●汎用フェンダーミラー取り付け

汎用フェンダーミラー取り付け



3.フェンダーミラー

a.製品

汎用フェンダーミラー取り付け

ネット通販で出てくるのがこのタイプ。
・凸面鏡
・ミラー部回転しますがロックされません。「洗車機に入るとき用」でしょうか?
・鏡面:横最大幅11㎝×縦最大幅7cm
・ボンネットに金具で挟んで取り付け

汎用フェンダーミラー

汎用フェンダーミラー取り付け

まんま「中華」です。
発売元が違っても中身は同じです。
一番安い物を入手すればよいでしょう。

b.取り付け金具への工夫

●取り付け方法

汎用フェンダーミラー取り付け

この金具をボンネットに挟んでM5ビスで締め付け。
画像の上側がボンネット裏、下側がボンネット表。

ボンネット表側にビス痕がつくので「1.5㎜厚」の樹脂片を挟みます。

この樹脂片の効果をアルミ板で試してみると、

汎用フェンダーミラー取り付け

直接ビスを当てた方 ( ボンネット裏側 ) にはくっきりとビス痕。

汎用フェンダーミラー取り付け

しかし、樹脂片を挟んだ方 ( ボンネット表側 ) には傷がつきません。

汎用フェンダーミラー取り付け

●ボンネット表に当たる部分を平坦にする

ボンネット表に当たるのは「ビス+樹脂片」 ( 画像の樹脂片から下の部分 )

汎用フェンダーミラー取り付け

この二本のビスが「ボンネット表を押さえ付ける」ことが気になります。

ビスの出っ張りは3.5㎜程度。
この部分を平坦にして「面で押さえること」はできないでしょうか?

まず、この金具を取り外し

汎用フェンダーミラー取り付け

二つの爪を内側へ入れて押せば上側のカバーが外れます。

汎用フェンダーミラー取り付け

このM5ビスを外せばOK。
ビスは前側 ( 画像左側 ) が「首下10㎜」,後ろ側 ( 画像右側 ) が「首下7㎜」。

この2本のビスにワッシャをはめれば出っ張りが少なくなります。

①M5ワッシャ3枚」を入れると

汎用フェンダーミラー取り付け
汎用フェンダーミラー取り付け

出っ張りは「2山」程度。

②「M5ワッシャ2枚+M5スプリングワッシャ1枚」では

汎用フェンダーミラー取り付け

出っ張りは「1山出るかどうか」。

「どちらにするか」迷いましたが「②のギリギリ」では結合力が弱いと判断して①に。

汎用フェンダーミラー取り付け

そして、「1.5㎜厚の弾力性のない樹脂片」を「3.0㎜厚の弾力性のあるゴム片」に換える。
※10㎜×60㎜ ( 金具は内法10㎜×長さ56㎜ )
このゴム片が「2山程度」の出っ張りを吸収してくれるはず。

さらに、ボンネット裏側のM5ビスを1個追加して「3点留め」に。
※下穴4.2㎜φ,M5タップ

取付金具の構成はこうなりました。

汎用フェンダーミラー取り付け

※外側の「1.5㎜厚樹脂片」はボンネット裏側に当てても可。
しかし、ビスをボンネットに直接当てた方が強く固定できる。
ボンネット裏側は傷がついても構わないのでこの樹脂片は不要。

※下のアルミフラットバー ( 2㎜厚×10㎜×60㎜ ) は
ボンネット裏側に挟んで試したもの。

ボンネット表側は3㎜厚のゴム片、ボンネット裏側はアルミフラットバー。
これをボンネット裏側から3本のビスで押し付ける。
こうすればボンネットを「面と面で押さえる」ことになり取り付け力が強くなるのでは?

試してみるとアルミフラットバーが逃げて3本のビスで留められない。
このアルミフラットバーも不要。

●あとで修正

ミラーを取り付けて一日後に「ボンネット表側のゴム片」の状態を見ると

汎用フェンダーミラー取り付け

ゴム片が「2山程度の」ビスの出っ張りに押されて凸になっています。
「ゴム片が出っ張りを吸収して平坦になる」予測は外れ。

そこで、②の「M5ワッシャ2枚+M5スプリングワッシャ1枚+ねじロック」に変更。

●取り付け

汎用フェンダーミラー取り付け
汎用フェンダーミラー取り付け

ボンネット表側は3㎜厚の「平坦な」ゴム片。
ボンネット裏側はビス3本で「直接留め」。
「ビスでの点押さえ」と「弾力性のある3㎜厚のゴム板」で左右に少し動きます。
左右に全く動かないとボンネットが歪んでしまいます。

取付位置を調整したのであちらこちらにビス痕が残っています。

汎用フェンダーミラー取り付け

裏側ビスがボンネットにしっかりと食い付いている証拠です。

選任のための法律知識・

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