●必要なブレーキホース
●ブレーキホース入手
●取り付けとエア抜き
●ABS警告灯の点灯
5.ABS警告灯の点灯
a.「異状のあるとき」に点灯する

今まで全く気にしなかった。
「ああ、ABSが作動しているのだな、TC(トラクションコントロール)も。」。
しかし、ABSもTCも「異状があるときに点灯する。異常なしであれば点灯しない。」。
えっ?
「異状のあるときは点滅じゃないの?」
1990年代のキャブレター車にばかり乗ってきた者には「現代の常識」は通用しない。
「そう言えば、車のABSランプは点灯していないよなぁ…。」
「このABSとTCランプは今までは消えていたのかなぁ…。」と覚えがない。
それはともあれ、
メーターパネルは「ABSとTCに異常がありますよ。現在は作動していませんよ。」とお知らせ。
新しく行ったことはABSユニットからホースを外して取り替えたこと。
だから、「何かの作業を抜かしている」ことになる。
b.考えられる原因
●ABSユニットのエア抜き
一番の不安がこれ。
しかし、KTMのABSユニットは「実際に作動したときだけ回路が開き、作動していないときは閉じているので、エア抜きでオイルを循環させてもABSユニットにエアが入っていくことはない」とのこと。→こちら
リペアマニュアルにもABSのエア抜きについては特に記載されていない。
リペアマニュアルには通常の「マスター → キャリパ」へのエア抜きだけしか書かれていない。
ただ、「ブレーキシステムのエア抜き」として「診断機の指示に従う」という部分がある。
ABSユニット弁の強制開放をして行わなければならない場合もあるのかもしれない。
それとも、OBD診断機でのリセット(警告灯のOFF)のことだろうか。
ブレーキラインにエアが入ればペダル操作が一定にならない。
そんなことはないから「ABSユニットのエア抜きは原因ではない」として作業をすすめる。
(そう言えば一番最初にペダルがパンパンになったなあ…。)
●ヒューズ
ヒューズが切れていたらABSランプが点灯しないだろうけど確認のため。
ABSのヒューズはダンデムシート下と右側サイドプレートのヒューズボックスの2カ所。

このヒューズカバーが外しにくいので、ヒューズケースごと抜いてしまうと楽。

前(青)15Aと後(黄)25A。
断線なし。
次はヒューズボックス内のヒューズ。

「№9の10AがABSのヒューズ」ということだがリペアマニュアルの写真と上下が逆になっている。
10Aのヒューズを全部チェック。
断線なし。
●リコール部分のチェック
KTM690デュークはABSユニットの故障でリコールがなされている。
メインハーネスとABSユニットが擦れてABSユニットに電流が流れ故障するらしい。
2011.11.04~2018.05.30製造車。(4型と5型か)。→こちら
ABSユニットとメインハーネスの擦れをチェック。
異状なし。

●バッテリーによるリセット
まずはバッテリーのマイナス端子を外して1日。
「バッテリー充電不足でもABSランプは点灯する」とのことで補充電。
「フル充電・13.5V」で当然のごとく「変化なし」。
●パルスコード交換
バルスコードが損傷していたので「それが悪化した」か?
中古のパルスコードを入手。

フロントとリヤは同じもの。(写真左側のクリップが付いているのがリヤ用)
ともに「0-235-114-254」

パイピングは
・クランクケース後から2本のブレーキホースの下に潜る。(ここでブレーキホースの一本にクリップ留め)
↓
・上に上がる。途中フレームにタイラップ留め。
↓
・2本の太いホースの下を通る。
↓
・メインハーネスの下にタイラップ留め。

カプラーは○印でオスカプラー(右側)の爪が引っ掛かっている。
「↑」を押して抜く。
再度バッテリーのマイナス端子を外したあとABSチェック。
もう期待していない。
当然「変化なし」。
パルスコードは「センサーとカプラー接続をしただけ」なので、今までのものを使用することにした。
●OBD診断機による警告灯OFF
ここまで来たら残っているのは「OBD診断機」による警告灯OFF。
問題は「どの診断機を使う」か。
・警告灯OFFだけならケイタイ連動のもので充分(2000円~8000円)→こちら ,
こちら
・ABSエア抜きやインジェクション設定などをやろうとすると「そこそこ」のもの(30000円~50000円)→ こちら ,
こちら ,
こちら ,
こちら (ただし、KTM に対応しているかどうか不明)
KTM用の診断機 が一番よい。
・OBDSTAR iScan KTM HUSQVARNA → こちら , こちら
・専用ツールでは「診断用タブレット」 00029XC2001 →こちら(売り切れでなくても高すぎる)
googleでAIに質問すると
一般的に行われているのが、
・アプリ:TuneECU(サブスクリプション・25ユーロ / 年)
・OBDドングル(通信アダプター):OBDLink MX+ ,OBDLink LX → こちら
・モニター:Androidスマートフォン / タブレット
また、
・車用の診断機は二輪車に使えない。使うのなら二輪用(LAUNCH CRP129MT,MTpro)→こちら
※690デューク・5型に対応しているかどうか不明。
そして、ネット情報では
・単にエラーコードの消去だけなら TuneECU でなくてもよい。(carscaner / 無料)
・OBDドングルで「安いもの」はお勧めできない(carscaner)。→こちら
以上より、
・TuneECUは必要なときに入手。(1年のサブスクなので必要ないのに入手しても無意味)
・KTM用の診断機は高いのでパス。
・「OBDドングル+ケイタイ+carscaner」で「まずABSエラーのキャンセル」をする。
・それでダメなら「TuneECU」でABSエア抜きをする。
↓
・OBDLink MX+( こちら ) と 接続コード(
こちら )を注文した。
※OBDLink MX+ については「もっと安いサイト」があるので探すこと。
★商品到着・作業後に追記
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電動トライクです。
シニアカーの代わりに。
孫には こちら
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