今回、分解したクランクケースは三個、
尾鷲峠でエンジントラブルを起こした 混合仕様の RMX①・N型のエンジン(エンジン①)。
RMX①の換装用に入手した分離給油のRMX②・R型ののエンジン(エンジン②)
スペアーエンジンとして入手した RMX③・N型のエンジン(エンジン③)
エンジン①については既に分解検証済み→→→こちら
ここでは、エンジン③の内部状況と組立状況を説明します。
このエンジンには試乗でいろいろ「?」がありました。
その原因が「開けてみて納得」。
内部は悲惨な状態になっていました。
その原因はたった一つ。
それは「クランクシャフト右のオイルシールの逆組み」
結局、このエンジンには、そのほとんどをエンジン①から移植しました。
・2014.09.23 分解・組み立てをしたエンジン ③ の状況
★分解前のエンジン③の状態
★クラッチアウターを外すのに8時間。悲惨なクラッチハウジング
★諸悪の根源はクランクシャフト右オイルシールの逆組み
・クランクシャフトベアリングと他のベアリングは問題なし
・クランクケースの状態
・ベアリング挿入状況/右クランクケースは没
・トランスミッション組立状況
★急遽シリンダー交換
★ウォーターポンプカバーからギヤオイル漏れ
★OH後のエンジン音