- 補助ミラーが必要な理由
- フェンダーミラー取り付けの工夫①
- フェンダーミラー取り付けの工夫②
- インプレッション
- 追記「ポチ耳」対策
d.ミラー下マットへの工夫
●ボンネットが下に押し付けられる
ボンネットを閉めるとボンネットが下にたわみます。
この状態でボンネットがミラーに下に押されて少したわんでいます。
※ミラー下のシートは付属の樹脂シート。
原因はミラーの左右方向の取り付け角度。
取り付け角度が外側に下がっていれば、
ボンネットを閉めたときにミラー底部がフェンダーで押されてボンネットを下に押しつける。
取り付け角度が外側に上がっていれば、
ボンネットを閉めたときにミラー底部とフェンダーに隙間ができて、ミラーがしっかりと固定されない。
ミラー取り付け角度は取り付け金具の開き具合で決まります。
ビスの位置や方向も関係してくるのでこれを調整するのは試行錯誤の労力が要ります。
「ボンネットがミラー底部に押し下げられている方がその反力でミラーが強く固定される」とも言えます。
しかし、「ボンネットオープンレバーを引くたびにボンネットが元に戻る」のを見ると気になります。
ボンネットを下に押しつける力を吸収するものが必要になります。
●ミラー下マットの作成
ミラー下に挟む付属シートは「2㎜厚,弾力性なし」の 樹脂マット ( 画像上の二つ )
これを「3㎜厚,弾力性あり」のゴムマットで作成 ( 画像の下の二つ )
※ゴムマット3㎜
ゴムマットの弾力でボンネットへの押しつけ力を吸収させるのが目的。
3㎜ゴムマットより弾力性のある5㎜厚の「スポンジゴム」や「ポロンスポンジ」も検討しましたが、
「水分を吸収すること」で不採用。
※ポロンスポンジ5㎜
※スポンジゴム5㎜
●右ミラー下 ゴムマットの状態
・ボンネットに取り付けた状態 ( 前側 )
・ボンネットを閉めた状態 ( 前側 )
・ボンネットに取り付けた状態 ( 後側 )
・ボンネットを閉めた状態 ( 後側 )
●左ミラー下ゴムマットの状態
・ボンネットに取り付けた状態 ( 前側 )
・ボンネットを閉めた状態 ( 前側 )
・ボンネットに取り付けた状態 ( 後側 )
・ボンネットを閉めた状態 ( 後側 )
ゴムマットがたわんでいることから「ボンネットへの押し下げ力をある程度吸収している」と考えられます。
●ミラー下マット作成時の注意
◯一回り大きくする
ゴムマットはボンネットのたわみを吸収して変形します。
その分を見越して一回り大きくします。
取り付けて大きすぎる場合はハサミで切ればよいだけです。
見栄え良くするために小さくすると
フェンダーにストレスがかかりそう。
◯金具ゴム片と段差がないようにする
画像で「金具より右側部分」がボンネットに接し、左側部分がフェンダーに接します。
「金具のゴム片とミラー下ゴムマットに段差がないこと」を確認しなければなりません。
ミラー下ゴムマットの切り欠きが小さいとミラー下ゴムマットが金具のゴム片に乗り上げて段差ができます。
段差があるとボンネットへの接着力が下がるだけでなく、ボンネットに部分的なストレスを与えます。
なお、取り付けビスもステンレスのものに換えました。
◯接着は両面テープで
ミラー回転強度の調整や取り付け金具不具合で「ミラー下ゴムマットを取り外す」ことが予測されます。
ゴムマット取り付けは接着剤ではなく両面テープの方が良いでしょう。
但し、見栄えは悪くなります。
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特定小型原動機付自転車にも
アシスト自転車にも該当しません。