●RMX④ の シート の「アンコ抜きと張り替え」

rmxシート張替
選任のための法律知識・



RMXシート張替

前回のインプレッションでの問題点の解消です。
まずはシートトップを平坦に。
そして、「伸びない表皮」で張り替えました。

表皮は老舗インテリアメーカーの サンゲツ のものを使いました。
「安くて、大きくて、やたらと伸びない」。
純正の表皮のように硬くはありませんが、充分合格です。 → こちら

家具店の表皮見本にあった「ラムース(旭化成)」はしっかりとした伸びない素材。
但し、140㎝巾で10㎝あたり900円。試しに張ってみるには高すぎます。 → こちら

3.サンゲツの椅子生地を使って張り直し

a.シートトップを平坦にする

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下が前回張り直しの「シートトップが丸くて尻が落ち着かないシート」。
これを上の標準シートの様にシートトップを平坦にします。

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中央の軟らかいスポンジ部分が「尻の移動する場所」です。
尻を下ろす部分は「最凹部から指四本~後端から指八本」部分(長さ25㎝程度)。
標準シートでは、この部分の平坦面の巾は140㎝~160㎝。
最凹部の平坦部は巾130㎝。

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結局、「巾140㎝×長さ25㎝の平坦面」を確保しなければなりません。(写真上の後の四角部分)
横から見ると、スポンジをここまで削らなければならなくなります。(写真下)

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シート平坦面とシート前部に段差を付けないためにはシート前部もこれだけ削らなければなりません。
結局、シートの軟らかいスポンジ部分はほとんどなくなってしまいました。
シート中央に少し残っていますが、厚さは1 ㎜~2 ㎜ でスポンジの役目を果たしていません。

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シート厚は標準の半分程度になってしまいました。
シート最凹部はもう少し後にできそうです。
クッション性を残すためにある程度軟らかいスポンジ部分は残さなければならないでしょう。
それらは今後の課題として、取り敢えずこれで表皮を張ってみました。

b.サンゲツの表皮

今回の表皮はインテリアメーカーとして有名なサンゲツの表皮です。 → サンゲツの椅子生地
アマゾンでもモノタロウでも送料が発生します。
取扱店注文でメーカー発送ですが、取扱店によって値段が異なります。
「商品と送料と到着日数は同じ」ですから、できるだけ安いものを探してください。 → こちら
今回は「巾137㎝×長さ1m」で黒色 (UP1105) を注文しました。

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155㎝の長い筒に巻かれてすぐに到着します。

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内装現場で使えるように「取扱店注文 → メーカー発送 → 現場到着」となっているようです。

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「巾137㎝×長さ100㎝」のはずなのに、拡げてみると「巾140㎝×長さ170㎝」もありました。
タテとヨコが正しく直角に裁断されていないことを見越しての余裕だと思いますが、
この辺りが「プロ仕様」を感じさせます。※写真のタテ×ヨコ=140㎝×170㎝
左下は今回使った「タテ95㎝×ヨコ45㎝」の部分です。

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「表皮が伸びない」ことを見込んで「のびのび表皮」より一回り大きく裁断しました。
この表皮なら軽く4台分のシートが張れることになります。

表皮の厚さは裏生地を含めて0.8㎜。
一般的な「シート張り替え用の薄い生地」です。

伸び具合は巾方向 (137㎝方向) には「やや伸びる」、長さ方向には「少しだけ伸びる」。
「のびのび表皮」のように「前後左右どの方向にもグゥ~とよく伸びる」ことはありません。

シート上で尻を左右にずらせても伸びないように
伸びにくい方向をシートの左右方向に、伸びる方向をシートの前後方向に使います。
具体的には、「長さ方向をシートの左右方向」に「巾(137㎝)方向をシートの前後方向」に使います。
※シート用に裁断した表皮(写真左下)のタテが「伸びる方向」、ヨコが「伸びない方向」。

なお、「タテ95㎝×ヨコ45㎝」は今回のアンコ抜きをしたシートを張る場合です。
張り替え表皮の必要長は「布メジャー」で測って、「シート表面長+折り返し長+片側余裕各2㎝」です。
不必要な表皮はあとで切除すればいいので、表皮裁断は余裕を持って。

c.「伸びにくい表皮」の張り方

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「のひのび表皮」のように簡単にはいきません。
この状態にするのに2時間くらいかかりました。

「あちらを引っ張り、こちらを引っ張ったり」しているうちに次のことを気づきました。

〇一カ所を強く引っ張ってシワを取ろうとは思わないこと
〇表面のシワを上から手のひらを当ててクリップの方向に押していき、
   クリップを外して「寄ってきたたるみの分だけ」表皮をずらせてクリップを留める。
   「引っ張る」のではありません。寄ってきたたるみを無くするだけです。
〇これを各クリップについて何度も行う。
   油圧ブレーキのエア抜きと同じです、「焦らず、無理せず、少しずつ」。気がついたらシワが消えています。
〇シワが取れた後、「表皮の前後、左右のたるみ」をシワと同じ方法で取っていきます。
   この作業をやればやるほどシート表皮がしっかりとしてきます。

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タッカーを打つときは「さらに表皮を引っ張って」。
間隔を開けて打ったあとに、その間を「引っ張って」打つ。
その結果、もっと引っ張れるところが出たらステープルを外して打ち直し。

「横 → 後部 → 後端 → 前部 → 前端」と部分的に仕上げていきます。
後端部は前端部は最後に強く引っ張って。

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シートを固い物の上に置き、タッカーを左手で押さえて打てば打ち損じはありません。
表皮が重なるところは「8 ㎜針」で。

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余分な表皮を切り取って終了。

d.完成

「伸びにくい表皮を時間をかけて工夫して張る」と「しっかりとしたシート」になります。

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「のびのび表皮で楽をして張る」と「腰のないグニャグニャシート」になります。

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みるからにしっかりとしたシートになりました。
これなら、腰の入力が車体にダイレクトに伝わるでしょう。

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ただし、ここまで薄くなってしまいました。

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シートの平坦面を確保しているので、尻は落ち着くでしょうが、

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腰には相当の負担がかかるでしょう。
インプレッションには覚悟が必要です。

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予備シートは三個あるので、「適度なアンコ抜きシート」を作ってみようと思っています。

e.インプレッション

●2022.04.07 165号・106㎞

・「尻のヌルヌル感」は消えず

走り出して「?」。
やはり「尻のヌルヌル感」があります。
「のびのび表皮」のときより、少しだけ少なくなっているが、
尻を動かすとヌルヌルと滑り、尻の動きがバイクに伝わらない。
その理由をいろいろ考えながら青山峠を一往復して帰宅。

帰宅して標準シートに交換して座ってみると、なんと「こちらもヌルヌル」。
いつも、乗っている17インチモタードのRMX②に座ってみると「こちらもヌルヌル」。
FJに跨がってみても同じ。

こんな「尻ヌルヌルヌル」の違和感など今まで一度も感じたことがありません。
「腰の入力がバイクに直接伝わらない」,「コーナーを走ればすぐに気がつく」などと偉そうなことを言ったけど
今までまったく気にならなかったのです。

・ヌルヌルの原因と対策

シート上で尻がヌルヌルと動く原因は、
・RMXの標準シートの表皮はまったく伸びないので、表皮が伸びるからではない。
・シート表皮の上で尻が滑るのではなく、表皮と一緒に尻が滑るのでシート素材が滑るからではない。

これは、シートに座るとスポンジが凹み表皮が弛むからです。
この弛んだ表皮がずれるのです。

伸びない表皮を使っても、弛みをできるだけ取って表皮を張っても、シートに座れば表皮に弛みができます。
尻を動かすとその弛んだ表皮がずれるのです。

これを防ぐには「表皮に弛みができても表皮がずれないようにする」ことです。
具体的には「表皮をスポンジに貼りつける」か「スポンジ表皮の間に滑り止めシートを挟む」か。
前者は確実ですが再度の表皮張替ができません。
また、接着剤を付けた表皮をしわを伸ばしながら張るのは無理なのではないでしょうか?
後者を試してみることにしました。

★2022.04.11 追記・訂正

「尻のヌルヌル」は「骨盤が尻の肉の中で動く」ことによるもので、
「シートに座る → スポンジが凹む → 表皮が弛む → 弛んだ表皮がずれる」からではありません。
だから、「表皮をスポンジに接着しても、表皮とスポンジの間に滑り止めシートを挟んでも」解消されません。
こちら

・その他

●腰への負担

軟らかいスポンジ部分がほとんどなくなり硬いスポンジだけになっているので、
「腰への負担」が心配でしたが、2時間程度の走行では問題ありませんでした。

●シート後部のアンコ抜きをしっかりとする

ツーリングポジションではシートの後寄りに座るので、
また、シート取付で後が高くなるので、シート後部を低くした方が疲れにくい。

●メモ
・オド 5090.4㎞ / トリップ105㎞
・バイクを立てて給油孔まで給油 6.72ℓ

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