レバーガード,マフラーガード。
「ハンドルのかさ上げ」にショック調整。
試乗3回目。
『そろそろアクセルを開けるか…。』
しかし、出発10分でリヤブレーキオイル漏れ。
JAFのお世話に。
●必要なブレーキホース
●ブレーキホース入手とエア抜き
1.こんなところからオイル漏れ
●状況
走り始めてすぐに「前の車に追突しそうに」なり、
しばらくして「クラッチがつながらないような感じ」になる。
コンビニの駐車場でチェック。
リヤブレーキペダルを手で押すと、
リヤキャリパーのブレーキホースのカシメ部分から「勢いよく」ブレーキオイルが出る。
『なんで、こんなところから!』
家から遠くないので「フロントブレーキだけで」帰れるけれど、
JAFの更新期限前だったので「試しに呼んでみるか」。
車両運搬車でていねい積み下ろし。
家のガレージまで押し運搬。
オイル漏れはこの状態→ こちら
●原因
イタリアの FREN TUBO(フレン トゥーボ)に「カシメ不良」は考えられない。
カシメ部分をよく見ると、外力が加わったような「ズレ」。

パルスコードには押しつぶされて溶けたような痕。

上から物を落としたか、同乗者が足でホースとコードをキャリパに押しつけたか。
ホースの耐用性の問題ではないだろう。
原因はなんであれ、ブレーキホースを交換すればよい。
2.必要なブレーキホース
a.ABS
ABS車だから マスターシリンダーとキャリパーはホースで直結されていない。
ブレーキホースは2系統。
①マスターシリンダー → ABSユニット(行き)
②ABSユニット → リヤキャリパ(帰り)
途中にABSユニットが入り、「ブレーキがロックしている状態を感知すると油圧を減らす」らしい。
キャリパに付いている細いコードはホイールパルスセンサーコード。
車輪の回転速度を検出してABSに送る。
ABSはこれを実際の速度と比較して「その差が大きい」と「ロックしている」と判断。
ABSユニットに命令してが油圧を減らす。
これで「なぜキャリパーに細いパイプが別に付いているのだ?」という疑問が解消した。
なお、道路運送車両法の保安基準でオートバイにもABSが義務づけられているとか。
・新型車は2018.10.01より適用
・継続生産車は2021.10.01より適用。
・原付は適用外。
RMX や NSRを触ってきた当方は「そんなことになっているの!」

リヤブレーキのラインは
リヤマスターシリンダーからABSユニットの「左から二つ目」に入り、
左端から出てリヤキャリパに向かう。
フロントブレーキのラインは
フロントマスターシリンダーからABSユニットの「右から二つ目」に入り、
右端から出てフロントキャリパに向かう。
今回は、「ABSユニット ~ リヤキャリパ」のブレーキホースを交換することになる。
b.純正のブレーキホース
●取り外したホース

〇長さ測定の注意
・曲がりを直し「真っ直ぐにして」測定する。
・柱や板にバンジョー片方を釘で留め、ホースを押し付けるようにして測定する。
・曲がったまま表面に布メジャーを当てたのでは「大きな測定値」となる。
〇測定値
・「バンジョー先端 ~ バンジョー先端」=1365㎜
・「バンジョー中心 ~ バンジョー中心」=1365㎜-バンジョー外径=1365-17=1348㎜≒1350㎜
〇太さ
・外径:7.5㎜φ
・キャリパ側バンジョーから13.5㎝のところから39㎝長のカバー(外径10.5㎜φ)

〇バンジョー角度
・ABS側:ストレート
・キャリパー側:20度


〇バンジョー形状
・外径:17㎜φ
・内径:9.9㎜φ
・厚さ:10.5㎜
・内面に溝なし(フラット)
・バンジョーの「カシメ~ 先端」= 40~41㎜
〇バンジョーボルト
・M10 × 1 × 19.5㎜
※ピッチは1.0(ネジ部8㎜・8山 / ブレンボボルト)
・溝あり

〇パルスセンサーコード
・外径:4㎜φ
〇ホースの記載
・760.42.004.100
・FREN TUBO ,SAE J1401,DOT,2㎜ HL,10,2015

●リヤキャリパ側バンジョーの「20度」は少なくないか?
この角度がもう少し大きければ「カシメ部分の曲がり」が緩くなりオイル漏れがなかったかも?
しかし、キャリパ取り付け部がすでに30度傾いているので、バンジョーは50度傾いていることぢなる。
バンジョー側がこれ以上傾くとホースがスイングアームに乗らなくなる。
だから「20度」で問題ない。
オイル漏れは「カシメ部分の曲がりがきつかった」のではなく、ここに外力が加わったから。
製品の問題ではなく使用上の問題。

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