2024.9.27.69000㎞でクラッチ焼け。
「いつもの車屋さん」でクラッチ盤と関連部品交換。
交換後、「クラッチの遊びが変る」のに違和感。
エア抜き,フルード交換の途中でペダルに油圧がかからなくなり、
マスターシリンダーとクラッチレリーズ交換。
しかし、「まだクラッチの遊びが変る」。
「クラッチ経路は全て新しくなっている」のに…。
気にしすぎなのか、こんなものなのか。
原因不明。
同様の症状で困っている方の参考に。
また、この症状についての情報があればご連絡ください。
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1.クラッチ焼け
a.状況
56000㎞で入手のCBA-GH8。
クラッチが重いのでバクバク工房の内径拡大クラッチレリーズに交換 → こちら
そろそろ2年。
3000rpmからターボ効果を実感。
いつも「3000rpm以上」をキープ。
スタートダッシュでは6000rpmを。
ギヤはほとんど2速と3速、4速なんて使えない。
燃費は8.1~8.2㎞/L。
コーナーは「アクセルを踏んだ方が安定」。
まさに「オン・ザ・レール」。
コーナーで前方車との距離が一気に縮まる。
これがスバルの醍醐味。
通勤はなだらかなカーブとアップダウンが続く信号のない道を片道1時間。
カーブは70km/h以上で。
上り坂では「アクセルを踏んだ分だけ直線的に加速」。
今年の夏、パトカー追尾に気付かず「38km/hオーバー」で呼び止められる。
しかし、実際に計測できたのは「18km/hオーバー」らしく「減点1の12000円」。
すぐに「ユピテル・A1200a」を付ける。 → こちら
9月末、「いつもの道」に入ろうとしたときに「急に5000rpmに」。
しばらくしてボンネットから煙。
ロードサービスで「いつもの車屋さん」に。
クラッチデスク焼け。
クラッチOH必要。
修理上がりまで1か月。
保険のレンタカー特約でヤリス1.0とカローラツーリング1.8ハイブリッドを15日。
残りは「車屋さん」の代車でスイフト1.2のMT。
カローラハイブリッドの発進加速の良さ、スイフトのクラッチの軽さと軽い取り回しに驚き。
アッという間に1か月。
b.デスクとプレートの状態
「参考のために」ともらってきた「今までのデスクとプレート」。
車のクラッチを見のは初めて。
「乾式」なのを初めて知る。
◯デスク
・デスク厚:4.9㎜~5.0㎜
・デスク面が接合ピンの頭と同じくらいに摩耗している。
・デスク面の溝はなく平坦。
新品のデスクも見てみたい。
◯クラッチカバープレート
デスク厚は11㎜もある。
問題は平坦度。
これだけ擦れると要交換。
まあ、通常はセット交換だろうけど。
◯フライホイール
69000㎞でこの状態に。
クラッチ操作の上手下手で違うのだろう。
部分的な「当り」はクラッチデスクの摩耗の偏りによるものだろう。
それだけ伝達ロスも。
◯考察
このデスクとプレートを見て反省。
・シフトダウンで「逆G」を楽しんだらいけない。
・アクセルを踏むのはクラッチがつながってから。
・「ロケット発進だ!」と半クラッチで回転を上げてはいけない。
・狭い道のノロノロ運転は半クラッチではなく「スバルの苦手なアイドリング」で。
要するに「クラッチをいたわる乗り方」。
250や125のモトクロッサーと同じ扱いをしてはいけない。
それでは面白くないけど、オートバイのクラッチ交換のように自分ではできないから。
「リフトアップがあればいいんだけど…。」
c.交換部品
番号 | 部品名 | 個数 | 単価/個・L |
◯クラッチカバー,デスク,レリーズベアリング交換 | |||
1 | クラッチカバーAssy | 1 | 21700 |
2 | クラッチレリーズベアリング | 1 | 4050 |
3 | クラッチデスク | 1 | 28500 |
4 | クラッチパイロットベアリング ( ブッシュ ) | 1 | 720 |
5 | フライホイール | 1 | 56710 |
6 | レリーズレバー | 1 | 2344 |
7 | レリーズレバースプリング | 1 | 350 |
8 | ピボット | 1 | 831 |
◯フロントフロントディファレンシャルサイドシール交換 | |||
9 | オイルシール | 2 | 577 |
10 | Oリング | 2 | 200 |
11 | ギヤオイル | 3.3L | 1500 |
◯クランクシャフトリヤオイルシール交換 | |||
12 | リヤオイルシール | 1 | 1305 |
13 | セパレーターカバー | 1 | 2148 |
14 | ボルト | 6 | 50 |
15 | Oリング | 1 | 200 |
◯フロントロアボールジョイント・右・交換 | |||
16 | ロアボールジョイントAssy | 1 | 3500 |
部品合計 | 129163円 |
工賃と消費税を含めて254000円。
7万キロ弱だから「ちょっとクラッチダウンが早すぎた」よう。
「まあ以前の所有者が5.6万キロをどのように乗っていたかに関係するから」。
自分の乗り方の責任を回避。
d.「遊びが変る」?
ミードポイントとペダル遊びを好みに調整して「いつもの道」に復活。
パワーが10%くらいアップしている。
アクセルを踏み込んだときの伸びがある。
クラッチをつないだあとの「余裕」がある。
いつものコーナーが80km/h以上に。
同じ走り方をして車速が伸び、燃費が「8.3㎞/L」に。
さらに、クラッチの踏力が軽くなった。
しかし、「ペダルの遊び」が変ってくる。
「ちょうどよい」に調整して1時間程度走ると「これは少な過ぎるだろう」になる。
「ちょと大きいな」に調整して1時間走ると「ちょっと少ないな」になる。
特に暑い日はその差が顕著。
もっとも、走り出しはクラッチが切れ始めるまで「油圧の反発がなく」ペダルに抵抗がない。
走った後はクラッチが切れ始めるまでに「油圧の反発があり」ペダルに抵抗がある。
ペダルを踏むのに「抵抗がない」か「抵抗がある」の違いで、
「ペダルを踏み始めてからクラッチが切れ始めるまでの距離」は同じなのかもしれない。
「遊びが変る」と感じるのは感覚的なもので「実際は変わっていない」のかもしれない。
しかし、気になる。
素人は次のように考えた。
・走るとエンジンの熱でボンネット内の温度が上がる。
・気温が高いとさらに上がる。
↓
・クラッチライン ( マスターシリンダー~レリーズ ) のオイルが膨張する。
・エアが混ざっていると膨張率が高くなる。
↓
・まずは「エア抜き」から
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