる。
そう言えば⑩で「そのようなことが書いてあった」。
考えてみれば「もっともな話」。
注文サイトでログイン。
注文履歴から下のダウンロード頁を開く。
「DOWNLOAD」ボタンでダウンロード。
pdf / 328MB
「カード版ソフト」のようにダウンロード回数制限はないようだ。
「コピーガードもかかっていない」ように思える。
PCだけでなくフラッシュメモリーにも保存しておくと良いだろう。
印刷すると「すかし」が入る。
実際に整備するときには「他部分参照や書き込み」で印刷版が便利。
整備記録を作ったりHPにアップしたりするときにはデジタル版が便利。
タブレットやケイタイにも保存できる。
印刷版とデジタル版の両方入手をお勧め。
デジタル版を他人と共有することは「著作権の範囲内」で。
デジタル版だけなら送料はかからない。
到着を待つ必要もない。支払完了ですぐに入手できる。
デジタル版と印刷版の両方を入手した場合、
デジタル版の方は支払い完了後すぐにダウンロードできるはず。
デジタル版と印刷版を別々に購入するよりセットで購入した方が安くなる。
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国産ではないけれど「いい味」。
※トライクの法的取り扱い
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