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2.あんこ抜き「スポンジ整形」
a.ボロボロと剥がれるスポンジ
スポンジは内部になるほど粗くなります。
少し力を入れただけで「ボロボロと剥がれて」くぼみができます。
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この穴を「セメダインスーパーX・透明」で埋めます。 → こちら
穴の部分に広く厚く塗布し、てポリ袋 ( ポリエチレン ) を当てて梱包用フィルムで押さえ付け。
ポリエチレンを当てないと梱包用フィルムにくっついてしまいます。
しかし、これだけでは
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小さい凹凸は平坦にできますが
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大きくて深いくぼみは埋められません。
b.詰め物が必要
大きい穴には詰め物が必要です。
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あとで使う「滑り止めシート」を小さく切って穴に詰め、
この上からセメダインスーパーXを充填します。
ポリエチレンを当てて梱包用フィルムを巻いて押さえるのは同じ。
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しっかりと穴埋めされます。
このときに「ポリ袋をそのまま当てる」のではなく、
「ポリ袋を小さく切ってしっかりと当て、充填部分を整形する」ことが必要です。
充填部付近で接着剤が盛り上がっているところも押し延ばして平坦にします。
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この「ひと手間」を加えると、きれいに穴埋めされます。
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セメダインスーパーXの塗布でシートの角もしっかりとコーティングされます。
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「シート巾が広いままですよ…。」
c.滑り止めによる下張り
スポンジを削った場合には滑り止めシートで下張りをします。
あちらこちらのサイトで紹介されている「表皮を張り易くするため」の「滑る下張り」ではありません。
「表皮を滑らさないため」の下張りです。
その目的は
・スポンジを締め付けてしっかりとさせる。
硬いスポンジ表皮を削り取っているのでスポンジが弱くなっているからです。
・スポンジ表面にできた凸凹を表皮面に出ないようにする。
表皮だけではスポンジ面の凸凹がそのまま出るからです。
スポンジを削らない場合はこの下張りは必要ありません。
「滑る下張り」がなくても「伸びる表皮」を使わなくても「しわと弛み」は取れます。
※基本編での滑り止めシートの記事 → こちら
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下張りは削った部分を覆えばOK。
「しわ伸ばし」は表皮張りと同じ要領で。
※しわ伸ばしのやりかた ( 基本編 ) → その①,その②
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「しわと弛み」をとったら「6㎜針」でタッカー打ち。
この上から表皮を「8㎜針」でタッカー打ちするので針間隔は粗く。
※タッカーについて ( 基本編 ) → こちら
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素材が網目で腰がないためにどうしても「しわと弛み」が残ります。
押し延ばしをし過ぎると網目が切れてしまいます。
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滑り止めシートに「しわや弛み」があっても、表皮を上から押し付けるので消えてしまいます。
次は「表皮張り」です。
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※トライクの法的取り扱い