・Word Press と「親指シフト」



1.親指シフト とは

私は35年以上も前のワープロ時代からキーボードで文を書いています。
ワープロ全盛時代に『コンテストで入賞するにはこの入力方法しかない』と絶賛された入力方法があります。
それが「親指シフト」です。

これが当時のワープロです。※OASYS 30 SF
モニターはブラウン管、メディアはフロッピーデスクです。
起動用のシステムフロッピーとデーター記録用のフロッピーを差し込んで使います。
久しぶりに電源を入れたら起動しませんでした。

a. 親指シフトの歴史

親指シフトは富士通が開発し、「指先で字を書く」と評価されました。

パソコンがワープロを駆逐し始めると、富士通はパソコン用ソフトのOASYS_V7と専用のキーボードを発売します。
「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の入力方法もやりやすくして「ニコラ配列」としました。
私も、このころ「98」に移行しました。

しかし、パソコンが普及し、アルファベット入力(ローマ字入力)がほとんどとなり
「親指シフト・ニコラ配列」は世間から忘れ去られていきます。

富士通もだんだんと親指シフトに力を入れなくなりました。
親指シフトで入力できるノートパソコンはラインナップから消えていきます。)

生みの親に見放された全国の親指シフターは孤軍奮闘、
有志が“ヒンQ”というソフトを開発し通常のキーボードでも親指シフトができるようにしました。
富士通はこのユーザーの熱意にに押されてか、ついに Japanist というソフトを発売しましす。
※上の写真

こちらは、新しい専用キーボード。

このキーボードの値段はいくらだと思いますか?
一台、35000円もするのですヨ!
『一桁間違えている』と思うでしょう。
しかし、これが10万円でも親指シフト愛好者は手に入れるはずです。
それだけ、この入力方法にば魅力があるのです。

b. 親指シフトのキー操作

イ. キーボードの違い

こののキーボードをよく見てください。普通のものとどこが違いますか?

かなキーが三列しかありません。
一般のJIS配列キーボードではかなキーが四列になっています。

アルファベットは24文字。かなは50音+「ちいさいかな」が7個。
アルファベットなら三列で収まるけれど、かなでは四列使わなければならないのです。

しかし、四列のキーをブラインドタッチすることはできません。
ブラインドタッチのためには三列でなければなりません。
親指シフトは「かな入力でブラインドタッチができるように」開発された入力方法です。

もう一度、上のキーボードを見てください。
一つのキーに2~3個のかなが割り当てられています。

たとえば、「Hキー」には「み・は」の2個、「Lキー」には「ょ・ぽ・い」の3個。

さらに「かな2個を割り当てたキー」には「濁音」を割り当てています。
「Hキー」には「み・は」が刻印されていますが、このキーからは「み・は・ば」が出力されます。

いったい、どのような方法で「一つのキーから2個・3個のかなを出す」のでしょう。

ロ. 頭が痛くなる複雑な方法

暇な方は読んでください。
何が何だか分からないでしょうが…。


( 左右の指の守備範囲 )

まず、各指のホームポジションです。

・右人差し指→「Jキー」、右小指→「+キー」、右親指→「変換キー」。
・左人差し指→「Fキー」、左小指→「Aキー」、左親指→「無変換キー」。

普通のキーボードと同じです。
右指の守備範囲と左指の守備範囲も同じです。


( 下に刻印された「かな」 )

キーをそのまま押せば、下に刻印されたかなが出ます。
たとえば、「Jキー / お・と」をそのまま押せば「と」が出ます。

これは左指守備範囲のキーでも同じです。
「Fキー / ゅ・け」をそのまま押せば「け」が出ます。


( 上に刻印された かな )

「そのキー」と「そのキーと同じ側にある親指」の変換キーを同時に押します。
たとえば「Jキー / お・と」と右親指の変換キーを同時に押すと「お」が出ます。

左指守備範囲のキーでは、そのキーと左親指の無変換キーを同時に押します。
「Fキー / ゅ・け」の「ゅ」を出すには「Fキー / ゅ・け」と左親指の無変換キーを同時に押します。

「右側のキー+右親指」・「左側のキー+左親指」で「上に刻印されたかな」が出るのです。


( 濁音 )

刻印されていない3個目のかなです。
これは、「そのキー」と「反対側の親指キー」を同時に押します。

たとえば、右側にある「Fキー / お・と」と左側にある「左親指の無変換キー」を同時に押すと「ど」が出ます。
左側にある「Fキー / ゅ・け」と右側にある「右親指の変換キー」を同時に押すと「げ」が出ます。

このように、親指を多用することから「親指シフト」と呼ばれているのです。


『質問です!』

どうぞ。

『下に刻印されたかなを出す時は、そのままキーを押す。
  上に刻印されたかなを出す時は同時に同じ側の親指キーを押す。
  そして、濁音を出す時はそのキーと反対側の親指キーを同時に押す。そうですね?』

そのとおりです。

『じゃあ、上に刻印されたかなの濁音を出す時は「そのキー+右親指+左親指」の三つのキーを同時に押すのですか?』

あなた、親指シフトを使っているでしょう。
親指シフトを知らない人がここまでの説明でそんな質問ができるはずはないのですが…。

『…、バレたか…。』

心配しないでください。
上に刻印されたかなには濁音がありません。
そのように割り当ててあるのです。
濁音がすべてのかなにあったら、「そのキー+右親指+左親指」となるでしょう。


( かな入力への配慮 )

読点「。」は左小指の斜め上、句点「、」は右小指の斜め上にあります。
句点を右側にしたのは、「読点よりも句点の方が使うことが多い」からです。

「~を」の「を」は左小指のホームキーです。
文章は「~を」で少し間を置きますから、この位置にあるのです。

また、右小指のホームキーの右側に「後退・Back」と「取消・Del」が並んでいるのも使いやすさを配慮したものです。

「かな」を「カナ」に変換するときは、左親指キーをもう一度押せばOK。
この左親指キーを押すたびに「かな→カナ→半角カナ→英字入力切り替え」という機能を持たせることもできます。


『質問です!』

親指シフターの「ヤラセ質問」ですね。どうぞ。

『3個のかなが刻印されているキーがありますね。
たとえば、⑥のLキーには「ょ・ぽ・い」。
上に刻印された「ょ」は「⑥キー+左親指」、下に刻印された「い」は⑥キーだけ。
では真ん中に刻印された「ぽ」はどの様にして出すのですか?』

知っているのでしょう?

「真ん中に刻印されたかな」を出す時は「反対側の親指キーを同時に押す」のです。
反対側の親指キーを同時に押すと濁音が出ますが、このキーに割り当てられたかなには濁音がないので、濁音出力と機能がダブらないのです。

「親指シフトは途中で“ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ”の入力方法を変えて完成した」と説明しましたね。
これがそれなのです。
もう忘れましたが、それまでは「シフトキー」を使って出していました。
これが非常にやりにくかったのです。


『質問です!』

どうぞ、どうぞ。

『右小指ホームの斜め上の句点の横に「読点②」というキーがありますね。
「読点キー」は左小指ホームの斜め上にありますが、なぜ右側にもあるのですか?』

さすがは親指シフト愛好家!
よく気がつきましたね。

『わざわざ「読点②」と注意書きがあれば誰でも気づきますよ!』

実のところ、私はこの「読点②があること」を今まで知らなかったのです。
もちろん、20年以上もこの「読点②」を使ったことはありません。
そもそもこの読点②をどうやって出すのでしょう。
いろいろやってみても「。」が出てきません。

もしかして、これは読点じゃないかもしれません。
しかし、使わないけれど気になりますねぇ。

ハ. 指で覚えるキー操作

親指シフトの操作方法を文章で説明すると難しくなります。
しかし、それを習得するのは簡単です。

「親指シフト練習方法」にそって、「はときいん」から始め、
毎日1時間くらい練習すれば、二週間でかな入力のブラインドタッチができるようになります。

後は、文章を書けば書くほど上達していきます。
一年くらいすれば「どこにどんな “ かな ” があるのか」分からなくなります。
指先が覚えてしまうのです。
これで「指先で字を書く」ようになったのです。

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