遅ればせながらドライブレコーダーを取り付けました。
取り付けたのは BIGPOWER の MDR-CAM です。
配線は内装パネルを二枚外してコードを貼りつけるだけ。
あとは、前後カメラの取り付け位置を調整。
半日あれば充分です。
車は「アンダーパワー」の インプレッサ 1500 スポーツワゴン (1200㎏・100PS/5200rpm) です。
1.あおられたことはないけれど
車の運転は「周りに合わせて」います。
だから、「追い越し車線で後からパッシングされた」ことや、
「左側から前へ入られて急ブレーキをかけられた」ことはありません。
そのため、「ドライブレコーダーなんか必要ない」と思っていました。
しかし、「6カ月有効の楽天ポイント2.5万円」が還元されたので、安いものを世間並みに。
「お宝映像が撮影されること」に期待しています。
選んだのはあちらこちらのネットショップで評判の「 BIGPOWER の MDR-CAM」。
リヤカメラセットの国産で 7260円 です。 → こちら,取扱説明書
その他「国産のドライブレコーダー」は → こちら
2.カメラ位置を決める
●フロントカメラ
カメラの裏にモニターがあるタイプです。
取り付ける位置でまず思いつくのは「ルームミラーの前」。
理由は
・視界を遮らない。
・正面からの映像になる。
ルームミラーの前で「視界を遮らない」のは「左側」。
しかし、モニターのスイッチが右側にあるのでスイッチの操作がやりにくくなります。
もちろん、この位置でもスイッチ操作ができないわけではありません。
また、スイッチ操作は頻繁にするものではありません。
しかし、スイッチ操作が楽に越したことはありません。
そこで、
「ルームミラーの右側」に取り付けてみました。
しかし、ここでは「ルームミラーとカメラの干渉」が問題となります。
そのため、
〇ルームミラーの「いつも使っている位置」を確保する。
〇モニターに映し出される映像を適正位置にする。
〇できるだけカメラをルームミラーに隠して視界を遮らないする。
これらをクリアーするために微妙な位置調整を繰り返さなければなりません。
その結果は「三つを完全にクリアーする取り付け位置はなく、どれかを少し我慢しなければならない」こと。
また、「視界を遮るほどではない」が
「ルームミラーの付近にカメラが取り付けられていること」自体が少々うっとうしい。
そこで、フロントウインドの左上に取り付けることにしました。
ここならルームミラーは自由に動かせ、その付近はスッキリします。
カメラは運転席からの視界に入りますが、そのほとんどがセンターピラーに隠れます。
馴れれば「カメラが取り付けられていること」も気にならなくなるでしょう。
ただし、
映像が「正面からのもの」ではなく「左側からのもの」になります。
この点がマイナスとなりますが、
「トラブル発生時の映像」としての価値は充分にあると思われます。
また、助手席に座る人にはカメラの存在がうっとうしくなるでしょう。
モニターを消すことはできますが、顔の近くにカメラがあるので気になります。
これは馴れてもらうしかありません。
このようにカメラ別体タイプは取り付け位置の選定が難しくなります。
その点、ルームミラー式ならルームミラーとの干渉もないし、視界が妨げられることもありません。
ルームミラー式がお勧めです。 → こちら
なお、Wi_Fiドラレコというのがあります。→ こちら、
これはドラレコの映像をスマートフォンなどの端末で見られるものですが配線が不要になるわけではありません。
電源やリヤカメラの接続で配線が必要となります。
太陽電池で電源不要、リヤカメラとフロントカメラは無線で接続。電源やリヤカメラとの配線不要。
こんなドライブレコーダーがあれば便利なのですが。
カメラの向き調整は「前後」,「水平方向へ右回転左回転」,「垂直方向へ右回転左回転」の三方向。
接着は両面テープでくっつきます。
実際に走行してみてOKなら新しい両面テープでしっかりと接着した方がよいでしょう。
●リヤカメラ
カメラに干渉するものはありませんので真ん中に取り付ければOK。
上下の調整はできますが左右の調整はできません。
ただし、写真のように「取り付け部」を右にしないと(左にすると) 画像が逆さまになります。
2.配線
a.コードを貼りつける
配線はコードを「ワイヤーステッカー」で貼りつけていくだけ。
このステッカーは同じホームセンターでも「車用品売場」のは高く「電気配線売場」のは安くなっています。
10個で100円程度。
b.リヤゲートの配線
「はね上げリヤゲート」から室内への配線は既存のゴムキャップパイプを使います。
リヤカメラ接続端子を外してゴムパイプの中を通して室内に入れます。
ゴムパイプが曲がっているので結構苦労します。
今回はガラスモールの外側からゴムキャップパイプに入れましたが、
ガラスモールの内側からリヤゲートの中を通せばもっときれいに仕上がります。
ゴムキャップに切れ目を入れてコードを引き込みます。
c.リヤカメラコードの室内配線
ワイヤーステッカーの両面テープは内装パネルにしっかりとくっつきません。
また、外側に貼ると見栄えが悪くなります。
どうしても、内装パネルを外してその内側に貼りつけなければなりません。
まずは、リヤカメラのコードをフロントウインドウのフロントカメラまで。
後部左側の内装パネルを外します。
内装パネルはプラスチック突起で差し込まれているだけです。
取り付けネジがあればそれを外し、マイナスドライバーで隙間を作り指を入れて引っ張れば外れます。
「外す」というより「剥ぐ」感じです。
無理をすると取り付け突起の爪が欠けますが、「どこに爪があるか」は車種によって違います。
「爪が欠ける」のは覚悟してください。
少しくらい欠けても元通りにはまります。
プラスチックのピンは各サイズ汎用品が売られています。
センターピラーのパネルは上部を外すだけ。
ここはコードの通過点なので全部外す必要はありません。
また、コードが前まで送られるようなら外す必要はありません。
フロントピラーのパネルも外します。
リヤカメラコードの先 (フロントカメラ接続端子) を細いパイプにテープで貼りつけて、
後から前まで押し入れて通します。
行き止まったときは、ルーフ側に余裕 (空間) があるのでそちらへ向けます。
フロントピラーまで通ったら、ルーフ内装の隙間に入れてフロントカメラに接続します。
コードは7mくらい余りました。
束ねてルーフの中に押し込みます。
リヤカメラ接続端子は外れやすいので両側をワイヤーステッカーで留めます。
外れないように接続端子にテープを巻くとよいでしょう。
d.フロントカメラ配線
フロントカメラの配線は電源配線です。
フロントカメラからシガーライターまでの配線です。
右側がリヤカメラからの配線、左側が電源配線です。
フロントウインドのルーフ内装には隙間があるので、この二本のコードを押し込みます。
ルーフ内装に入る部分ところでコードをワイヤーステッカーで留めます。
あとはコードをフロントピラーに貼りつけてダッシュボードまで。
コードをダッシュボードの縁に沿って押し込み。
ダッシュボードの下からシガーソケットへ。
この配線は、ダッシュボードやコンソールボックスを外してやればスッキリするでしょう。
また、コンソールボックスの内側にあるシガーライター配線から電源を取ればもっとスッキリします。
このあたりはお好みで。
3.設定
まずは、日時を設定すれば「ドライブレコーダー本来の役割」は果たせます。
使いながら必要に応じて他の設定をすればよいでしょう。
今後、気付いた事があれば追記していきます。
付属の「かんたんマニュアル」では使い方が全く分かりません。
上記の取扱説明書(P12~P22)を印刷しておきましょう。
●録画停止ができない
日時設定をするためには MENU 画面にしなければなりません。
取説の説明は
「録画中、OKボタンで録画を停止し、MENUボタンでメニューを開きます」
しかし、OKボタンを押しても録画中の●点滅が消えない。
これは、なぜか「OKボタンを押したあとしばらくするとまた録画が開始される」からです。
OKボタンを押してすぐにMENUボタンを押せばメニューが開きます。
「録画中にOKボタンを押す → 録画がすっと停止する」と思っていたための苦労でした。
※以降、随時追記。
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特定小型原動機付自転車にも
アシスト自転車にも該当しません。