spnet保安-RMX・SJ13クランクケースの分解・組み立て-クランクケースの分割

RMX ・ SJ-13A 整備資料





2014.07.12   SJ13 クランクケースの分割 ( 練習 )


★注意★
以下の分解手順は最初の頃に書いたものです。
一番下に最新の分解手順が書いてあります。
本頁を一応呼んだ後にそれを見てください。




1.必要な工具


クランクケース分解・組立やベアリング引抜き・圧入に は “それ用”の工具が必要です。

必要なのは、回り留め,引抜き、挿入の工具です。

自作できそうですが、輸入工具なら安いので、買った方が時間節約になります。
今回準備したものです。
どの工具が必要でどの工具が不要かを説明します。

なお、購入した工具は、一流メーカー品ではなく安価なものですから、強度,精度,耐久性は期待できません。

入手先は streight ( ストレート )

商品到着がおそろしいほど早いです。
日曜日の13時にカード決済で注文、14時に発送連絡、翌月曜日に到着。

Amazon や モノタロウ と同じく到着時間帯指定はできません。
3240円以上送料無料です。

難点は 他社サイトのように 「欲しいものリスト ・ お気に入り 」 がないので、あらかじめ商品をリストアップできないこと。
暇なときに 「あっ、これいいなぁ!」と見つけても、いちいちデスクトップへショートカットを作らなければなりません。


なお、ペアリングの挿入には 「 叩く工具 」 しか見当たりませんでしたので自作しました。
これについては、ベアリング交換の頁で説明しています。


a.回り留め

・上が ユニバーサルホルダー と呼ばれているもの。
・下が クラッチホルダー と呼ばれているものです。
・クラッチ分解の回り留めにはトランスミッションギヤを入れて行います。
・しかし、このような工具があれば便利です。
・コンロッドを固定しても回り留めになります。

★ストレートの商品なら→ ユニバーサルホルダー   クラッチホルダー

★使用箇所: ユニバーサルホルダー→ジェネレーターローター
                     クラッチホルダー→クラッチハウジング、プライマリードライブギヤ
★必要度:あった方がよい


b.クランクケースセパレーター ( 引抜き・引き離し )


①ストレートの 19-508 

・b,b-2 を 引き抜く ( 引き離す ) ものに取り付けます。
・b,b-2 を e の腕にセット。
・c を e に取り付ける。 
・c の先端を引き離す相手に当てて、c をねじ込む。
・引き離す相手が押され、引き離すものが引っ張られて外れる。


★使用箇所:クランクケース左右
★必要度:必ず必要
★問題点:脚ボルト ( b-2 ) の強度不足。曲がります。しかし、汎用ボルトで代用できそう。
★お勧め度:大


     
c.ベアリングプーラー ( 引抜き )


①ストレートの 19-603 


このベアリングプーラーは止まり穴に取り付けられているベアリングを引き抜くためのものです。

開放穴に取り付けられているベアリングはソケットを当てて叩けば外れます。
しかし、止まり穴に取り付けられているベアリングはこれができないのでこのプーラーを使います。

ベアリング内輪のテーパー部にツバを引っかけてベアリングを引き抜くようになっています。

もちろん、開放穴に取り付けられているベアリングもこのプーラーで引き抜けます。
しかし、ソケットを当てて叩いた方が早くて簡単です。

クランクケースで止まり穴に取り付けられているベアリングは、カウンターシャフト左,シフトカム左、ハイキバルブガバナ左右,ウォーターポンプギヤです。
どれも通常は交換の必要がない小さいベアリングです。

・b ( チャック ) が ベアリングの内輪に引っかかります。
・a を b にねじ込むと b の 先が拡がり、b の ツバが内輪に引っかかります。
・より小さい内輪には a-2 ,b-2を使います。
・b を内輪に引っかけたら、a をc にセットして引き上げます。
・d-2 をヘキサで押さえて供回りを防ぎ、dナットを締め込んで引き上げます。
・b のツバ はベアリング内輪の面取り ( テーパー ) 部に引っかかります。
・そのため、行き止まりにセットしてあるベアリングも引き抜けます。
・②,③のベアリングのベアリング穴は行き止まりです。


★19-603 の欠点① チャックがギリギリ

このセットでは、チャック ( b,b-2 ) は、8㎜Φ,10㎜Φ,12㎜Φ,15㎜Φ,17㎜Φ,20㎜Φ,25㎜Φ です。
このセットでは、内径 8㎜Φ~25㎜+α Φのベアリングを抜き取ることができます。

クランクケース内のベアリングで一番内径が大きいのが、クランク左の 28㎜Φ。
28㎜Φの内輪を 25㎜Φのチャックで引っかけるには、25㎜Φチャックの先端を大きく拡げなければなりません。
なんとか引っかけることができますが、30㎜Φより大きくなると引っかけることはできません。

大きい径のチャックは別売されていません。

だから、このセットより、30㎜Φ,32㎜Φのチャックがセットされているベアリングプーラーをお勧めします。→→→ こちら  こちら
内径 28㎜Φのベアリングに 30㎜Φのチャックは使えませんが、「 より大きなベアリングにも使える 」 という安心感が得られます。

f  は チャックに スライディングハンマーを付けて 叩いて引き抜くときに使う部品です。
スライディングハンマーは別売です。

30㎜Φ,32㎜Φ チャックが含まれているプーラーセットには スライディングハンマーも付いていますから やはりこちらですね。


★19-603の欠点② ヤグラの脚の巾が狭い

クランクシャフト左 ( R・S型では左右 ) のベアリングは大きいので、ヤグラの脚がベアリング外輪ギリギリになります。
ベアリング引抜き中に脚がずれることもありますので、脚の位置に細心の注意が必要です。

また、ドライブシャフト左のベアリングはクランクシャフトのベアリングより小さいのですが、
プーラーの脚を置く場所が狭いのでベアリング外輪に当たってしまいます。
脚の内側を削ることが必要です。


★使用場所:止まり穴に入っているベアリング
★必要度:クランクシャフト、ドライブシャフトなど通り穴に入っているベアリングには不要。
★お勧め度:小


なお、プーラーで引っかけるにせよ ソケットを当てて叩くにせよ、ベアリングの内輪に力をかけた場合はベアリング精度が損なわれます。
ベアリングを再使用する場合はベアリング外輪に力をかけて外すしかありません。

もっとも、ベアリングの引っ掛かりや損傷はベアリングを取り付けたままでチェックできます。
ベアリングを外すときはベアリングを交換するときで再使用することはありません。
だから内輪に臆することなく力をかけて抜き取りましょう。


②ストレートの 19-615


クランクシャフトに残ったベアリングを外すのに入手しました。
※詳しい説明は→→→こちら

・セパレータープレートでベアリングを挟んで引き抜くようになっています。

・しかし、ベアリングがクランクシャフトに残った場合、
 フライホイールとベアリングの隙間は1㎜。
 この隙間にセパレータープレートを入れることはできません。

・食い込み部を削って食い込ませても、ボルトが短いのでベアリングをはさみつけることができません。

・「50~70㎜Φ対応」 といっても、
 それはベアリングの背後に充分な隙間があってベアリングを簡単にはさめる場合のことです。

・クランクシャフトに残ったベアリングを外すのにはまったく役に立ちません。

・★必要度:なし
・★お勧め度:なし



③ストレートの 19-625


大型のセパレータープレートです。
クランクシャフトに残ったベアリングを外すために入手しました。
※詳しい説明は→→→こちら

・プレートボルトが太くて長いので、ベアリングを強力にはさみつけても曲がることはありません。

・この大型セパレーターも、フライホイールとベアリングの間に差し込むためには食い込み部を削って広くすることが必要です。

・また、このセパレーターにセットする大型の二本爪プーラー( 150㎜以上  )が必要です。
 19-615のやぐらでは小さいので役に立ちません。

・しかし、クランクシャフトに残ったベアリングはこれで引き抜けます。

・なお、ベアリングにグラインダーで溝を付けて二本爪を引っかけて抜く方法もあります。


★必要度:不明
★お勧め度:中



d.ギヤプーラー ( 引抜き )


ストレートの 19-1128 です。

この工具はクランクケース分解,組立,ベアリング交換には必要ありません。

ギヤは簡単に外れます。
カウンターシャフトの 1st ギヤは しっかりとシャフトに圧入されていますが、ベアリングやオイルシール交換で このギヤを外す必要はありません。

今回は 右クランクベアリング損傷で 右クランクベアリングの内輪がクランクシャフトに貼りついたのでこの工具が必要になりました。

・三本爪 を 引き抜くものにセットするのに相当手こずります。
・二本爪の方が作業はしやすいでしょう。
・安いですから、両方揃えておきましょう。→二本爪75㎜  二本爪100㎜
・ベアリング内輪の溝は丸いので、爪が引っかかりません。
  グラインダーで削って爪を引っかけました。


★必要度:低
★お勧め度:150㎜以上の二本爪はあった方がよい


e.クランクシャフトインストーラー ( 挿入・引き入れ )


ストレートの 19-509 です。

クランクシャフトをクランクケースに引き込むのに使います。

・4600円の価値があるでしょうか? ・b がクランクシャフトはbでネジ留めされ、a で b を c に固定します。
・b は M12 ・ P1.25 ( 細目 ) 、b-2 は M10 ・ P1.25 ( 細目 ) です。
・c を e にセットし、d で c を引き上げて クランクシャフトを引き込みます。
・古いスタッドボルトが大活躍。

クランクシャフトは左側 ( ジェネレーター側 ) が♂ネジ / M12 ・ P1.25 ( 細目 ) 、右側 ( クラッチ側 ) が♀ネジ / M10 ・ P1.25 ( 細目 ) です。

この工具はクランクシャフト左側を左クランクケースに引き込む場合にはそのまま使えます。
しかし、右クランクシャフトを右クランクケースに引き込む場合は 右クランクシャフトと b-2 を 両ネジでつながなければなりません。

M10 ・ P1.25 ( 細目 )  の 短い両ネジボルト ?
ホームセンターにありますかねぇ?

心配ご無用。
シリンダーをクランクケースに留める四本のスタッドボルトがそれです。( 注. シリンダーヘッドを留めるスタッドボルトはM8 です。)→→→ こちら

このスタッドボルトは純正部品で 一本100円です。
クランクケース分割 ・ クランクベアリング交換をする場合は、注文部品の中にシリンダースタッドボルトを入れておきましょう。

★必要度:大 ( あった方が断然作業が楽 )
★お勧め度:大



4.クランクケース分割



a.分割手順

・右クランクケースカバーを外します。
・5種類 12本のボルトで留めてあります。
・右クランクのオイルシールが外れています。
・ベアリングも損傷しているようです。
・これならギヤオイルをシリンダーへ吸い込むはずです。
・付近から出てきたゴミです。
・バネはオイルシールのバネです。
・金属プレートはベアリングの玉押さえのようです。


・クラッチを分解します。回り留めはウエスを噛ませます。
・バネ押さえを外して、クラッチプレッシャーディスクを取り外します。
・ショックドライバーの先を8㎜ソケットに付け替えて使います。
・クランクケースカバーやクランクケースのボルトを緩めるのに重宝します。
・クラッチプレッシャーディスクのボルトも 8㎜です。
・二種類のクラッチプレートがくっついたり離れたりして力を伝えます。
・コルクの貼り付けてあるのが クラッチドライブプレート。
・アルミの方が クラッチドリブンプレート。


・外側がプライマリードリブンギヤ。
  コルクのクラッチドライブプレートと噛み合います。
・内側がクラッチスリーブハブ。
  アルミのクラッチドリブンプレートと噛み合います。
・ドライブプレートとドリブンプレートガくっつくと、外側と内側がつながります。
・スリーブハブを留めているナットにはロックワッシャが噛んでいます。
・ロックワッシャの爪を平らにしないとナットは外れません。
・このワッシャは使い捨てですので、部品注文を忘れないようにしましょう。
  09167-22021 ワッシャ  です。
・ここで、回り留めにクラッチホルダーを使います。


・クラッチスリーブハブのギザギザにクワガタのキバを噛ませます。 ・実際にはクランクケースを立てて、ホルダーを固定し
  『ウゥ~ン』と力をかけないと緩みません。
・左側のBがクラッチスリーブハブ。
・右側のAがプライマリードリブンギヤです。
・A のどこが “ギヤ” なのでしょうか?



・キックした力は、  ⑤→⑥→A⑦→①と伝わります。

・この場合はクラッチを介していませんが、
  クラッチがつながっているとトランスミッションまで回るので、
  クラッチを切る必要があります。

・⑥キックスターターアイドルギヤは
  ドライブシャフトにはまっていますが空回りするので、
  このギヤが回転してもドライブシャフトは回りません。

・⑧は①と噛み合い、廃棄バルブを作動させたり、
  ウォーターポンプとオイルポンプを作動させます。
・裏返すとギヤの意味が分かります。
・エンジンの力は①のプライマリードライブギやから出力されます。
・①は A②と噛み合い、エンジンの力はAに伝えられます。
・B③は④と噛み合っています。
・クラッチプレートがくっつくとAとBがつながり、Aの力はBと④に伝えられます。
・クラッチがつながると、①→A②→B③→④と力が伝わります。
・④に伝わった力はトランスミッションで変速されてドライブギヤへ出力されます。



・プライマリードライブギヤを外します。
・これを外さないとクランク軸をクランクケースから外すことができません。
・またクワガタの出番です。
・オイルシールの奥のベアリングは玉押さえが損傷し、玉も少なくなっていました。
  これならギヤオイルはドンドン吸い込まれていきます。
・不思議なことにクランクケースのどこにもベアリング玉はありませんでした。
・オイルシールは金属プレートの面が内側 ( 左側 ) になります。
・凹部が外側です。
・一般にオイルシールは平らな方が外側ですが逆になっています。


・マグネットカバーを取り外してローターとステータの取外しにかかります。
・ここでユニバーサルホルダー登場。
・ローターを押さえて、真ん中のナットを外します。
  ,ネジロック使用なのでエアーホットガンで解除します。
・ローターは簡単には外れません。
・クランクケースセパレーターで力任せ。突然ゴロッと外れます。
  コツはプーラーを回すレンチが固くなったときに、
 プラスチックハンマーでローターの溝下方向から軽くたたくこと。→→→こちら


なお、ローターを取り付ける場合は、ボルトにネジロック剤+ 900~1000㎏・㎝ です。

   
★注意

・セパレーターのネジをローターにねじ込むのですが…。
・ネジというと 「 最後まで締める 」 のが普通。その方がしっかり留まります。
・『 これ以上締まらないところまでしっかりねじ込もう。』
・しかし、ローターの下はステータ ( コイル ) です。
・ネジを最後まで締め込むとネジの先がコイルに当たります。
・当然、コイルが損傷します。
・矢印の部分を損傷してしまいました。
・ステータ中心のクランク軸穴の外側からコイルまでは20㎜。
  ローター中心のクランク軸穴の外側からセパレータネジの外側までが 23㎜。
  セパレーターネジが 3㎜だけコイルにかかります。

★セパレーターネジは一杯に締め込まないで、ローターが軽く回るくらいで止める。( 一杯に締め込むとネジがステータに当たりローターが動かない )
   ネジを途中で止めても、最後まで一杯に締め込んでもネジがローターと噛み合っている長さは同じ。 


・ステータは矢印の二本のネジでクランクケースに留められています。
・このネジはショックドライバーの短いビットでは外すことができません。
・コイルを外してからショックドライバーを使います。
・これがステータとなります。
・エンジンから出ているカプラー線はここから出ていたのですネ。
・ジェネレーター ( ローターとステータ ) を取り外したのは、
  これを取り外さないと
  左右のクランクケースを留めている小ボルトが外せないから。



・右クランクベアリング損傷でこのままクランクは外れました。

・クランクケースセパレーターで同様に行えるでしょう。

・本番のRMX③クランクケース分解のときに写真を撮ります。
・クランクケースを留めている 4種類・13本の小ボルトを外して、
  クランク軸を押し下げて、左クランクケースを引き剥がします。
・ローターの取外しと違ってそれほど力は要りません。
・前 ( クランク軸の方 ) が先に開き、後 ( ドライブシャフトの方 ) が渋ります。
・プラスチックハンマーでコツコツと叩いたり、クランクケースを元に戻したり。
・最終的にはマイナスドライバーでコジましょう。ガスケットに注意して。



b.何を外せばいいのか


クランクケースはクランク軸とケース小ボルト で留められているだけです。

左クランクケースで外さなければならないのは、クランクケースを留めている小ボルトと クランク軸に留められているローター 。
そして、クランクケース小ボルトの何本かを隠しているステータ。

では、右クランクケースからは何を取り外せばよいのでしょう。
右クランクケースにはいろいろなものが取り付けてあります。

絶対に外さなければならないのは、クランク軸についているプライマリードライブギヤ。

このプライマリードライブギやを外すためにはクラッチ 部分を外さなければなりません。

だから、右側から外さなければならないのは、クラッチとプライマリードライブギヤだけ。

ドライブシャフト右端に付いているキックスタータアイドルギヤや シフトカムをクランクケースに留めているギヤシフトドリブンギヤを外す必要はありません。
※写真ではキックスタータアイドルギヤを外したので、ドライブシャフトが左クランクケースにくっついて外れましたが、
   アイドルギヤを外さなければドライブシャフトが右クランクケースにくっついて外れるだけです。
※ギヤシフトドリブンギヤを外すと、シフトカムEが左クランクケースにくっついて外れるだけです。


しかし、余計なものがくっついているとクランクケース分割作業のじゃまになります。
ベアリング抜き取りや挿入のときにはクランクケースに何も付いていない方がやりやすいに決まっています。

だから、外せるものはぜんぶ外した方がよいでしょう。

ギヤシフトシャフト、キックスタータ、キックスタータアイドルギヤ、排気バルブギヤ全部外しましょう。

ギヤシフトドリブンギヤを外すと、中の小さい部品がバラけて組み直すのに苦労しますが、トランスミッションを組み直すときに外さなければなりません。
※写真のEを取り付けたまま、トランスミッションを組み直すことはできません。→→→ トランスミッションの組立手順

結局、「 何を外せばよいのか 」 の答えは 「 外せるものは全部外しましょう 」 となります。

クランクケースに付いているギヤはバラバラになりますので、次項の 「 トランスミッションの組立 」 を完全マスターしておかなければなりません。



c.ボルト位置


ボルトで留めるときは、ボルトを長さで分けておいてからボルト穴に入れていきましょう。

練習で分解と組み立てを何度もやるときは、次の画像を印刷しておくと便利です。

  ボルトは5種類 12本。

  a:一番短い ( 首下 30㎜ )×5本 
      ①,③,④,⑥,⑦

  b:二番目に短い ( 首下40㎜ )×1本 
      ⑤

  c:三番目に短い ( 首下45㎜ )×1本 
      ⑩

  d:二番目に長い ( 首下 55㎜)×3本 
     ②,⑧,⑨

  e:一番長い ( 首下85㎜ )×2本 
      ⑪,⑫ 



  ボルトは 4種類 13本

  a:一番短い ( 首下40㎜ )×5本 
     ①,②,⑤,⑫,⑬

  b:二番目に短い ( 首下50㎜ )×5本
     ⑥,⑦,⑨,⑨,⑪

  c:二番目に長い ( 首下55㎜ )×2本 
      ④,⑩

  d:一番長い ( 首下60㎜ )×1本 
      ③ 


             


クランクケース分解手順(経験者用)


★取り外したパーツは関係するものをまとめて「チャック付きポリ袋」に入れておくこと。
★組み立てるときには構成部品が全部揃っているか確認すること。
★以前の状態の情報収集のために分解状況をデジカメに撮っておくこと
★ネジロック使用部分は緩める前にホットガンでロック解除をすること。(150℃必要)
※写真は使い回しです。内部の汚いものはクランクシャフト右オイルシールの逆組みで赤錆地獄となっていたエンジン⑥です。
※分解未経験の方はリンクの部分を全て読んでください。


1.クラッチカバー・クラッチを取り外す

 12本のボルト取り外し。
 長さが違うのでまとめて袋に入れておく。

 まずはクラッチ取り外し。


 ウエスで回り止めをして、
 スプリングボルトを緩め、
プレッシャデスク、スプリング、デスクを取り外し。。
  ロックワッシャを平らにする。  スリーブハブに回り止めをしてナットを緩める。

※クラッチ構成部品については→→→こちら
※ジャダースプリングについては→→→こちら
※クラッチベアリングのN(22.0㎜)とRS(21.8㎜)の互換性については→→→こちら
※プライマリードリブンギヤの爪段差修正については→→→こちら


2.クラッチ室の部品を全て取り外す。


a.シフトカムとプライマリードライブギヤ以外

 a : 排気バルブガバナ→※働き
 b : キックスタータ
 c : キックスタータアイドルギヤ
 d : ギヤシフトシャフト
 e : シフトカム
 f : プライマリードライブギヤ
 aの排気バルブガバナは抜くだけです。
 ※排気バルブガバナについて→→→こちら


 bのキックスタータギヤも差し込まれているバネを抜けば
 簡単に外せます。
 一番内側にワッシャがあるのでお忘れなく。
 cのキックスタータアイドルギヤはサークリップ留めです。
 サークリップは異端でなくても常にNEWを。
 dのギヤシフトシャフトは抜くだけ。お


b.シフトカムの取り外し

・ 印の皿ネジにはネジロックが塗ってあるので解除
 ・できるだけショックドライバーを使いましょう。
の部分を右手の親指と人指し指の爪で挟んで、
     上へ抜く。
・皿ネジサイズはM6×30とM6×15
・このピンにもネジロックが塗ってあるので解除。
・取り外しにはM12のディープソケットが必要。
・ピンが外れたらシフトカムストッパプレートを外す。
 
・シフトカムストッパを外す。
・ここにはネジロックは塗られていない。
・小さなワッシャがあるのでお忘れなく。
・シフトカムについては→→→こちら


c.プライマリードライブギヤの取り外し


3.ジェネレーターを取り外す















つづく

2011.02.26  久しぶりにオートバイのエンジンをかけました。

2011.05.28 RMXその後-1

2011.07.01  RMXこの後-公道復活作戦開始

2011.07.09 RMX公道復帰のために-その①

2011.07.14 RMX公道復帰のために-その②

2011.07.20 RMX公道復帰のために-その③

2011.07.25 RMX公道復帰のために-その④  RMX走る

2011.08.05 RMX公道復帰のために-その⑤  完了

2011.08.12  RMXのダートデビューに向けて-その①

2011.08.17  RMXのダートデビューに向けて-その②

2011.09.18  RMXに一個100円の中古部品を三個取り付ける

2011.12.10  RMX 初めての峠

2011.12.21  RMX 高回転不調対策  ①電子部品の抵抗値測定

2011.12.26  RMX 高回転不調対策  ②メインジェットの変更

2012.01.01  RMX キャブレター調整入門  ①プラグ状態判定法

2012.01.04  RMX キャブレター調整入門  ②プラグ状態判定法追加 ・ エァスクリュー調整

2012.01.18  RMX キャブレター調整入門  ③再度のスロー調整 と スポーク交換も

2012.02.18  RMX が “ なで肩 ” に - 素人がやるホイールのセンター出し

2012.02.20   “ RMX + IRC-GP 210 ” 峠でウォーミングアップ

2012.03.08   RMX エンジントラブル検証・エンジン内部状況

2013.01.04  エンジン移植用 RMX 入手てんまつ

2013.02.16  RMX この頃 - 新品ピストンを組む

2013.03.02 RMX 最後の試行 - クランクケース②を組む

2013.03.18 分離給油・RMX 発進

2014.05.01  スロージェット取外しにエキストラクターを使ってみたが…

2014.05.25   SJ13 中古エンジン検証 ・ 前編 /スタッドボルトの交換

2014.05.31  SJ13 中古エンジン検証 ・ 後編 / エンジン始動

SJ13 クランクケースの分解と組み立て(小目次)



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